ゆきてかえりしひび――in the JUNeK-yard――

読書、英語、etc. jesterの気ままなおしゃべりです。(映画は「JUNeK-CINEMA」に引っ越しました。)

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蒲公英草紙

2006-05-13 | 読書
恩田陸さんの本は何冊か読んでるのですが、常野シリーズは「エンドゲーム」から読んで、「蒲公英草紙」を次に読み、「光の帝国」はまだ読んでないんです。
順番が逆だし・・・・

でも最初からぐいぐい引き込まれました。

幼い女の子の目から見た視点で、大地主の一家と、そこを尋ねてきた不思議な「春田一家」について語られるのですが、出だしからかなりテンポもいいし、キャラも生き生きしていて、魅力的です。
静かな語り口なのですが、少女の胸のときめきや困惑が伝わってきます。

途中までのテンポが急に中盤になってだれるのだけれど、そこを我慢して読んでいくと、怒涛のラストに。

最後は泣かされました・・・・。

短い話なのであっという間に読めてしまいますが、読んだ後暖かい涙にしっとりと浸れるラストで、一時現実逃避ができる、楽しめるファンタジーです。

蒲公英草紙―常野物語蒲公英草紙―常野物語
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5 コメント

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心が温まりました (とむぼん)
2006-05-15 09:25:41
恩田さんの本の中では珍しく(?)暖かい雰囲気が漂う作品でした。

聡子のようにまっすぐ生きられたら素晴らしいなぁと思いました。TBさせてくださいね♪
Unknown (jester)
2006-05-15 09:41:55
とむぼんさん、TB&コメントありがとうございます。

聡子が幼いにしちゃあとっても大人で、あれは常野の血を引いてるからなんでしょうか・・・

カッコ良いですよね~



こちらからもTBさせていただきました。
偶然・・・ (くっちゃ寝)
2006-05-15 13:51:14
きのう図書館でたまたまこの本を借りました。

恩田睦さんの本はまだ読んだことなくて、どれから読むか迷ったのですが、「常野物語」という言葉に惹かれてこの本を手に取りました。

おもしろそうなので、読んでみますね。
Unknown (jester)
2006-05-15 20:12:44
わ~~くっちゃ寝さん、奇遇ですね!

どうぞ読んで感想をお聞かせくださいませ。

とむぼんさんも上のコメントで書いてくださいましたが、恩田陸の作品の中ではしっとりしてる佳作です♪
訂正 (くっちゃ寝)
2006-05-19 13:25:04
恩田さんのお名前って“陸”さんなんですね。ずっと、“睦”さんだと勘違いしてました

↑も間違ってたので訂正します。

失礼しました~

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