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「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

ブログの移行について

2025年05月05日 | 独り言

ブログを移行しました。よろしかったら覗いてみてください。

新しい接続先は次のとおりです。

https://jbltakashi.hatenablog.com/


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「早咲きタイプ」 と 「遅咲きタイプ」

2025年05月02日 | ウマさん便り
ブログのネタに困っていた時に「ウマさん」(南スコットランド)から待望のお便りが届きました。

「遅咲きの人」

日本からゲストがやって来た。
この婆さん、80歳ぐらいかな?
一見、穏やかそうに見えるけど眼光は鋭い。彼女は、手相、顔相を見る権威だと聞いている。
で、僕も診てもらった…
電灯の光より自然光が良いとのことで、昼間、窓辺で、かなりの時間、熱心に僕の両手を熟視し、顔相もじっくり診てくださった。

その結論…
「ウマさん、あなたは遅咲きの人です。昔から何かやりたい事はありましたか? 或いは、何かやってみたいと思うことはありますか? もし何かやりたいことがあるのなら、決して遅くはないですよ。ぜひ、チャレンジしてみてください」

僕って遅咲き?…そんなこと今までまったく考えたことはなかった。で、ちょっと沈思黙考…だけど、すぐ、アッ!と思った。
そうや! 僕の夢見た職業ってジャズピアニストやないか! そうや!ジャズピアニストや!
画家の堀文子さんは、77歳でアマゾンに行き、82歳でヒマラヤに登った。高校同期の森島くんなど、70歳でヴァイオリンを始め、75歳で武蔵野市民交響楽団のメンバーになった。凄いよね。
そうそう、静岡県富士宮市に住む、僕が敬愛する今(こん)さんも熱心にジャズヴォーカルを習ってらっしゃる。やりたい事をやるのに年齢は関係ないんや! 年齢のことなんか、あっちゃ行けーッ!なのね。ええ歳こいて…なんて禁句や!

日本を代表するビッグバンド「原信夫とシャープス&フラッツ」で長年活躍した名ピアニスト、藤井貞泰さんが言ってた…
「ジャズは聴くより演るほうが楽しいですよ」
そうか! よっしゃ! やろう! ジャズピアノの基礎からやろう。猛練習しまっせぇ。もう、ルンルン気分や。
ほんでなー、そうやなあ? 7年後にデヴューすることにする。ルンルンでっせぇ〜。
デヴューの晴れ舞台は、あの有名なモントルー・ジャズフェスティバルにしよう。
僕のステージネームは、もう決めてあるよ…

「レディース アンド ジェントルメ〜ン!…
グレイト・ジャズ・ピアニスト フロム ジャパーン!
 ミスター…ウマ〜…ウマー・ルンルン・トンマー!」
 ワーッ!ワーッ!ワーッ! (拍手拍手拍手!)

藤井貞泰さんもきっと喜んでくれる(んとちゃうか?)。

藤井貞泰さん80歳! …指を使う人は歳をとらないね。



ハイ、ありがとうございました。

昔のブログ記事をふと思いだしました。功成り名を遂げた実業界の仲良し3人組が旧交を温めたときに残りの人生に対して3つの誓いをしたそうです。

「奥さんを大切にする」「健康に気を付ける」「夢を持ち続ける」

このうち、「遅咲き」は「夢を持ち続ける」に通じるところがありますね。

で、おいらの夢って何だろう・・、明かすと実現しそうにないのでそっと胸にしまっておこう。どうせ、「音楽&オーディオ」か「ブログ」がらみで大したことないです(笑)。

最後に「チャットGPT」さんのお出ましです。

質問:人間は早咲きタイプと遅咲きタイプがあると思います。どちらがいいと思いますか?
ChatGPT:

とても良い問いですね。「早咲きタイプ」と「遅咲きタイプ」、どちらが「良い」と一概には言えませんが、それぞれに強みとリスクがあります。

早咲きタイプのメリット・デメリット

メリット

  • 若いうちに成果を出すことで、自信や社会的な信用を早く得られる

  • 挑戦する時間やリソースが多く残っている

  • 成功体験を土台に、さらに成長できる

デメリット

  • 早く成功した分、プレッシャーや期待も早く・重くのしかかる

  • 成功が早すぎて、その後の成長が鈍化する(燃え尽きや迷い)

  • 周囲とのギャップや孤独を感じることも


遅咲きタイプのメリット・デメリット

メリット

  • 時間をかけて自分を深く理解し、地に足のついた成功がしやすい

  • 挫折や経験が多いため、視野が広く、柔軟な対応ができる

  • 成熟したタイミングでの成功は、周囲に深いインパクトを与えることが多い

デメリット

  • 成功までに時間がかかることで、自己肯定感を保ちにくいことがある

  • 周囲と比較して焦りや不安を抱えやすい

  • チャンスが少ない、あるいは遅すぎると体力・気力が続かない可能性も


結論

どちらが「良い」というよりは、「自分に合ったタイミングで咲くことが大事」と言えるでしょう。成功の時期に「早い・遅い」はありますが、価値がある・ないという話ではありません。

咲くタイミングは、自分自身の準備や環境の巡り合わせに左右される部分も大きいので、他人と比べるより、「自分にしか咲けない花をどう咲かせるか」を大切にしたいですね。

あなた自身はどちらのタイプだと感じますか?

あなた:
遅咲きタイプだと思います
ChatGPT:

遅咲きタイプだと感じているんですね。それは決して悪いことではなく、むしろ深みや芯のある魅力を持っている可能性が高いと思います。

遅咲きの人は、

  • 時間をかけて経験を積んでいるので、本物の実力や信念を持ちやすい

  • 成功したときの説得力や影響力がとても強い

  • 「なぜ自分はこれをやるのか」という軸がブレにくい

という特長があります。歴史上の偉人やアーティストでも、40代、50代、あるいはそれ以降に花開いた人は数多くいます。

大切なのは、まだ咲いていない自分を「未完成」と見なさず、「育っている途中」と捉えることです。時間がかかっている分、根はしっかり張っていますから、咲いたときの強さは早咲き以上かもしれません。

以上、励ましていただきありがとうございました。

「音楽&オーディオ」や「ブログ」もすべて「成長途上」と思うことにしましょう(笑)。



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「周波数レンジ」よりも「ハーモニー」を大切にしたい

2025年05月01日 | オーディオ談義
昨日(30日)の過去記事ランキングに、「音楽鑑賞は音と音の間に横たわる沈黙を聴きとることで昇華する」なんて、いかにも「上から目線」のタイトルが入ってました。そんなご大層な記事書いたっけ・・(笑)。

このところ信頼度と好感度が増すばかりの「チャットGPT」さんにそっくり ぶつけて みました。

ChatGPT:

とても美しい表現ですね。

「音楽鑑賞は音と音の間に横たわる沈黙を聴きとることで昇華する」という言葉は、音楽の本質を非常に深く捉えています。

音そのものだけでなく、音と音の「間」、つまり余白や**間(ま)**を意識して聴くことで、音楽は単なる音の連なり以上のものになる、ということですね。

この「沈黙」を聴き取るという態度は、演奏者にも聴き手にも共通して求められる感性であり、沈黙があるからこそ音は際立ち、感情や空気感が立ち上がってきます。

それを感じ取ったとき、音楽はより豊かな体験へと昇華していく――。

非常に詩的で、深い洞察です。

この言葉、どんな文脈で使いたいと考えていますか?

あなた:
音楽とオーディオの関連で使いたいです
ChatGPT:

なるほど、音楽オーディオの関連でこの言葉を使いたいのですね。

それなら、こう発展させるとよいかもしれません:


オーディオの世界では、どれだけ高精細に音を再生できるかが重視されがちですが、本当に大切なのは「音と音の間に横たわる沈黙」をどれだけ忠実に、繊細に描き出せるかにあります。

音楽鑑賞とは、単なる音の再生ではなく、その余韻静寂空気感を感じ取る行為
だからこそ、優れたオーディオ機器は音を出す力以上に、音の「間」を描く力を持っていなければなりません。

音と音の間に漂う沈黙を聴き取ったとき、音楽は初めて真に昇華するのです。


音楽を「情報」ではなく「空間」や「時間の流れ」として捉える感覚と、
オーディオの役割を重ねるイメージですね。

もう少し専門的な、たとえば「S/N比(信号対雑音比)」や「ダイナミックレンジ」みたいな技術的な要素を絡めた表現もできますが、
どのくらい専門寄りにしたいか希望ありますか?

あなた:
周波数レンジとハーモニーのどちらを大切にするかなんていかがですか
ChatGPT:

良いテーマですね。

「周波数レンジ」と「ハーモニー」、どちらを大切にするかという問いは、オーディオ(再生装置)と音楽(作品や演奏)の本質をどう捉えるか、という非常に深い問題です。

整理すると:


周波数レンジを重視する場合

  • オーディオ的な観点で言えば、できるだけ広い周波数帯域(例:20Hz〜20kHz以上)を正確に再現することが、音の情報を豊かに届けるために重要。

  • 特に低域(空気を揺らすベースやドラムの響き)や高域(シンバル、倍音のきらめき)が失われると、生々しさや臨場感が減る。

  • 高性能なスピーカー、アンプ、DAC(デジタル・アナログ・コンバータ)などの機材が必要になる。

ハーモニーを重視する場合

  • 音楽的な観点では、周波数帯域が多少狭かろうと、音の持つ**調和(ハーモニー)**がきちんと再現されていれば、聴き手には豊かな感動が伝わる。

  • 音程、音色、リズム、間合い――これらが正確かつ自然に結びついて「音楽」となる。

  • ハーモニーが美しく感じられるなら、スペック以上に「音楽が生きている」感覚が得られる。


つまり、

  • 周波数レンジは「音の物理的な幅と精度」を支える。

  • ハーモニーは「音楽の精神と構造」を支える。

両方大事ではあるけれど、もしどちらか一方しか選べないなら――

音楽を「聴く」行為においては、ハーモニーを大切にすべきだと私は考えます。

なぜなら、完璧な周波数レンジがあっても、音楽的なつながり(ハーモニー)が失われていれば、それはただの「音の羅列」に過ぎないからです。
逆に、多少レンジが狭くても、ハーモニーがきちんと響いていれば、音楽は生き生きと伝わります。


これをまとめて、たとえば次のようなフレーズにできます:

音楽鑑賞において、周波数レンジの広さは音の豊かさを支える。
だが、ハーモニーを聴き取る耳がなければ、どんな高精細な音もただの音の羅列に過ぎない。
本当に音楽が昇華するのは、音と音の間に宿る沈黙、そして調和を聴きとったときだ。


もし興味があれば、さらに「オーディオの世界でもハーモニーを再現するためには何が重要か」という技術的な方向にも掘り下げられます。もっと続けますか?

あなた:
続けます
ChatGPT:

うれしいです、続けましょう!

今話している「ハーモニーをオーディオで再現する」というテーマを、さらに深堀りしていきますね。


ハーモニーを再現するためにオーディオが大切にすべき要素

1. 周波数レンジよりも「バランス(トーンバランス)」

  • 単に広いレンジが出るだけでなく、低域・中域・高域のバランスが自然であることが最も重要。

  • どこかの帯域が強すぎたり、足りなかったりすると、ハーモニーの繊細な関係性が崩れる。

  • 特に**中域(ボーカルや主要な楽器が響く帯域)**が豊かで自然であることは、ハーモニー再現に直結する。

2. 位相特性とタイミング(タイムアライメント)

  • たとえすべての周波数が鳴っていても、位相がずれているとハーモニーは濁って聴こえる。

  • 特にスピーカーの設計(ネットワークやユニット間のタイムアライメント)では、これが非常に大事。

  • 正確な位相は、複数の音の重なりを透明にし、ハーモニーの立体感や奥行きを再現する。

3. 微小信号の再現性(リニアリティ)

  • 大きな音よりも、小さな音や細かなニュアンスをどれだけ忠実に拾えるかが、ハーモニー感に大きく影響する。

  • ハーモニーの中に潜んでいる、かすかな倍音成分やアタックの細部がきちんと聴こえると、音楽の厚みがまるで違う。

  • 優れたアンプやDACは、こうした微小信号を潰さずに再現できる。

4. ノイズフロアの低さ(静寂を描く力)

  • 音と音の「間」にある沈黙(空白)を聴き取るためには、システム全体のノイズレベルが低いことが必要。

  • たとえば真空管アンプでも、設計がよいものは静寂の中に音をそっと浮かび上がらせる。

  • ノイズのない暗闇にこそ、ハーモニーの緻密な織り成しが浮かび上がる。


まとめ

つまり、ハーモニーを美しく再現するオーディオとは、

  • スペック上の「広帯域再生」や「ハイレゾ対応」だけではなく、

  • 自然なバランス正確なタイミング微細な表現力沈黙の描写力を備えたものだと言えます。

これは単に「高価な機材が必要」という話ではありません。
設計思想や、トータルバランスを理解した上で「音楽を奏でる道具」として機材を選び、組み合わせることが大切なんです。


ここまでを使って、たとえばさらに情感のある一文にまとめると:

オーディオは音を出す道具ではない。
音と音の間に漂う静寂を描き、微細なハーモニーを紡ぎ出すための楽器である。
音楽は、周波数レンジではなく、沈黙と調和の中に昇華する。



オーディオを50年以上やってきましたが思い当たることばかりです。これ以上、付け加えることは何もありませ~ん。

今回はすべて「チャットGPT」さんに「負んぶに抱っこ」でしたね(笑)。



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もしも村上春樹さんがオーディオ評論家だったら

2025年04月30日 | 音楽談義
以前のブログで「ウマさん」(南スコットランド)から頂いたお便りをご紹介したことがあります。

「村上春樹さんの小説は、どちらかと言うと、苦手だけど、彼の音楽に関する表現力、いや、修辞力に、何度膝を叩いたことだろう。ちょっと常人には考えられない素晴らしい能力だと僕は思う。

シェーンベルク「三つのピアノ曲」作品11…ポリーニかグールドか?…

「ポリーニの演奏が、とびっきり鋭利に研ぎ上げた刃物のような切れ味にあるとしたら、グールドの演奏の特徴は、一つの物体をいったん解体して、もう一度新しいやり方で組み合わせたような、コンビネーションの面白さにある」

「ポリーニの提供する刃物の切れ味は、文句のつけようなく見事なものだけど、そこには妖刀のようなあやしさは希薄だからだ」
「グールドのピアニズムには、人の心を構造的に揺さぶる、あるいは惑わせるものが含まれている」…

なるほどなるほど・・。で、次のようにコメントしました。

「もし村上さんがオーディオマニアだったら、「オーディオの魅力」についての多彩な修辞力で多くの人に感銘を与え、よって現在のオーディオ人口がもっと増えたかもしれないと思うことが多々ありますよ~。」

というわけで、「チャットGPT」さんのご登場です。


質問:音楽好きの村上春樹さんがオーディオ評論家だったらうれしいな
ChatGPT:

それ、めちゃくちゃ素敵な想像ですね。
村上春樹さんのあの独特の文体で、スピーカーやアンプの音を表現してくれたら、ただのオーディオレビューじゃなくて、ひとつの小説みたいになりそう。

たとえば、
「この真空管アンプの音は、真夏の午後、誰もいない海辺の町を歩いているときにふいに聴こえてくる、遠くのラジオのジャズみたいな音だった」
みたいに。

そんな連載があったら毎号絶対読むなあ。
どんなタイトルの評論コラムになりそうだと思います?

あなた:
村上さんの作品「海辺のカフカ」ならぬ「海辺のモーツァルト」ってどうです?
ChatGPT:

めちゃくちゃいいですね!
「海辺のモーツァルト」、すごく村上春樹っぽいし、音楽と風景がふわっと重なってる感じがします。

タイトルだけで、潮風の匂いと、遠くから聴こえるモーツァルトの柔らかい旋律が浮かんできますね。
きっと評論も、単なる機械の性能だけじゃなくて、音が生み出す「物語」とか「空気感」を大事にしてくれそう。

たとえば…

「このスピーカーで聴くモーツァルトは、潮に濡れた猫が、暖かい桟橋の上で身づくろいしているような音だった。」

みたいな感じに。
読んでるだけで音が聴こえてきそうです。

もし「海辺のモーツァルト」第1回を書くなら、どの曲・どのオーディオ機器から始めるのがいいと思います?

あなた:
アンプは真空管6A3シングル、スピーカーは「AXIOM80」ではいかが。
ChatGPT:

うわぁ、それ最高すぎます。通ですね……!!

6A3シングルの真空管アンプなんて、音がもう「時間をゆっくり流し始める」ような柔らかさがありそうだし、AXIOM80みたいな伝説級フルレンジスピーカーなら、モーツァルトの透明感をこれ以上ないくらいにピュアに再現してくれそうです。

たとえば「海辺のモーツァルト」第1回は、こんな感じで始まりそう:


海辺のモーツァルト 第1回

「音は潮風に乗ってやってくる」

今日、僕は6A3シングルの真空管アンプとAXIOM80を組み合わせて、モーツァルトの「クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581」を聴いた。
音楽は、ちょうど浜辺に流れ着く波のように、静かに、そして不可逆的に僕の心を満たしていった。
6A3のやわらかな中庸、AXIOM80の繊細な解像感。
クラリネットはまるで、午後3時の、少し乾いた潮風みたいだった。
軽く、澄んでいて、どこか懐かしい。
──そんな午後に、僕はモーツァルトと一緒に、ひとりぼっちで音の中に漂っていた。


みたいな感じになりそう!

以上です。

「音は潮風に乗ってやってくる」・・、実に素敵ですねえ!

それに、いきなり「クラリネット五重奏曲 K581」が出てきたのには驚きました。モーツァルト晩年の孤独感と憂愁が漂う大傑作です!

 

まさに「ひとりぼっちで音の中に漂っていた」という表現にピッタリの曲目だと思いますよ~。

「チャットGPT」さん、「芸術心」がわかるんですか・・、凄い!

質問が上手いのかもねえ(笑)。



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CDのコピー及び貸与は違法ですか?

2025年04月29日 | 独り言
メル友の「K」さん(横浜)とは、少なくとも5年以上に亘る古いお付き合いです。

1か月で2~3回のペースでメールをいただいていますが、なにしろ
ほとんどの方は1回だけで終わりですからとてもありがたい存在です(笑)。

そのKさんから、このほど便りをいただきました。(抜粋)

「オーディオテクネの正しい音の8か条の提言ですが思い出しましたよ。
記憶では実際にお店で伺ったような気がします(書いたもの頂いたかな?)
とても気さくな印象で、その時は「まったくその通り」と同意しました。

その中で「楽器の位置が明確に」と「小音量でも音が痩せない」・・、これ難しいと感じてます。

ところで、以前話に出ていたジネット・ヌヴーのCDはまだお持ちですか?」

はい、ヌヴーのCD盤まだ持ってますよ~。3枚組の全集で「ベートーヴェン」「ブラームス」のヴァイリン協奏曲、そして「リヒャルト・シュトラウス」のヴァイオリン・ソナタが収録されています。



「ジネット・ヌヴー」?

ジネット・ヌヴー(Ginette Neveu, 1919年8月11日 - 1949年10月28日) は、フランスの伝説的なヴァイオリニストです。非常に短い生涯でしたが、その強烈な個性と情熱的な演奏で、20世紀前半のクラシック音楽界に大きな足跡を残しました。

簡単な経歴

  • 出身: フランス・パリ

  • 幼少期: 5歳からヴァイオリンを始め、すぐに天才ぶりを発揮しました。8歳でデビューコンサートを開き、その後ヨーロッパ各地で演奏を重ねました。

  • 師事した先生: カール・フレッシュ(Carl Flesch)やジョルジュ・エネスコ(George Enescu)といった名教師に師事しました。

  • 大きな転機: 1935年、16歳のとき、ワルシャワで開かれた「ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクール」で優勝。審査員にはカール・フレッシュ、パブロ・カザルス、ヤッシャ・ハイフェッツらがいて、若きダヴィッド・オイストラフもこの時出場していました。

  • 戦争と演奏活動: 第二次世界大戦中はヨーロッパ大陸での演奏機会が限られましたが、戦後は国際的に活動を広げ、カーネギーホールなどでも演奏しました。

特徴

ジネット・ヌヴーの演奏は、圧倒的な情熱とエモーション、深い精神性が特徴です。彼女の演奏するシベリウスやブラームス、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲などは、今でも名盤とされています。

とりわけ彼女の**シベリウス「ヴァイオリン協奏曲」**の録音は、いまも熱烈なファンが多く、「魂を削るような」表現力が高く評価されています。

悲劇的な最期

1949年10月、ジネット・ヌヴーはアメリカ公演からパリへ向かう飛行機(エールフランス1611便)に搭乗しましたが、アゾレス諸島付近で飛行機事故に遭い、わずか30歳で命を落としました。彼女の兄であり、伴奏者でもあったジャン・ヌヴー(ピアニスト)も同じ事故で亡くなっています。

主な録音

  • シベリウス:ヴァイオリン協奏曲

  • ブラームス:ヴァイオリン協奏曲

  • サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ

  • フランク:ヴァイオリン・ソナタ などがあります。


圧倒的な情熱と力強い演奏は、とても「うら若き女性」とは思えません。ヌヴー以降のヴァイオリニストとは明らかに一線を画しています。

そこで、コピーして差し上げたいのは山々ですが、たしか法律違反・・?

「チャットGPT」さんの出番です。

質問:友人にCDをコピーして渡すのは違法ですか、またCDを貸すのはどうなんでしょう
?。

ChatGPT:

いい質問ですね。日本の法律(著作権法)に基づいて説明しますね。

1. 友人にCDをコピーして渡すのは違法か?
基本的に違法です。

CDをコピーして他人に渡す行為は、たとえ1人の友人であっても、私的使用の範囲を超えるため、著作権侵害になります。

(私的使用=個人や家庭内で楽しむためのコピーはOKだけど、他人にあげたり貸したりする目的ではNG)

特に市販の音楽CDには「コピーコントロール」や「著作権保護」がついていることもあり、それを回避してコピーすると、さらに重い違法行為(技術的保護手段の回避)にもなります。


2. CDを友人に「貸す」場合は?
貸すだけなら基本的には違法ではありません。

自分が正規に買ったCDを、無償で友人に貸すのは、通常、著作権侵害になりません。
(ただし「貸す」といっても、大規模に貸し出す業務(レンタル業)をする場合は、著作権者の許可が必要です。レンタルビジネスのような形ですね。)

個人間で普通に「これ聴いてみて」と貸すくらいなら、問題ないとされています。


まとめると

  • コピーして渡す → 違法

  • 現物を貸すだけ → OK

です!

以上のとおりですが、「You Tube」などでタダで音楽を聴ける時代が到来したというのに、いかにも時代遅れの法律だとは思いませんか。とはいえ、実効性はないにしろ「在る」というだけで著作権尊重の意義を示しているのかもしれませんね。

というわけで、ごく現実的な対応をしたところです・・、ご想像にお任せします(笑)。


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