Blog☆HiloⅡ

昭和の戦争文学


連休中に読んでみました。
著者は、今年3月に79歳の生涯を遂げた城山三郎さんです。
ボクが初めて氏の作品に触れたのは、「総会屋錦城」だったと思う。
たぶん高校生の頃のことです。
当時は、「勇者は語らず」などの個人をモデルにした小説を乱読していました。

さて、この小説は4編の作品が収録されていますが、
ボクは最後の作品「一歩の距離」を読んで、
改めて人の命の尊さについて考えました。
15,6歳の少年兵だった彼らの死の意味について考えたとき、
その答えは見つかりません。
無駄死にだと簡単に片づけてしまう人もいるでしょう。
でも、それは今だから言えること。
当時の彼らのことを思ったら、軽々しく言葉に出せるものではないと思う。
連休中にも憲法改正に対する議論が盛んに行われていました。
9条については、最近特に「集団的自衛権」について語られています。
でも、その前に戦争を二度と起こさないために、
という基本をみんなが忘れないでほしいと思う。
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