日本共産党いわき市議団

日本共産党いわき市議団に所属する伊藤浩之・溝口民子・渡辺博之・坂本康一各議員の日々の活動や市政情報などをお知らせします。

まだまだ少ない障がい者雇用

2017-01-25 13:34:43 | 議員だより
 1月18日(水)にいわき市障がい者職親会主催の視察懇談会が行われ、日本共産党市議団も参加し、障がい者の就労現場を視察してきましたので報告いたします。                                               坂本康一


20周年を迎えた職親会

 いわき市障がい者職親会とは障がいのある方々の就労支援と自立を目指し、福祉の増進に寄与することを目的として活動する事業所、福祉施設、障がい者の通う学校などで運営されている団体です。
 設立当初の企業会員は10社、就労している障がい者は約80名でしたが、現在は企業会員38社、就労している障がい者は倍の約180名になりました。
 今回の視察懇談会は、障がい者が働く事業所の見学と意見交換会を通じ職親会と市議会議員との交流を深め、今後の障がい者就労の一助とすることを目的とし、37人が参加して行われました。
 当日は好間工業団地内の2つの事業所の見学と交流会というスケジュールで、私たち一行はまず㈲キャニオンワークスに向かいました。

㈲キャニオンワークス見学
 
 この会社は浪江の工場が東日本大震災で被災し、一時群馬県の館林に移転。その後、好間工業団地で3年目になりました。
 半谷正彦社長の案内で工場内を視察しました。この会社では主に各種カバン、ウェットスーツ、高所作業用ハーネスなどを製造しており、首都圏のデパートで販売されているというバッグなどが玄関ロビーに展示されていました。
 この会社は全従業員が50人、うち2人の精神障がい者を雇用しています。
 障がい者の女性1人、男性1人が他の従業員と共に検品、縫製の作業に従事しており、男性は熟練を要する裁断作業を担当していました。健常者の作業員と同等の仕事ぶりでした。

アルパインマニュファクチャリング㈱見学 

 2か所目はカーオーディオ、ナビ、ディスプレイなどを製造するアルパイン好間工場の視察でした。まず全員が社員食堂で管理部長からオリエンテーションを受けてからの見学となりました。
 説明によると、アルパインマニュファクチャリングは県内に好間工場と小野工場の2工場があり、好間では5人、小野では1人の障がい者を雇用しているとのことでした。
 精密機器を製造する工場内の見学では組み立てエリアで一般用ナビの組み立てが行われ、障がい者の方はICチップの書き込み、検品、包装などの作業を担当していました。経験年数は皆1年とのことでした。

意見交換会
 
 いわき好間コミュニティ健診プラザに移動し、職親会の石山伯夫会長の進行で意見交換となりました。
 参加者からは、受け入れ企業に障がい者の方の通勤手段や、社員教育はどのようにしているのかなどの質問が出され、初めは家族に送ってもらって通勤していたが、今は自分で車を運転して通っていること、社員教育も通常の社員と同じようにしているが人間関係には注意をしているといったお話がありました。
 参加した各事業所からも、障がい者雇用や外国人実習生雇用の現状についての報告などもあり、障がい者雇用の確保には交通機関の整備が不可欠であるといった意見が出されました。
 平成25年から障がい者の法定雇用率が引き上げられ、従業員50人以上の事業主は、2%以上の障がい者を雇用しなければならなくなりました。いわき市内では障がい者雇用2%を達成した企業は57%と説明がありました。
 また2016年6月1日現在のいわき市の障がい者雇用率は、市長部局2・31%、教育委員会2・39%、水道局1・89%、共立病院1・56%で、来年度の障がい者合格者は2人となっており、今後、雇用率を引き上げることが求められます。
 共産党市議団としても、障がい者雇用支援のために公共交通機関の整備などを行政に働きかけていきたいと考えています。皆さんの意見・要望などをお寄せください。
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