城北DOG WAN - 過去ブログ

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【旧HomePageから】ドッグラン開設の経緯

2013年03月23日 01時01分02秒 | ドッグラン開設の経緯

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旧HomePageから移行しました。

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ドッグラン開設の経緯【設置の経緯と現状】

★東京都が社会のニーズを真剣に考えた。

ここ近年続くペットブーム。
日本の家庭10軒に1軒はイヌを飼っているとも言われています。

それにともない、公共の公園などでのルール違反の放し飼いやフンの放置なども多発しています。

この時代、イヌと飼い主、そしてイヌを飼わない人が気持ちよく共存していく環境の整備が必要とされているのです。

そんな時代を見据え、東京都は、都立公園内にドッグランを開設しています。『駒沢オリンピック公園』と『神代植物公園』ではすでに運営されています。

当然、その他の都立公園においてもドッグラン開設の要望は高まり、上記2つの公園(と港湾局が管理する海上公園)での試験的運用が好結果であったことから、2004年より、ドッグラン設置の拡大が検討され6つの都立公園での設置が検討されてきました。

練馬区と板橋区をまたぐ都立城北中央公園も、設置候補のひとつに挙げられました。古くは「城北犬人会」というドッグラン設置を目指した愛犬家の会が存在するなど、この地区は愛犬の気運が非常に高い地域でありました。

そして、2004年6月から、本格的に東京都と地元有志とによる話し合いがもたれ、5回におよぶ協議の末、2005年3月に、城北中央公園ドッグラン開設が正式に決定しました。オープンの時期も2005年6月下旬と決まりました。

★ドッグラン運営はボランティア団体が行う。

こうして設置が決まったドッグランですが、この施設の運営、管理は、東京都や公園管理事務所が行うのではなく、東京都から委託されたボランティア団体が行います。

「ドッグランは、他の公園施設とは異なり、全ての市民が使うものではない。使うのはイヌの飼い主に限られている。よって、一部の人の利便のために継続的に公の資金を使うのはいかがなものか」

広い観点から見て、ひじょうにまっとうな考えであるといえるでしょう。こうしたことにより、ボランティア団体による運営をめざし、2005年4月に『ドッグラン開設準備会』が発足しました。

そして開設後は、「ドッグランサポーターズクラブ」と改称し、ドッグランの運営、管理を行ってきました。


★サポーターズクラブ継続の危機。

開設当初20名以上いた運営スタッフが、転居、犬の高齢化などの理由で徐々に減り、平成22年には実質5名ほどにまで減少しました。

このままでは十分な管理・運営が出来ないと判断し、東京都にドッグランボランティアからの撤退を申し出ました。

東京都は新たなボランティア団体募集のための説明会を開催しましたが、名乗り出る団体は無く、このままサポーターズクラブが撤退すれば、城北中央公園ドッグランは閉鎖せざるを得ないということになりました。

すでに、城北中央公園の施設の一つとして『あるのが当たり前』と認識されているドッグラン。ドッグランを閉鎖すれば、公園内でのノーリードが増えることは目に見えています。

そこで、東京都および城北中央公園の指定管理者である東京都公園協会と相談し、現在のスタッフで可能な限りの【日常の清掃】【衛生管理】【設備メンテナンス】のみを行うという条件で、ドッグランボランティアを継続することになりました。

しかし3年が経過した平成25年、実際に運営に関わるスタッフはたったの3人にまで減り、そのうち2人はラン利用者では無いという状況下でサポーターズクラブの継続は困難と判断し、平成25年3月31日をもって正式に解散することとし、東京都東部公園緑地管理事務所および東京都公園協会に解散願を提出。 

平成24年12月24日に【ドッグランの運営について考える公開説明会】が行われ、城北中央公園ドッグラン存続について、真剣に話し合いが行われました。

その結果、新たなボランティア団体 “城北DOG WAN”が設立される事になりました。

平成25年4月より、城北中央公園サポーターズクラブから”城北DOG WAN” へ管理運営を引き継ぐ事になりました。


平成25年1月13日に開催された【城北中央公園ドッグラン運営方針検討会】の議事録はこちら。 是非ご覧ください。