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Blog☆HiloⅡ

赤岳から硫黄岳を経て赤岳鉱泉へ

前回からの続きです
8月3日早朝,赤岳を往復して展望荘に戻ってきました。
ここで美味しいコーヒーをいただいたら今日の縦走に出発です。
時計を見ればまだ7時前です。
地蔵の頭まで来て振り返り,展望荘を前景にした赤岳を1枚。

そこにはやっぱり富士山が必要ですね。
まずは横岳を目指します。
すぐにこんな垂直の階段が現れました。

クサリ場もあってなかなか楽しい縦走です。
下界は暑そうですけど,3000m近い雲上では爽やかな風が流れています。
アップダウンを繰り返して,横岳山頂に到着しました。

富士山もまだ見えていますね。
来た道を振り返ると,赤岳,中岳,阿弥陀岳が並んで見えました。
高山植物をアップしていませんでしたが,中岳から硫黄岳にかけてはコマクサが群生していました(トップの写真)
時期的に少し遅かったようですが,コマクサは高山植物の女王と言われていますね。
可愛いでしょう。
登山道脇には人除けの電気柵が張り巡らされていました。

硫黄岳山荘に到着です。

ここは以前日帰りできたことがある懐かしい場所です
ここから20分ほど登ると硫黄岳山頂です。

朝登った赤岳を振り返ってみました。

立派な山容ですね。
夜明けから快晴だったのですが,だんだんとガスが湧いてきました。
硫黄岳というだけあってこんな場所がありますが,今日は匂いは漂ってきませんでした。

ここからは長い下りが始まります。
単調な道をどんどん下って1時間ほどで赤岳鉱泉に到着しました。
ここは立派な山小屋です。

冬季にはアイスクライミングで有名な場所ですね。
まだ11時前ですが,朝食が4時40分だったのでお腹がペコペコ。

名物のカレーをいただきました。
6種類のカレーからチョイスすることが出来ます。
ここにもテント場がありました。

食事をしている間に,こんなにガスが出てきました。
ここでは冷たいお水のサービスがあります。
ペットボトルに詰めて登山口の美濃戸に向かいましょう。
沢沿いの北沢コースを下るのですが,なんとトリカブトを発見しました。

トリカブトは夏の終わりを告げる花なんですけど。
この下山路は単調で飽きます。
堰堤広場から先は車道を兼ねた道となって,赤岳鉱泉から1時間15分歩いてやっと美濃戸山荘に到着しました。
車を置いた「やまのこ村」に向かう途中でも秋の気配がありました。

山の夏はあっという間ですね。
まだ時間が早いので,原村にあるもみの湯で汗を流して帰宅しました。

一泊二日の楽しい山行でした。
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