JE8KQR 業務日誌 

JARL社員(北海道区域)2期目

電波は公共のものです

2009年05月11日 | アマチュア無線
エコーリンクやWiRES等 インターネットを活用した通信手段が
登場して早数年、去る3月30日からはVoIP用の周波数が
設定されました。
つい先日 道外の局から「これって どうなんですか?」と
質問のメールを頂きました。  要約すると・・・
「ノードを利用するなら電気代を払え」と文句を言っています。
実際 文句を言われたくないのでAPRS等の運用も
躊躇している人が何人か居ます」
との事

直接 インターネットに接続した局をノード局というのですが
このノード局にアクセスして通信を楽しもうとしたところ
上記の「ノードを利用するなら・・」と言われたのだそうです。

この質問をいただいたのも驚きですが、もっと驚いたのが
上記の「ノードを利用するなら・・」と文句を言っている方が
あるJARL支部の監査指導に携わる方が言っているとの事です。
     (北海道内の話ではありません。)

何故 そのような文句をいうのか?は分かりませんが
電波は公共のものであり、他の方に利用させたくないのであれば
無線機と接続したリンク局ではなく、パソコンだけで運用できる
ユーザーモード(エコーリンクの場合)で運用して欲しいものです。
また監査指導委員たる者 JARL会員の為だけにあらず
公共の電波を利用して楽しめるアマチュア無線の環境を
維持する事が役割・・・と私は考えています。

ついでに・・ですけど
以前 アマチュア無線を始めて数十年の方が
WiRESやエコーリンクなど、インターネットを活用した通信を
「こんなのアマチュア無線じゃない」と否定している方がいました。
心の中で否定するのは自由ですけど・・・と私は思います。
自作が好きだ・CWを主体・海外とのQSO・移動運用が主体など
様々なジャンルに挑戦し、極めるのは大変素晴らしい事だと思います。
自分には興味が無いから・・と否定するのは短絡的すぎるように思います。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。