ゆきてかえりしひび――in the JUNeK-yard――

読書、英語、etc. jesterの気ままなおしゃべりです。(映画は「JUNeK-CINEMA」に引っ越しました。)

ルパン 見てきました( ネタばれはありませんが・・・)

2005-10-04 | 映画 DVD TV
ご注意。ネタばれはないのですが、へんな先入観を植え付けるといけないので、これから見ようとわくわくしている方は以下を読まないほうがいいです~~
 
                


   
映画ってはじめのシーンですっと入れると、うまくその世界になじんで、その魅力を味わい尽くすことができると思う。

映画「ルパン」は最初の子供時代の導入場面で、かなり滑らかにその世界に入れたのです。

ちょっと怪しくてダークで貴族的でしゃれてて。かなりいいかも。
父と子のボクシングシーンもいい感じ。(ちょっとカンフー映画が入ってましたが)


でも、ルパンが大きくなって登場するシーンで・・・・・
彼の後姿がアップになり・・・・カメラが寄って顔を映すと・・・・


あ、稲川純二・・・?    ( ヒゲよ、ヒゲがそう思わせたのよ~~~)

ちがうよね、この人、ルパンじゃないよね、手下で見回りしてるだけだよね。
この小さい、印象の薄い人が?

(私のルパンのイメージ=クリストファー・プラマーとかクラーク・ゲーブルとか、渋いおじ様なんですよ~~~) 

う・・・・でもこのアップって、手下にはしないよね・・・・・
つーことは、やっぱりやっぱりこの人がルパンなの?

(きゃあああ、すみません、すみません、ファンの方ごめんなさい、つい正直に書いちゃいました・・・・)

あの~~、怖いものついでに白状すると、アレキサンダーでもナショナルトレジャーでも、少年時代の主人公が大人に成長するシーンでかなりのギャップを感じたjesterなのですが・・・・・。

今回もかなりギャップがありました。はい。


よおく腹に手を当てて(あてるな)考えると、jesterがルパンを夢中で読んだのは、小学校2年とかそのぐらいの頃。
あの頃は20ぐらいの人でもおじさんに見えたのだから、「ルパン=中年の人」というイメージは私の思い込みだったのでしょうか・・・・。


と思っていたら、作品的にも Batman Begins 的な位置にあるものらしくて、若い頃から私が読んでいたルパンの世界に行くまでの映画なんですね。
原作はほとんど関係なし・・・・とも言い切れず、ちょこちょこ要素は出てくるんですよね・・・・。だから余計に違和感が募ります。

でも、ホームズとルパンなら絶対ルパン派、ルパン全集は何回読み返したかわからない、って言うぐらい怪盗ルパンが大好きだったわたくしには、ロマン・デュリス扮するところのルパンは「ルパン4世」ぐらいに見えてしまいました。

大体、ひげを剃っているのだろうか。いつも汚いヒゲ面で、キスシーンが綺麗じゃない! (ヒゲ面のワイルドな色気もないし・・・・)

いやこれは人の好みですから、ロマン・デュリス=ルパンがお好みの方も沢山いると思いますが、私はだめデス。

わたしゃキスはお断り~~(向こうもだってさ

変装シーンにもすっごく期待してましたが、「何でみんな分からないの? 前歯がそってるのを見ればすぐ分かるじゃん」などと突っ込んでしまうへたくそぶり。
         

エヴァ・グリーンはKingdom of Heaven のときより化粧が薄かったので、ずっとかわいらしく見えました。さすがモデルさんだけあって抜群のスタイル。

伯爵夫人役クリスティン・トーマス・スコットは、こわ綺麗。
ほんとに魔女みたいでした。
でも演出のせいか、いまいち伯爵夫人が何がやりたいのかがよくわかりませんでしたが。

あと、ルパンのお父さん役の人(年取ったほう)も瞳孔が開いちゃってて、かっこよかったワン。

そんで最後にチラッと登場の美少年。君がルパンをやってくれたら・・・・。



久しぶりにフランス映画に浸れて、それはそれで楽しかったのですけれど、ルパンが個人的にイメージと違っていたから、 ☆☆☆ということで。  (いつから☆の評価が導入されたのだろ? 自分・・・・・


ちょっと原作を読みたくなってきたのでぽちしてしまいました。
4151757511怪盗紳士ルパン モーリス・ルブラン 平岡 敦 早川書房


(本の画像はAmazonからいただきました。)

賞賛の嵐!

2005-10-04 | 映画 DVD TV
History of Violenceのヴィゴの演技に賞賛の嵐!

という記事がViggo Worksさんのこちらに沢山集めてあります。

とりあえず一つを訳してみますと

Hands down, this is the best performance that Viggo Mortensen has given in a film yet. He is just breath-taking in the film……Viggo’s acting here reminds me of vintage Harrison Ford, before… whatever happened to him. Think WITNESS or maybe even THE FUGITIVE. He’s just very very good. He’s not an actor counting the motions for a scene, but his eyes are alive, you can see fear and desperation in his face as he acts, you also see a resoluteness to do what has to be done. It’s kinda perfect.

Harry
Ain’t it Cool News
28 September 2005

「明らかに、これは今までのヴィゴ・モーテンセンの映画での演技の中で最高のものです。この映画では彼には息を呑まされます・・・ ヴィゴのこの映画での演技を見ていると、私は絶頂期のハリソン・フォードを思い出します・・・彼に何が起こっているときでも。「目撃者」か、多分「逃亡者」を思い浮かべてください。彼は、ほんとにほんとに素晴らしいです。彼はある場面での動きを考慮するだけの俳優ではないのです。彼の目は生きています。彼が演技するとき、彼の表情に恐れと絶望が見えます。そして、なすべきことをする、という固い決意があるのが分かります。パーフェクトじゃないですか。」

It’s kinda perfect!!! Year!!!


読んでいて感動物でしただ・・・・。
しかも「目撃者」はヴィゴの映画デビュー作なんですよね・・・・。

LOSTのドム(ネタばれはありません)

2005-10-04 | 映画 DVD TV
引き続きTVドラマシリーズのLOSTのお話。
(ご存知かと思いますが、この作品はエミー賞の最優秀ドラマ賞を先月の19日に受賞しています)

AXNが見られない環境にある方には申し訳ないですが、そのうちレンタルDVDなどに出回る(あれ?もう日本でも出てるのかな?)と思いますので、お待ちくださいませ。

            


こないだ裏切って Matthew Foxの 写真を載せちゃったので、反省してドム( Dominic Monaghan )の写真を載せて置きます。

って、この写真か~~~! 


実はこの写真、熱愛を噂される(本人たちは否定)LOSTの共演者Evangeline Lilly
との2ショットなんですが、どう思います? お手手にちゅって、ちょっと怪しいですよね・・・・。
ドムの手もどこにいってるんだ? やばいよ、君・・・。

でももっとすごい写真もある。ここには気持ち悪くて乗せないけど。
まるでヴィゴとビリー・ボイドみたいな・・・・・

(ほとんどの人が判らないジョークを言うな!!自分!)
(でも絶対ヴィゴのまねだと思うな、うん)



さて、ドムはCharlie の役です。ジャンキーのロッカーという雰囲気が良く出てますね~~

録画したDVDをもう一回見ていたら、横から覗き込んだ家族Bが

「Merry・・・・What are you doing here?」とつぶやいてました。
(もちろん、ピピンのスコティッシュなまりの物まねで・・・・)

そうなの。やっぱりメリーに見えちゃうのよね~~
ひげ生やしていてもやっぱりあなたはホビットのメリーちゃんだわん。
(これはドムにとって残酷な言葉でした。反省します・・・)

AXN のサイトによると、

「アウトドア、猿、昆虫、サッカーが好きで、「マンチェスター・ユナイテッド」の熱狂的なファンでもある。 現在は、ペットの蜘蛛と共にロサンゼルス在住。」


・・・・現在は、ペットの蜘蛛と共にロサンゼルス在住。

         


ペットの蜘蛛・・・・・・。 ちょっといやかも、ドム。



ほかにも Josh Holloway 扮する人間不信の Sawyer なんかもかっこいいです。
(実はまた裏切って Josh の写真を載せそうになったjesterでした)