┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 『THE BEATLES bootleg recordings 1963』 ┃2013/12/17(tue)
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50.♪Long Tall Sally♪ 『SIDE BY SIDE』13 May 1963
51.♪Chains♪ 『SIDE BY SIDE』13 May 1963
52.♪Boys♪ 『SIDE BY SIDE』13 May 1963
53.♪A Taste of Honey♪『SIDE BY SIDE』13 May 1963
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https://en.wikipedia.org/wiki/The_Beatles_Bootleg_Recordings_1963
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┃ 『The Beatles At The Beeb w/Pete Best!』 ┃https://youtu.be/AxEquwlZNGQ
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■『SIDE BY SIDE』BBC 14th appearance
‡1963/4/01(mon) rec. 2:30-6:30pm Number 1 Studio, Piccadilly Theatre, London
1963/4/22(mon) trans 5:00-5:29pm broadcast
20:21 10.♪From Me To You♪???
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┃ 『THE BEATLES Interviews Database』 ┃
┃ 163 Beatles interviews & press conferences ┃
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‡1964(昭和39)年4月1日(水)
‡No.029(13) 1964-04-01(wed) Beatles / NEMS Offices, London, Bernice Lumb interviews the Beatles during the filming of their first movie.
Beatles Interview: Nems Offices, London 4/1/1964
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http://www.beatlesinterviews.org/db1964.0401.beatles.html
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┛THE BEATLES 1967 Recording Sessions ┛Studio 1
┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛7:00pm-6:00am
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①┃ ♪Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)♪ ┃takes 1-9
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛No.1 ■この日のみ■アビイ・ロード第1スタジオにて録音が開始された。 一番広いこの第1スタジオが使われたのは、エコー効果を得るためなのだろうか?リズムトラックを9テイク録音し、ベストと判断された第9テイクに3人のボーカルとパーカッション類をオーバーダブ。最後に1曲目と同じく、観衆のSEをオーバーダブしてこの曲は完成した。このアルバム中、唯一リダクション(ピンポン)を行っていないセッションである
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┛THE BEATLES 1967 Mono mixing ┛Studio 1
┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛7:00pm-6:00am
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
①┃ ♪Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)♪ ┃remixes 1-9, from take 9
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
Note・・・『The Beatles Anthology 2』テイク5が収録されている。このテイクではギター×2、ベース、ドラム、そしてオルガンが聞こえるがこれでは5人必要なために、ジョージ・マーティンがオルガンを弾いていると思うのだが・・・ビートルズはこの日の内にこの曲を終えているし、またリズムトラックの第9テイクが録音される過程にすぎないこのテイク5の段階でオーバーダブをしているとも思えないのだ。
Producer: George Martin
Engineer: Geoff Emerick
2nd Engineer: Richard Lush
‡1967(昭和42)年4月1日(sat)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓1996/03/18(mon) JP、UK
②┃ 『THE BEATLES ANTHOLOGY 2』 ┃1996/03/19(tue) US
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ◎Disc two◎
12.♪Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band♪ (Reprise) (Take 5; mono) 1 April 1967 EMI Studios 1:27
┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓1996/03/18(mon) JP、UK
②┃ 『THE BEATLES ANTHOLOGY 2』 ┃1996/03/19(tue) US
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ◎Disc two◎
12.♪Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band♪ [Reprise] 67.4.1. バック・トラックを完成させるために作られたテイク5。ということで、ポールのボーカルはガイド・ボーカルなので、とてもラフな出来。公式テイクと違い、ジョンとジョージは歌っていない。SGT. PEPPERSのアウト・テイクは、実はブートですらあまり発掘されてない。 それなだけに発表時、タイトルだけ見て狂喜したんだけど、蓋を開ければほとんどが「強引な」テイク。それが残念に思えた。
**************** https://en.wikipedia.org/wiki/Anthology_2
①https://beatlesdata.info/8/12_sgtpepperslonelyheartsclubbandreprise.html
①https://en.wikipedia.org/wiki/Sgt._Pepper%27s_Lonely_Hearts_Club_Band_(song)#Reprise
②http://www.geocities.co.jp/Broadway/5266/beaAlb21-2.html
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音源◆The Beatles - Sgt. Pepper Outtakes Medley https://youtu.be/8yC8uVImDh0
17. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band Reprise (Unknown Take) [6:28]
‡1967年4月1日土曜日に Sgt Pepper(Reprise)Abbey Roadの広大なスタジオで録音されました。午後7時から午前6時までビートルズはリズムトラックの9テイクを録音し、マッカートニーはガイドボーカルを歌いました。彼らはその後、余分な楽器と一緒に9を取るためにボーカルをオーバーダビングしました。ジョージ・ハリソンは、あなたなしのあなたの中に録音された唯一のビートルです。彼とNeil Aspinallはタンブラを演奏し、インドのミュージシャンは伝統的な楽器を演奏した。
┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛Studio 1
┛THE BEATLES 1970 Recording Sessions ┛and control room Studio 3
┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛7:00pm-?
┏━━━━━━━━━━━━━━┓tape reduction take 8 into take 9,
①┃ ♪ACROSS THE UNIVERSE♪ ┃overdub onto take 9
┗━━━━━━━━━━━━━━┛No.6 ■レコラス(ト)■ビートルズ名義で行われた最後の録音セッション。この日はリンゴだけが参加してドラムを叩き、女声コーラス14名+オーケストラ36名のオーバーダブが行われた。このバージョンがアルバム「レット・イット・ビー」に収録されたのである
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
②┃ ♪THE LONG AND WINDING ROAD♪ ┃overdub onto take 18
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛No.3 ■レコラス(ト)■ビートルズ名義で行われた最後の録音セッション。この日はリンゴだけが参加してドラムを叩き、女声コーラス14名+オーケストラ36名のオーバーダブが行われた。このバージョンがアルバム「レット・イット・ビー」に収録されたのである。
※tape reduction of 31 January 1969 recording into takes 17-19, overdub onto take 18
┏━━━━━━━━━┓tape reduction extended edit of take 16 into takes 17, 18,
③┃ ♪I ME MINE♪ ┃overdub onto take 18
┗━━━━━━━━━┛No.4 ■レコラス(ト)■ビートルズ名義で行われた最後の録音セッション。この日はリンゴだけが参加してドラムを叩き、女声コーラス14名+オーケストラ36名のオーバーダブが行われた。
Producer: Phil Spector
Engineer: Peter Bown
2nd Engineer: Richard Lush
‡1970(昭和45)年 4月 1日(wed)
†Last recording session for a Beatles album.
Orchestra and choir overdub. Last session of Ringo, overdubbing drums on ♪ACROSS THE UNIVERSE♪; ♪The Long And Winding Road♪ and ♪I Me Mine♪
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①https://beatlesdata.info/14/03_acrosstheuniverse.html①https://en.wikipedia.org/wiki/Across_the_Universe
②https://beatlesdata.info/14/10_thelongandwindingroad.html②https://en.wikipedia.org/wiki/The_Long_and_Winding_Road
③https://beatlesdata.info/14/04_imemine.html③https://en.wikipedia.org/wiki/I_Me_Mine
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┏━━━━━━━━━━┓
┃ 上林格氏に物申す ┃2012年04月01日 カテゴリ:朝日新聞
┗━━━━━━━━━━┛いくら朝日新聞社という大企業のものか知りませんが、時々「違うんじゃないかな」 「ちょっと上から目線じゃないですか?」と思います。 「きょうのビートルズ」は上林格さんの記事を参考にさせてもらう時もあります。しかしきょうばかりは、うだうだ言わせてください。 彼の言い分はこうです。言うに事欠いて『アルバム「LET IT BE」に悲劇があるとすれば、プロデューサーが誰だからという問題ではない。真剣に聴こうとすればするほど、聴くものを落胆させる悲惨なセッションを続けた、パフォーマーの責任を認めなければいけない、という悲しさだと思う。』
LPをアルバムというのは大目に見ましょう。しかしそのあとは問題発言です。多くのビートルズファンを敵に回したと言っても過言ではないでしょう。ゲット・バックセッションはビートルズを辞めたいと思っていたジョンとまだ続けたいと思っていた、ビートルズに後から入ったポールの主導と最も重要なのは「ビートルズを辞めさせたくなかった人々」によってされたものだった。だからビートルズには責任はないのです。ビートルズファンなら誰だってそう思いたいでしょう。責任があるとすればビートルズとして活動することで多くの利益を得ることができる人たちだったのではないでしょうか。ビートルズは自分たちが作った会社やそこにかかわる人たちのために、1月のイギリスの寒いスタジオでカメラに「見張られながら」歌ったのじゃないですか。 少なくともポールは少しでもいい作品を残そうと一生懸命だったと思います。そしてそのセッションからポールの、ビートルズの代表曲が披露されているのをお忘れですか。
セッションから約1年たった1970年4月1日、ビートルズが普段使わないスタジオで フィル・スペクターはポールに知られずそのセッションの編集作業を終えようとしていました。日本ではちょうど卒業して新しい年度に変わろうとしていた時期に ビートルズが解散する直前だったというのは不思議な感じがします。まさか、この時期に合わせたということはないのでしょうが・・・。それはさておき、朝日、毎日共催の名人戦を楽しみにしています。
**************** https://www.amazon.co.jp/dp/4022617802
https://plaza.rakuten.co.jp/mookn/diary/201203160000/
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ Single by Billy Joel
┃ ♪AN INNOCENT MAN♪/♪I'll Cry Instead♪ ┃ December 1983
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛‡April 1, 1984 UK Silver 200,000
https://en.wikipedia.org/wiki/An_Innocent_Man_(song)
音源◆Billy Joel ♪I'll Cry Instead♪(The Beatles Cover) https://youtu.be/9LeePEK5NQI
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
①┃ 『僕たちの時間(The Hours and Times)』 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ブライアン・エプスタインと、ジョン・レノンの架空アメリカ映画作品
1992(平成四)年のサンダンス映画祭にて審査員特別賞を受賞
1991(平成三)年 9月 7日(土) カナダ 公開
1992(平成四)年 1月?日(?) アメリカ 公開
1992(平成四)年 2月15日(土) ドイツ 公開
1993(平成五)年11月13日(土) 日 本 公開
♪ブライアン・エプスタイン・ブルース♪ http://www007.upp.so-net.ne.jp/mizutami/lyrics.html#brianepsteinblues
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
②┃ 『BACK BEAT(バック・ビート)』 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
イギリス制作ビートルズ関連映画作品
1994(平成六)年 3月19日(土) 日 本 公開
‡1994(平成六)年 4月 1日(金) アメリカ 公開
1994(平成六)年 4月14日(木) 公開 <ウィッキペディア英語版情報>
1994(平成六)年 9月 7日(水) 国内盤LD ポニーキャニオン<PCLP-00517>
映像◆BACK BEAT / 映画『バックビート』DVD予告編https://youtu.be/49XL3zkT7U8
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%88
┏━━━━━━━━━┓
③┃ 『BACK BEAT』 ┃(fri)4 March 1994
┗━━━━━━━━━┛Soundtrack album by The Backbeat Band
**************②http://www.ld-dvd.2-d.jp/ongaku.html
①http://en.wikipedia.org/wiki/The_Hours_and_Times
②http://en.wikipedia.org/wiki/Backbeat_(film)
③https://en.wikipedia.org/wiki/Backbeat_(soundtrack)
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音源◆https://youtu.be/wNVXHa82dFw
音源◆The Beatles At Home- The Silver Beetles Era (1960) https://youtu.be/irDcoXGaAsY
‡April/June 1960
Matchbox [0:00]
Some Day [1:01]
One After 909 [2:35]
Cayenne [4:01]
Hallelujah, I Love Her So [6:30]
You'll Me Mine [9:04]
I'll Follow The Sun [10:51]
音源◆The Quarrymen/Silver Beetles - Home Recordings 1960 https://youtu.be/QrfxfB56gE0
‡April~July 1960 McCartney Residence, Liverpool, The Beatles recorded themselves rehearsing at McCartney's home at 20 Forthlin Road, Liverpool, in the spring or early summer of 1960.The Beatles are known to have recorded at least 16 songs at the Forthlin Road rehearsal, along with a number of untitled instrumentals and improvisations. Three songs were released in 1995 on Anthology 1.The recordings are the only ones known which feature Stuart Sutcliffe on bass guitar.
01 - I'll Always Be In Love With You [0:00]
02 - Unknown/Matchbox [2:20]
03 - Some Days [3:21]
04 - I Don't Need No Cigarette, Boy? [4:58]
05 - One After 909 (Demo 1) [10:57]
06 - One After 909 (Demo 2) [12:25]
07 - Cayenne [14:54]
08 - Hallelujah, I Love Her So (Demo 1) [17:23]
09 - Hallelujah, I Love Her So (Demo 2) [17:41]
10 - Johnny, Johnny? [20:00]
11 - Hello Little Girl [25:55]
12 - That's When Your Heartaches Begin [27:49]
13 - Well Darling? [29:05]
14 - You'll Be Mine [32:27]
15 - The World Is Waiting For The Sunrise [34:12]
16 - I'll Follow The Sun [36:51]
17 - You Must Write Every Day? [38:38]
18 - Movin' N' Groovin'/Ramrod [41:10]
19 - Wildcat (Demo 1) [45:00]
20 - Wildcat (Demo 2) [46:27]
21 - Unknown Instrumental 1 [48:56]
22 - Unknown Instrumental 2 [53:56]
ビートルズLP・東芝・国旗帯シリーズ販売終了までの流れ
2016(平成18)/06/24(金)
今回は国旗帯(旗帯)販売終了期にリアルタイムでLPを買い漁っていた経験から、その当時の記憶を新たに入手した資料と共に振り返ってみたいと思います.私が初めて入手したビートルズのレコードは『20グレイテスト・ヒッツ』で、地元のパルコで開催されていたビートルズ・フェアで母親が買って来てくれたものです. 決して“マザコン”とかではなく(笑)開催期間が平日という不親切ぶりで、“一応”真面目な高校生だった私は学校をサボってまでは行く事が出来ず、「何でもいいからレコードがあったら買って来て!」と母に頼んで買って来てもらったのがこのアルバムでした. ビートルズを現役世代で聴いていた母ですが、取り敢えず店員さんにお勧めのレコードをと頼んだ所、このアルバムを薦められたらしいです. 恐らく『赤盤』や『青盤』も薦められたのではないかと思うのですが(確か何か2枚組の高いのも薦められたとか言ってた)、決して裕福な家ではありませんでしたので今考えても価格的にもベストな選択だったと思います.その当時はビートルズのレコードなんてもう売ってないと思い込んでいたので、てっきり母は中古盤を買って来たんだと思っていましたが、ピッカピカの新品でした. その後、地元のレコード屋さんで店頭販売されていて「まだ売ってるんだ!」と歓喜して買い漁った経緯は以前のブログで書きました. 今改めて振り返ってみると、私がレコードを買い始めたのが昭和62年(1987年)の事で、前年にはビートルズデビュー20周年記念で86MONOが発売されていたりと割と盛り上がっていた時期だった様です. 母がビートルズフェアに行ってくれたのは昭和61年(1986年)の事ですから来日20周年関連の催しだったと考えれば合点がいきます.しかし、翌年昭和62年頃、つまり私がレコード店でレコードを買い漁った時期は既にビートルズのレコードは廃盤になってしまうと聞いた年でもあります. 当時ビートルズのレコードはまだ国旗帯シリーズが販売されていた頃ですが、英国オリジナルの13枚とアメリカ編集盤の『マジカル・ミステリー・ツアー』と『ヘイ・ジュード』以外は廃盤となっていて、後はベストアルバムが何点か取り扱いがあっただけという状況でした. で、最近、これを裏付ける資料を入手しました.四つ折観音開きの86MONOシリーズを宣伝する小冊子ですが、注目すべきはこの中にレギュラー販売されていたアルバムのディスコグラフィーが掲載されている事です. 英国オリジナルタイトル13枚と未収録曲を網羅した『レアリティーズVol.1』を揃える事で公式発表曲213曲が全て揃う筈が、この頃は既に廃盤になっており、全曲揃えようとするとあの味気ない統一ジャケのシングル盤を足して揃えるしかなく、ミラーコートジャケットがかっこ良かった『ロックンロール・ミュージック』の2枚組でさえ単品でしか買えなかった事もこの小冊子は証明しています. ある意味ビートルズのレコードを集めるには最も不遇だったこの時期に私は買い集めていた訳です.上記のレギュラー販売盤は昭和63年(1988年)にアルバイトをしながらようやく買い揃える事が出来ましたが、「213曲をLPアルバムで揃えて聴きたい」という渇望は平成に入ってネットオークションに出会ってようやく満たす事が出来ました. ではその国旗帯シリーズがどの様な経緯で終焉したかを資料と共に検証してみます.
‡1989(平成元)年04月01日(土)から物品に消費税が課税される中、廃盤になると言われていたにも拘らずビートルズのレコードはまだ細々と売られており、引き続き国旗帯シリーズで販売されていましたが、価格表示欄に消費税を示す印刷がなされた物が販売されていた様です.(存在の確認はしていますが、自分では所有していないのでこういう書き方にしています)調べていくと、オリジナル13枚の内、『オールディーズ』以外とライブアルバムの『アット・ザ・ハリウッドボウル』、『ラブ・ソングス』、あと『赤盤』と『青盤』に消費税表記のある帯が確認されている様です. あくまで推測ですけれど、比較的印刷換えが容易そうな国旗帯ならオールディーズもありそうな気がするのですが.....同様の理由からロックンロール・ミュージックやリール・ミュージックは帯の作り替えが面倒であっさり廃盤にしてしまったか、或いはOdeon期やアップル期にシングル盤で行った“シール貼り”で対応したりした可能性も無くはないですが、未だそういうのは見た事が無いです. つまり国旗帯に消費税が印刷された盤は上記の小冊子に掲載されたアルバムだけにしか存在せず、印刷の煩雑さや英国(アップルコープスの意向)等もあって英国で企画されたアルバム以外は廃盤になったと考えられます. が、私の記憶では『マジカルミステリーツアー』の消費税帯はあった様に記憶しています. 更に検証すると通し番号40番の『ビートルズ・イン・イタリー』の掲載が無く、後発販売の41番に相当する『20グレイテスト・ヒッツ』が掲載してあるのは編集した国の意向が反映していないベストアルバムという性格の盤であったからでしょうか. 同じく『リール・ミュージック』もアメリカ編集盤にも拘らず廃盤にならなかったのは映画のサントラ的選曲だった事と、邪推ですがキャピトルとの契約で販売ノルマが科せられていたのかも知れません. そう考えたのは後発編集アルバムにも拘らずメドレー盤としてシングル盤まで発売された事です.廃盤が進んだ1987年当時でもシングルメドレー盤は店頭で買えました↓↓プロモーションビデオなんかもありましたね~↓↓それから僅か6年.....レコードの販売は2度と無いと言われていたにも拘らず、ビートルズ・デビュー30周年であっさりとレコードが復活します(苦笑)まぁデジタル音源をアナログ化というマニアさん達には非常にウケの悪い代物でしたが、私にとってはそれ以上に「レコードの販売はもう無い」と言われ、毎月のアルバイト代で1枚、、また1枚と苦労して買い集めた事を思い返すと「何だろうなぁ~...」と、当時の東芝EMIのやり方に若干の怒りと不信感を覚えたものです.....あ、当時の販促ポスターがコレですね↓(行きつけのレコード屋さんで貰った物の一部です...)生産限定..........コレクターさん達が一番弱い魔法の言葉デス(苦笑)
1992(平成四)年の03月25日(水)から07月29日(水)まで3期に分けて限定販売されました. これまでのレコード番号(EAS-~)から新たに(TOJP-~)という番号を付けての再リリースでした. 税込み3,000円(2枚組5,600円)という価格帯には何とも言えませんでしたが、平成に入っても相変わらず阿漕な商売を続ける東芝EMIに良い印象を持てなかったのは確かです.このシリーズで注目すべきは『マジカル・ミステリー・ツアー』がLPでは無く英国オリジナル盤と同様、EPになって復活した事でしょうか.(日本盤オリジナルはodeon時代に英国盤に倣ってEP盤で発売)このタイトルがEPで発売された事が英国オリジナルではないアメリカ編集盤のマジカル~の消費税帯盤が作られた経緯と関係があったのかも知れません. 収録曲という面に置いてもこのアルバムにしか収録されていないタイトルもあるので、そういった兼ね合いもあってマジカル~は廃盤を免れたのかも知れません.そんな訳で余り好きなシリーズではありませんが、ステレオ音源初収録曲があるというので『オールディーズ』だけ持ってます.国旗帯を踏襲する帯ですが、当然ながら消費税表記ですね.では逆に遡って国旗帯シリーズは一体いつ頃まで全てのシリーズを買う事が出来たのかを検証します.国旗帯シリーズがスタートしたのは昭和51年(1976年)、つまりビートルズ来日10周年というタイミングでスタートした様です. 私が持っている資料では
1978(昭和53)年07月01日(土)発行の『THE BEATLES FOREVER 78』という販促冊子の中で、シリーズ32番、33番のオランダ編集盤の『グレイテスト・ヒッツ』とドイツ編集盤『ビートルズ・ビート』が新譜として掲載されています. 国旗帯シリーズは35番のアメリカ編集盤の『レアリティーズVol,2』までです.またこの時期にプロユースシリーズの『アビイ・ロード』がリリースされた事が巻末に掲載されています.この様な冊子はほぼ毎年発行されていた様で、年度初めとかでは無く、新譜が発売されるタイミングで発行されていた様です. ネットでも各年度に発行された物を時々見掛けます. 進んで
1982(昭和57)年05月15日(土)発行の冊子になりますが、最新盤は通し番号39番の『ザ・ビートルズ・ボックス』になっています.この時点では通し番号39番として発売される予定だった様ですが、実際に39番として発売されたのは映画化されたアルバムから編集した『リール・ミュージック』でした.私は帯付の付いたザ・ビートルズ・ボックスは持っていませんが、帯の方にその痕跡が残っていのかも知れません. 或いはBOX物はシリーズに羅列するのは相応しくないと東芝EMI内部で反対があったのかも知れませんね. しかし BOX物で帯付きというのは保存がとても難しいですね. 因みにこの冊子には後に“82MONO”と呼ばれる赤いモノラルカラーレコード発売告知とアップルレーベル版の『赤盤』と『青盤』の発売告知が掲載されています.
『20グレイテスト・ヒッツ』は国内的には
1982(昭和57)年12月01日(水)のクリスマス商戦に合わせた様なリリースタイミングでしたので(英国・アメリカは10月11日)、この冊子が編集された頃はまだ未定だった様です. 通し番号的には41番目となる筈ですが、このアルバムにはその番号は与えられなかった様です.手持ちの冊子から1982年までは全て買えて1986年には一部を残して既に廃盤になっていた事が分かります. この間3年のブランクがありますので、1983年から1985年の間に買えなくなっていた様です. また資料が見付かり次第、この空白の3年を埋めるべく検証していきたいと思います.
http://kojikoji325c64.blog.fc2.com/blog-entry-70.html