スピーチコンテスト１位は宮崎さん

10日（土）熊本市国際交流会館で行われた「ドイツの魅力」日本語スピーチコンテスト本選では留学中に出会った人々の優しさを身振り手振りを交え表情と声音も豊かに語った大分県代表の宮崎大介さんが1位に輝いた。
2位は初めての旅行で体験した日本人からみたら変だと思えたドイツ人の働き方が実は働く人を大切にする考え方に基づくものだと発見し好きになったドイツへの思いを雄弁に伝えた熊本県代表の光永邦安さん。
3位も熊本県代表の中間理乃さん。幼いころ出会ったプロイスラーの「大どろぼうホッツェンプロッツ」に誘われてグリムやケストナーを始め文学を通して親しんできたドイツ、今年は中学1年生になり社会や経済のこともしっかり学んでいきたいと落ち着いて語った。
上位3人には賞状と豪華な賞品が、入賞に届かなかった6人には参加証が贈られた。
また、参加者全員に会員のベッカライブレッツェン荒井さんに焼いてもらった特製ブレッツェルメダルと『ドイツ愛唱歌集』がプレゼントされた。
さらに入賞者以外で審査員の最も印象に残った宮崎県代表の高橋瑞枝さんに特別賞として本が贈られた。　

オープニングでは熊本日独協会合唱団コール・クライゼルが「野ばら」などのドイツの歌曲を披露。審査を待つ間には「ふるさと」などを会場も一つになって合唱した。（M.S.）