自由自律(日本国&仙台&東京)・千葉 潤(無所属、jchiba)のきょうのひとこと

「他人事」のようにコメントしていた元総理大臣やマスコミとは別の視点で政治関連の動きをコメント。

「『無駄遣い』?」(2016/12/23)

2016-12-23 14:03:01 | 政治・時事

きょうは2016/12/23(金)です。

「『無駄遣い』?」(2016/12/23)

『無駄遣い』 ないとみなして 対策を! 国の予算の 膨張続く」-

きのう12/22に政府は2017年度予算案を閣議決定しました(→一般会計の総額は過去最大となる97兆4547円。社会保障費は32兆円4735億円、防衛費は5兆1251億円と共に過去最大。国債費は23兆5285億円など。税収は57兆7120億円。国債の新規発行額は34兆3698億円で歳入の1/3以上を借金で賄う財政構造)。

相変わらず日本国の財政状況は深刻です。税収が大きく伸びる見通しはないのに社会保障関連予算をはじめとする歳出は増え続けていくわけです。そして歳出の60%程度しか税収で賄うことができていない状況であるにもかかわらず日本国の予算が膨張し続けていることに危機感を持ち始めている人たちも少なくないのではないかと思います。

私としては、今現在の日本国の深刻な財政状況から脱却するためには従来側の陳腐な発想とは別の新しい発想が必要になると考えています。税金や予算の話になると、必ず「無駄遣いをなくす」という発想が出てきます。もちろん「無駄遣い」をなくそうとする努力は必要であると思います。しかし、税金や予算の「無駄遣い」を完全になくすことが本当にできるのでしょうか? くどいようですが、税金や予算の「無駄遣い」をなくそうという努力は必要です。でも、人間というものは必ずと言っていいほど「無駄」や「失敗」を生み出してしまう生き物なのです。人間は「パーフェクト・ヒューマン」などではないということです。ですから税金や予算の「無駄遣い」を完全になくすことは極めて難しいわけです。あえて言い換えれば、税金や予算の「無駄遣い」を完全になくそうとする努力がある段階を過ぎると完全に「無駄な努力」に変わってしまう危険性が高いということなのです。

税金や予算の「無駄遣い」を完全になくそうとして「無駄な努力」をすることを避けるためには「無駄」ではなく「必要性」や「優先順位の高さ」などといったものに今よりもずっと大きく注目する必要があるのです。多少乱暴な言い方をすれば、とりあえず税金や予算の「無駄遣い」は「全くない」と見なした上で新しい発想で対策を考える必要があるのです。今の日本国の深刻な財政状況から脱却するためには、税金や予算の「無駄遣い」を完全になくすことができるかのような「神話」を崩壊させるところから始めなければならないのです。この問題についてはまた取り上げることにします。

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