これまでリニア衛星(CW/SSB)では、CALSAT32(SGP)を立ち上げてからCSATmateを起動してドップラーの調整や衛星の状況に対応していた。下の図はRS-44の場合。
FM衛星は周波数帯が広いので「近づいてくるときに高く、遠ざかるときに低くなるドップラーはそれほど気にしなくても大丈夫」という説に従ってISSなら送信周波数145.99MHz、受信周波数437.80MHzを固定して運用していた。
しかし、サテライトに出てくる各局はAOSで相手局が聞こえない時間からQSOを開始して、LOSで沈んでいく直前までQSOされている。やはり、周波数の微調整が必要なのではないかと思うようになった。
試しに、CSATmateの衛星追加設定でFM衛星を加えて運用したところ時間に応じて周波数が自動調整されるのでQSOのチャンスがとても多くなった。現在はISS,AO-91,SO-50,POー101で2つのソフトウエアを連動させている。下の図はA0-91の場合