
2024年 各紙誌掲載一覧 2024.10.9 現
【手記】
① 2.12 毎日新聞 「みんなの広場」 新聞はもっと尖っていい
② 5.15 毎日新聞 「みんなの広場」 再び言う、記者はとがっていい
【詩】
① 詩集 木偶 126号 2編 「心が決めるんよ」 「休みたい」
【短歌】
① 1.10 聖教歌壇 亡き母のおくりし便りは千を超え上京してから五十年経て
② 1.11 毎日埼玉 久しぶり君を見つけた会場に驟雨を駆けた香りただよう
③ 1.17 聖教歌壇 「多数決!」「それ民主主義」と言う子いて「それは違う」と言えずうつむく
④ 1.18 毎日埼玉 我が娘赤子を抱いておじぎする未来の風が灯りをはこぶ
⑤ 1.31 聖教歌壇 窓をぬけ香りとどける金木犀あなたの髪に溶けて染み入る
⑥ 2. 1 毎日埼玉 朝はやく少年たちが駆けぬける最後の影を北風が追う
⑦ 2. 5 潮 3月号 アルバムに貼らずにおいた一枚は父の遺影を抱く母の顔
⑧ 2. 7 聖教歌壇 湖を描こうと立てたカンバスに駆けよってくる少年ふたり
⑨ 2.21 聖教歌壇 あの夏に共に歩いた川べりで汚した靴はまだありますか
⑩ 2.22 毎日埼玉 手の先のコップを倒すことが増え老いゆくこの身苦笑いする
⑪ 2.28 聖教歌壇 「会いたいね」幼なじみの名があって届いたメールは「病室にて」と
⑫ 2.29 毎日埼玉 朝の窓あける指先とまどってそこに冬などいてほしくない
⑬ 3.13 聖教歌壇 誕生日まぶしい陽ざしが樹をてらす七十五ならやんちゃでいいさ
⑭ 3.14 毎日埼玉 暮れる街古い塗り絵の本のよう今日は一人でページをめくる
⑮ 4.11 毎日埼玉 春を待つ真冬の午後はたいくつで大判焼きなら粒あんがいい
⑯ 4.24 聖教歌壇 俺のこと光が要らぬキノコだと褒めたらしいが朝陽が好きだ
⑰ 5.15 聖教歌壇 手術だと告げる医師には笑みがあり吾はうなづきため息を吐く
⑱ 6. 5 潮7月号 今日もまた吾の気力を問うように竹は姿勢を変えずに立って
⑲ 6.12 聖教歌壇 乾く目に差す一滴が心地よい読み切れそうだ村上春樹
⑳ 7. 3 聖教歌壇 この道にたたずむ君がなつかしく今日は三度目ひとりで歩く
㉑ 7. 31 聖教歌壇 あなたへの手紙は明日出せばいい庭のアヤメに水をあげなきゃ
㉒ 8. 5 潮 9月号 気づかぬよう君との距離を遠くする今日は「またね」と言わずにおいた
㉓ 8.14 聖教歌壇 久しぶり君の手のひら握る午後この病室にさよならせねば
㉔ 9. 5 潮10月号 同期生しずかに笑みし語りだす十九歳のエンプラ闘争
㉕10. 9 聖教歌壇 何人に恋をしたかと空あおぐいいややっぱり一人だけだと
㉖11. 3 東京歌壇 窓ぎわにすわり人待つふりをしてマックチキンを頬ばっている
【俳句】
① 1.24 聖教俳壇 干し柿が大好きな俺妻は餅
② 3.28 毎日埼玉 逃げ水や君すむ街の遠くなり
③ 5. 8 聖教俳壇 古希を過ぎ春の夕べは空っぽさ
【川柳】
① 1.18 毎日埼玉 忘れまいあの日の君と冬の虹
② 1.25 毎日埼玉 水槽のメダカは河を恋しがり
③ 2. 1 毎日埼玉 地球って大きいんだと孫が言う
④ 2. 8 毎日埼玉 星の夜駅で賢治とすれちがう
⑤ 2.15 毎日埼玉 マフラーが道をさがして風に舞う
⑥ 3.14 毎日埼玉 春めいて君ががとつぜん鳥になる
⑦ 3.28 毎日埼玉 冬の陽に溶かされてゆく淡い恋
【手記】
① 2.12 毎日新聞 「みんなの広場」 新聞はもっと尖っていい
② 5.15 毎日新聞 「みんなの広場」 再び言う、記者はとがっていい
【詩】
① 詩集 木偶 126号 2編 「心が決めるんよ」 「休みたい」
【短歌】
① 1.10 聖教歌壇 亡き母のおくりし便りは千を超え上京してから五十年経て
② 1.11 毎日埼玉 久しぶり君を見つけた会場に驟雨を駆けた香りただよう
③ 1.17 聖教歌壇 「多数決!」「それ民主主義」と言う子いて「それは違う」と言えずうつむく
④ 1.18 毎日埼玉 我が娘赤子を抱いておじぎする未来の風が灯りをはこぶ
⑤ 1.31 聖教歌壇 窓をぬけ香りとどける金木犀あなたの髪に溶けて染み入る
⑥ 2. 1 毎日埼玉 朝はやく少年たちが駆けぬける最後の影を北風が追う
⑦ 2. 5 潮 3月号 アルバムに貼らずにおいた一枚は父の遺影を抱く母の顔
⑧ 2. 7 聖教歌壇 湖を描こうと立てたカンバスに駆けよってくる少年ふたり
⑨ 2.21 聖教歌壇 あの夏に共に歩いた川べりで汚した靴はまだありますか
⑩ 2.22 毎日埼玉 手の先のコップを倒すことが増え老いゆくこの身苦笑いする
⑪ 2.28 聖教歌壇 「会いたいね」幼なじみの名があって届いたメールは「病室にて」と
⑫ 2.29 毎日埼玉 朝の窓あける指先とまどってそこに冬などいてほしくない
⑬ 3.13 聖教歌壇 誕生日まぶしい陽ざしが樹をてらす七十五ならやんちゃでいいさ
⑭ 3.14 毎日埼玉 暮れる街古い塗り絵の本のよう今日は一人でページをめくる
⑮ 4.11 毎日埼玉 春を待つ真冬の午後はたいくつで大判焼きなら粒あんがいい
⑯ 4.24 聖教歌壇 俺のこと光が要らぬキノコだと褒めたらしいが朝陽が好きだ
⑰ 5.15 聖教歌壇 手術だと告げる医師には笑みがあり吾はうなづきため息を吐く
⑱ 6. 5 潮7月号 今日もまた吾の気力を問うように竹は姿勢を変えずに立って
⑲ 6.12 聖教歌壇 乾く目に差す一滴が心地よい読み切れそうだ村上春樹
⑳ 7. 3 聖教歌壇 この道にたたずむ君がなつかしく今日は三度目ひとりで歩く
㉑ 7. 31 聖教歌壇 あなたへの手紙は明日出せばいい庭のアヤメに水をあげなきゃ
㉒ 8. 5 潮 9月号 気づかぬよう君との距離を遠くする今日は「またね」と言わずにおいた
㉓ 8.14 聖教歌壇 久しぶり君の手のひら握る午後この病室にさよならせねば
㉔ 9. 5 潮10月号 同期生しずかに笑みし語りだす十九歳のエンプラ闘争
㉕10. 9 聖教歌壇 何人に恋をしたかと空あおぐいいややっぱり一人だけだと
㉖11. 3 東京歌壇 窓ぎわにすわり人待つふりをしてマックチキンを頬ばっている
【俳句】
① 1.24 聖教俳壇 干し柿が大好きな俺妻は餅
② 3.28 毎日埼玉 逃げ水や君すむ街の遠くなり
③ 5. 8 聖教俳壇 古希を過ぎ春の夕べは空っぽさ
【川柳】
① 1.18 毎日埼玉 忘れまいあの日の君と冬の虹
② 1.25 毎日埼玉 水槽のメダカは河を恋しがり
③ 2. 1 毎日埼玉 地球って大きいんだと孫が言う
④ 2. 8 毎日埼玉 星の夜駅で賢治とすれちがう
⑤ 2.15 毎日埼玉 マフラーが道をさがして風に舞う
⑥ 3.14 毎日埼玉 春めいて君ががとつぜん鳥になる
⑦ 3.28 毎日埼玉 冬の陽に溶かされてゆく淡い恋
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