CL準々決勝、1st.legはアウェイチームが優位な結果
PSV 0－3 
リヴァプール
やはり、リヴァプールの2トップはカイトとクラウチでしたね～。
フィリップススタディオンのピッチはちょっと軟らかくてスリッピーな感じに
見えました。滑ってる選手が何人かいましたしね。
試合開始からアウェイという事もあり、慎重な入り方だったリヴァプール。
一方のPSVは積極的で主導権を握っていました。
でもまぁリヴァプールの守備はスペースを作らず、堅いですよ。
徐々にリヴァプールは、PSVの左サイド深くまで攻め入る回数が増え、
27分、右サイドのフィナンからマスチェラーノに縦パスが入り、そこから
一気にフィナンが右サイド深くまで上がります。マスチェラーノから
出されたボールをダイレクトで中央にクロス。
ジェラードがカイトと重なりながらもヘディングシュートを決め、
リヴァプールが先制！
最終ラインからゆっくりボールを回すというのが続いていた中、
この時間はフィナンが一気にスイッチを入れた為、メンデスもついて
いきましたが何も出来ず、あっさりとゴールが入ったという感じでした。
これで楽になったリヴァプール。無理に攻めなくても良いため、守備に
入ると更にスペースは無い状態で構える為、PSVは全然前にボールを
送ることが出来ませんでしたね。
後半49分、シモンズが中途半場なクリアーをしてしまい、
リーセが胸トラップから左足アウトで豪快なミドルシュート！
ぐいーんっとGKゴメスから逃げていき、リヴァプールが2点目。
63分、リヴァプールは左サイドを攻めた後、右へサイドチェンジ。
フィナンからのクロスをクラウチがヘディングシュートを決め、3点目。
やっぱりPSVの不調は本物でした。主力メンバーが負傷ってのがかなり
大きかったみたいでリヴァプールとの力の差は歴然でしたね～。
2nd.legで4失点しなければリヴァプールが勝ち抜ける訳で、ほぼ準決勝進出を
決めたようなものですが、この試合でファビオ・アウレリオが接触のない所で
右足首を痛め、負傷退場しました…。
イングランドに戻って検査をしていると思いますが、恐らくアキレス腱だと
言われています。今季は無理らしいですね。
PSVサポーターはアウレリオが急にジャンプして止まった時に「Yeah！」と
いうような歓声を上げたので気分良くなかったんですけど、接触もなかった為
負傷じゃなくて、ミスをしたと思ったのかも知れませんね。
それと、カイトがこの試合でイエローをもらい、次のホームでのPSV戦は
出場出来ません。その先の試合に出られないのは痛いですが、この結果だった
事により、PSV戦は勝ったも同然ですし。カイトは賢いですね。
もらった瞬間、「計算だ！」と思いましたよ ^^;
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ミラン 2－2 
バイエルン
ミランはジラルディーノのワントップでしたよ。CLはずっとこれ？
カカは2トップの方がやりやすいって言ってるみたいですけどね。
スタンドにはロナウドが観戦に来ていました。
左耳のピアス？が光ってましたが、全然似合ってませんでした～(爆)
PSV×リヴァプールの試合後にこの試合を見たので、立ち上がりから
ハイペースだなぁーと感じました。
ミランが早い時間にゴールを奪いたいと狙ってるのが伝わってきたし、
プレッシャーも速く、よく走ってました。
その分、せかせかしてる感じがして見てる方も落ち着きませんでしたが ^^;
40分、左サイドPAでカカがしかけたところにルシオがスライディング。
カカは倒れますが、CKのジャッジにスタンドはブーイングの嵐。
確かに先にルシオが触ってますが、瞬時の判断なのでレフリーによっては
別れるでしょうね。
直後の左ショートCKから。
中央へマイナスのグラウンダーのボールをスルーしたピルロ。
逆サイドに抜けたボールをオッドがゴール前にクロスを入れます。
バイエルンはラインを上げますが、ピルロが1人抜け出しヘッドでル～プ。
GKレンジングは少し前に出てた為、触ってバーの上に逃げたいとこですが、
触ることも出来ませんでした。ミランが先制です。
ピルロがヘディングシュートを決めましたよ、驚き！
後半に入り、両チーム共にゴールの予感があまりしない時間が続き、
前半からとばしてたミランの足が徐々に止まってきました。
私には、60分頃には既に疲れてたように見えましたけど、どうでしょー。
78分、右サイドのサリハミジッチからのクロスをピサーロが落とし、
ファン・ブイテンが膝下を振りシュート！これでバイエルンが同点に。
84分、前半と似た感じで左サイドPAでカカが倒され、今度はPK！
いや～、前半のがPKじゃなかったらこっちがPKっておかしいし、これがPKなら
前半のもPKでしょう。ジャッジの基準がよくわかりません ^^;
カカがこれを決めて、ミランが勝ち越し。
ミラン勝利で終わると思った追加タイム94分、右サイドハーフライン付近で
ハーグリーブスがグルキュフに引っ張られFK。
そこからゴール前に入ったボールにサンタクルスが競りますが触れず
ファーに抜けたところで、ファン・ブイテンが胸トラップ＆シュート。
ニアポストとGKジーダの間の狭い所をすり抜けゴール。
バイエルンはこれで同点、しかもアウェイゴール2点というおまけ付き！
ミランにとって、この2－2ドローという結果は痛いですね。
ジラルディーノは惜しいシュートもあったんですが、もっとポストプレーが
出来ないとダメだし、カカとも合ってないし～ (/_;)
ミランはホントにジラルディーノのワントップで良いのか～～！って
思いました。
…が、そのジラルディーノがホイッスル後にシュートを打ってしまい、
それでor文句を言ったかでイエロー。
バイエルンホームでの試合はサスペンションで出場出来ません！！
必然的にインザーギがスタメンになると思うんですけど、インザーギの
ワントップってのは辛くないか～～。どうする？アンチェロッティ！
