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「KINGS」30分de一巻 Vol-11

2016年11月13日 | Good News
ソロモンの死後、イスラエルは北南に二つに分裂し(BC922)、約200年間続いた北イスラエル王国は、アッシリアによって崩壊(BC722)する迄、19人の王が登場し、北王国より約150年間長く続いた南ユダ王国は、バビロンによって崩壊(BC586)する迄、20人の王が登場した。北王国には良い王は一人もいなかったが、南王国には8人の賢王(アサ、ヨシャパテ、ヨアシュ、アマツヤ、ウジヤ、ヨタム、ヒゼキア、ヨシア)がいた。本書は、イスラエル王国全盛期から崩壊へと至る、約400年間(BC1000〜600)の神の恵みと裁きの歴史である。

南王国では王が変わっても王朝自体が変わる事はなかったが、北王国は、新しい王朝が現れる度に、古い王朝は完全に根絶やしされた。そのような状況下に神から派遣されたのが、エリアを始めとする預言者達である。彼らは時の権力者に対し、「 人間による国家の私物化は必ず崩壊を招く!」と警告を発し続けた。

この約400年の間に、サウルから数えて南北合わせ実に42人の王が登場したが、イスラエル国家のリーダーは、あくまでヤハウェの神であり、人間の王は神の代理人に過ぎず、イスラエルの王は人が選ぶのではなく神が選ぶ。その模範となるモデルがダビデであり、その後を継いだソロモンはイスラエル史上最高の黄金時代をつくった王である。

ある日、ソロモンの礼拝を喜ばれた神が、「 お前が願うものを何でも与えよう」と言われた。そこでソロモンが願ったのは、地位でもお金でもなく、知恵だった。「私はあなたの民を正しく治めることが出来ないような取るに足らない者ですから知恵をください」このソロモンの願いを神は喜ばれた。つまり、彼の富も名声も、彼に与えられた知恵の副産物であった。また、伝道の書、雅歌、箴言の作者でもあるソロモンは、この世のあらゆる究極を経験した人物であった。

しかし、彼の黄金期はそんなに長くは続かなかった。ソロモンの偶像礼拝によって"とこしえ”だったはずの契約が二代限りで終わってしまったのだ。ソロモンの失敗の原因は大きく3つある。

彼は二代目であり、さほど苦労せずに王になった。

彼が建てた王宮は、神との約束でも、民の要求に応えたものではなく、その建設と維持のために、膨大な税金と強制労働が費やされた。彼は民に仕えたのではなく、民に仕えさせた。

彼は主を信じ礼拝していたが、同時に他の神々をも拝んだ。

これらのソロモンの背信によって、ダビデ契約が破棄されてしまったのである。

これらのことを教え、勧めなさい。異なる教えを説き、わたしたちの主イエス・キリストの健全な言葉にも、信心に基づく教えにも従わない者がいれば、その者は高慢で、何も分からず、議論や口論に病みつきになっています。そこから、ねたみ、争い、中傷、邪推、絶え間ない言い争いが生じるのです。これらは、精神が腐り、真理に背を向け、信心を利得の道と考える者の間で起こるものです。もっとも、信心は、満ち足りることを知る者には、大きな利得の道です。なぜならば、わたしたちは、何も持たずに世に生まれ、世を去るときは何も持って行くことができないからです。(1テモテ6:2-7)

エリアが登場したのは、北王国の中でも最悪の王の一人、アハブ王の治世であった。当時のイスラエルでは公然とバアル礼拝が行われるようになっており、エリヤはそれを滅ぼすために一人で850人の偽預言者を相手に勝利した。彼が聖書に登場する数ある預言者の中でも、ひときわ特異な存在である。その理由は・・

死を見ないで天にあげられた
イエスの十字架の前に変貌山でモーセと共に現れた
メシヤ再臨の前にもう一度地上に現われる

見よ、 私は大いなる恐るべき主の日が来る前に預言者エリヤをあなた達に遣わす。(マラキ3:23)

この預言にあるように、ユダヤ人たちは終末の日に、ユダヤ人の救いのためにエリアが現れると今でも信じている。どのような形でエリアが現れるのか?私達には分からないが、一つだけ分かる事は、変防山で死んだはずのモーセと、天に上げられたエリヤが現れ、また終末の時にエリヤが登場する・・ということは、人間は死んで終わりではないということである。私達は、与えられた復活の特権を覚えて感謝すべきである。ハレルヤ




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9 コメント

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更なる神様の祝福を受けるために (MImita)
2016-11-13 09:25:29
今日のメッセージで心に残ったことは、イスラエル王国の黄金期は60~70年であったこと。ダビデ契約から数えると、30年ぐらい!? ダビデの子孫に王家は受け継がれていきますが、平和で幸せの王国とはかけ離れていました。その原因は、ソロモンが晩年に犯してしまった“偶像崇拝”。ソロモンは、ヤーウェの神様を礼拝していましたが、同時にたくさんの異国の奥さんたちが神とするものも礼拝していました。

私たちの毎日も、神様以外のことで、神様以上に心や時間を費やしていないでしょうか?全てのことは神様から与えられているのですから、神様をないがしろにしてはいけません。神様は一つ一つのことに対して、私たちがどのような態度で臨んでいるかを見守っておられます。「神様を第一、神様が一番!」として、毎日、与えられているものを感謝して生活していきましょう!
本当の信仰 (Kent)
2016-11-21 21:51:43
今回のメッセージを聞いて自分の信仰を見つめ直したいと思いました。ソロモンは神様からとても用いられた王でしたが、彼は晩年、他の神々(偶像)をも礼拝してしまいました。ソロモンは神様との約束を破ってしまい、それによってイスラエルに不幸がもたらされました。田中先生が言われたように、これは決して人事ではありません。イエス様を自分の人生の第一として、これからも信仰を持って歩んで行きたいです。
真の統治者 (Mu)
2016-11-27 22:38:50
『 Kings 』では、イスラエル黄金期に栄華を誇った王、ソロモンと、預言者の代表とされ、変貌山でイエス様ともまみえたエリヤを取り上げてメッセージをいただきました。

聖書には、多くの預言者が登場します。それは、単に時間軸で見る歴史だけではなく、神様からの言葉を預かる預言者たちの歴史観、つまり神様の視点での時の流れ(カイロス)を知るためです。このメッセージを聞いたのは、アメリカ大統領選が決着してすぐのことでした。世間やメディアの反応では、結果は思いがけない展開だったようですが、42名もの人間の王が支配した南北イスラエル王朝期、多くがとんでもない悪王であり、神様に背く政治を続け、そのためイスラエルは滅亡への一途を辿りました。しかしその背後には、真の統治者である神様がいらっしゃいます。それは現代アメリカも日本も同じはずです。王や施政者は人間によって選ばれているようですが、実は神様によってその選びは許されていることです。

だからこそ、悪王の下であってもエリヤ他、預言者は国のために祈り、施政者のために執り成し続けました。私たちは、アメリカのため、そして日本のために祈っていくことが必要です。現代を生きるクリスチャンとしての責務です。この時期にこのメッセージであったことも、神様の導きに思いました。ありがとうございました。
神の導き (Takashi)
2016-12-11 12:50:26
あれほどの王であるソロモンが神を前に置かずに
自分を前に出してしまった。(自分の十字架をしょわずにいた)
そこに失敗があり、神の御心と自分の思いの区別が出来なくなってしまう。
昨今のクリスチャンでもそのような状況が多くある。
神の思いではなく、自分の思いが入り込んだ働きが多い。
神に喜ばれていたソロモンでさえあのように神から離れてしまうのだから、
特に我々はそのようなもの以下であるから、
日々の祈りと、我々に対する神の働き無しに歩むことは決してあってはならない。
礼拝の大切さ (Yuka)
2017-01-09 12:34:37
イスラエルの歴史の中で、最も栄華を極めたソロモン王。 正直、彼は色々飛び抜け過ぎていて、果たして現代の私達に適応出来るのだろうか?と思っていた。しかし、礼拝もするけど仕事や家庭の事情が有ると礼拝が出来ないと言う、私が陥りやすい罪がこのソロモンと同じ罪と同じ罪であったことに気付かされた。現代に生きる私達にとっては、365日・24時間が聖日なのだから、「心から礼拝したい!」と思えば、礼拝はいつでも出来るのである。 私達クリスチャンは、礼拝するからクリスチャンであり得るのだ。それに、礼拝していないと、「これ位なら・・」と、簡単に罪を犯すようになってしまう。 クリスチャンがクリスチャンである為にも、特定の場師・特定の時間でなければ礼拝出来ない!と言った固定観念を捨て、自由に、そして喜びをもって常に神様を礼拝していこう!
正直に自分の優先順位を確認せよ (えんぢぇる)
2017-01-10 09:28:52
私たちの問題は、ダビデ、ソロモン、そしてこの後に出て来るヒゼキアの晩年における失敗に対して、どこか他人事でいることです。彼らほどの信仰者はそうめったにいるものではありません。彼らは信仰を捨てた訳ではなく、礼拝も行なっていたのです。だけど、そこに信仰以外のものを持って来てしまった。それが彼らの問題でした。ましてや、私達の場合をや? お金?、仕事?、人間?、自分の主義主張?、それとも感情ですか・・?しかし、信仰がなければ、決して神に喜ばれることはないのです。
ソロモンと私 (奈都)
2017-02-16 12:20:00
ソロモンは、神に愛された王でした。
そして彼は、父ダビデ王も許可されなかった
神殿建設を神から受諾しました。
素晴らしい神殿の様子が、聖書にも細かく記されています。

しかし彼は、神殿よりもっと壮麗な
宮殿を、自分の為に建てています。

それから内外より、千人を越す女性を集め
ハーレムを作り、そこから異国の神を拝む
偶像礼拝が始まります。

彼は、この世のあらゆる快楽を味わい
その結果

全ては空の空であると、告白します。


私は神から愛されて、神を信仰する者となりました。これは神の許可が無ければ、出来ません。つまり聖霊に、よるものです。
しかし神の宮、すなわち信仰より
自分の宮殿(自我やそれに伴う欲求)が
信仰を凌駕してないでしょうか?

他の神を礼拝してないでしょうか?

聖書は過去を書き記しつつ、現在進行形で
私達に問いかけています。
KINGS Vol-11 のレポート (伊東孝文)
2017-06-05 06:58:09
主を賛美します。メッセージ、ありがとうございます。KINGS Vol-11 のレポートです。

ソロモンの事が気になります。ダビデとは違う環境で王になったソロモン。父ダビデのことは少しは見ていたはずのソロモンの事が気になります。神殿建設着手してからの頃から少しづつ変わって来ていたのかも知れないと思います。

バテ・シェバの(二番目)子供でもあることはなんと不思議な事だろうと思います。全ては神の御手の中。全ては、摂理のなかと思わされています。人間、心地よい環境下では、神以外のインパクトのあることに気を惹かれると、元来忘れやすい性質のためか神様の事を忘れてしまうようです。

それも持続してあると。この事は、私達キリスト者にとって大きな警告と思います。オランダでヨーロッパで祝福を大いに受けた、メノナイト教団を思い出しました。そして、ヘンリーグルーバー先生が言われた「キリスト者が気を付けなければならないのは、物質的繫栄だ。」と言う事も思い出しました。心しなくては、ならないと思います。

日本では、社会的に恵まれていても最初の頃の事を忘れてはならないと、貧しかったころの生活をそのまま続ける方が幾人もいて私達の参考になっている事は感謝な事と思います。

神殿建設(主がお許しになった事)、宮殿建設・・・、これだけの事業をすれば、国内的に多くの問題を抱える事になっていたのですね。この事が次のヤロブアムの時に解決出来づに噴出して北と南に分かれてしまったのですね。

彼の場合、本当に必要なものは僅かだったのに膨大な不要のものを取り込んで無駄な時間を費やしてしまったことが良く分かりました。今の私でもありますね。もう一度荷解きのついでにまた不要なものを捨てます。身を軽くします。

キリスト者も伝道と言うはたらきを見るときこの事が当てはまるように思います。真にその方のために、イエス様をお伝えしているのか、自分のためが入っていないかを吟味しなくてはと思いました。主の御心であるかと。

アハブの時。主は肝心なところでは、御手を伸ばして助けて下さいました。エリヤをお遣わしになり救ってくださいました。それでも、多くの民は悔い改めませんでした。後を、主に立ち返るための働きをする者がいなかったことと思います。エリヤほどの者が怯えてしまった事は、サタンの力は人間ではかなわない事を示していると思います。

いつも主にすがることが必須と思わされています。時として忘れますが。いつも主の平安の内に住み、そこから此の世を見続ける事の大切さを思わされています。22章のアハブの事は興味深くあります。悔い改め赦された後、彼はまた驕り高ぶったのでしょうね。

惑わす霊はサウルの時も出ていましたね。高ぶり傲慢になった事は神様にとって悪い事なのですね。人間を神より上にした事となるからでしょう。ヘロデも。

神様の平安の中に住み続け、いつも喜んで絶えず祈りどんなことでも感謝し続けます。田中先生の労に感謝します。次のKINGS 2をお送りくださいませ。

イエス様の名がたかくあがめられますように。
神の導き追記 (Takashi)
2017-12-24 11:09:39
あれほど神によしとされていたソロモンが神殿よりも王宮に時間とお金をかけ建設したところから、
心の中の神の存在より自分の存在が大きくなり、自分の都合で神感を変えてしまったところに大きな失敗があったと感じた。
それによって神とのダビデ契約もなくなり、国が2分されていった。

その後のエリヤは一人でイスラエルを神に帰らせようと予言者の対決等に身を投じ、神の命令に忠実に歩み、
再臨の前にエリヤが来るというほど神に用いられた。
特に神に忠実でない王の時代にあってエリヤの苦労が感じ取れる。神に忠実であったからこそ最後まで貫けたと思う。

自分も神によって生かされているという事を、日々忘れないようにしたい。

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