「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

オーディオって「楽しんでなんぼ」でしょ

2020年08月02日 | オーディオ談義

つい先日のブログで紹介したように我が家の4男坊にあたるJBLの2ウェイシステム「LE8T+175ドライバー」。



品の良さを売り物にする「イギリス系」の3兄弟に取り囲まれて「多勢に無勢」のなか、何とかその個性を存分に発揮させてやりたいという思いが人一倍出てきて、「手がかかる子供ほど可愛い」を実感している(笑)。

本来は「LE8T」(口径20センチ)はフルレンジなので一発で鳴らしてもいいのだが、同じJBLの「175ドライバー」の使い道がほかにないものだから900ヘルツ(-6db/oct)あたりをクロスオーヴァーに設定して2ウェイ仕様にしている。

はたしてこれでいいのかどうか諸説あるところだろうが、な~にオーディオって「楽しんでなんぼ」でしょ。おっと、これは人生でもまったく同じことがいえそう。

英語では「Many laughter, Happy life」というそうですよ(笑)。

いずれにしても、何とかベストの音が出せるようにいろいろ組み合わせを施している毎日だが、ようやくひとまず目途がついたので、ここでシステムの「上流から下流」までの一貫した流れの中で節目節目に選択した機器を後日のために記録しておくとしよう。

✰ DAコンバーターの選択



我が家には2台のDAコンバーターがあって、「エルガー プラス」(dCS:英国)と「HD-7A192」(フェイズメーション:国産)だが、前者は中低音域の情報量に一日の長があり、後者は中高音域の繊細感に秀でている。

口径20センチの「LE8T」は低音域の量感にそのものにハンディがあるのでここは圧倒的に「エルガー プラス」の出番となる。

もはや20年ほど前の時代遅れの製品で「16ビット、44.1KHz」だし、昨今のハイレゾ音源は「24ビット、192KHz」以上だからスペック的にはショボいが、オペアンプなどの周辺部品によほど優秀なものを使っているとみえて、いまだにその存在価値にいささかの翳りも見せない。

数年前に中古で手に入れたが、何しろ発売当時の定価は「250万円」ですぞ!

ときどきレコード愛好家の中には「CDの音は聴けない」なんて”うそぶく”人を見かけるが「貴方はいったいどういうDAコンバーターを使ってそう言ってるんですか」と言いたくなってしまう。まあ、別にいいけどね(笑)。

✰ プリアンプの選択

4台のプリアンプのうち一番相性が良かったのが「マランツ7」型(BRIMAR=STCの12AX7を3本使用)だった。なにしろ「LE8T」の能率が低い(89db)のでゲインの高いプリアンプの出番となる。

✰ パワーアンプの選択



能率の低い「LE8T」には、パワー感のあるアンプが必要なので「300B」アンプ(画像右)をあてがうことにした。

そして能率の高い「175」(108db)にはどんなアンプを持ってきてもOKだけど、やはりベストは繊細な持ち味で音が荒れない71系の「171シングル」(画像左)で決まり~


✰ ネットワークの選択

通常の市販のSPでは箱の中に埋没させられてまず陽の目を見ない「ネットワーク」だが、音質に多大の影響を及ぼすので、ゆめゆめおろそかにできない機器である。

しかも、ときには部品次第でアンプを換えた以上の効果が出ることもあるので研究し甲斐がある。オーディオの究極の楽しさはネットワークにありと思うことが度々あるほどだ。

ただし、市販のスピーカーをそのまま使う方にはまず縁のない代物である。

今回はクロスが900ヘルツなのでそれにふさわしいコンデンサーとコイルを準備した。

まずは、「175」に対して900ヘルツあたりでローカット(-6db/oct)できるコンデンサーを二組用意した。



左側が大型(業務用)の「22μF」、右側がウェスタン、サンガモなどの有名ブランドをパラって「32μF」に仕上げたもの。

周波数早見表によると「175」のインピーダンスが8Ωだから、前者で「900ヘルツ」、後者で「650ヘルツ」あたりのローカットになる。

この二組を使ってどちらがいいかテストしてみたところ圧倒的に「22μF」の方が良かった。すっきりした爽やかなサウンドがまるで別次元のものになる。

「まるで弁当箱みたい」とは、仲間の評だがこのくらい優秀なコンデンサーは世界広しといえどもそうはあるまいと思うほど切れ味がよろしい(笑)。

次に、「LE8T」を900ヘルツあたりでハイカットするコイルについて。



左がムンドルフ(ドイツ)のゼロ抵抗コイル「8.1mh(ミリヘンリー)」、右が「SOLO」の銅箔コイル「2.7mh」。

周波数早見表だと「LE8T」が16Ωだから前者で「350ヘルツ」前後、後者で「950ヘルツ」あたりのハイカットになる。

低音域の伸び具合はムンドルフに一日の長があるが、数字的なマッチングを考慮して「銅箔コイル」を使うことにした。ムンドルフ製の「2.7mh」があればベストだが、人生の残り時間を考えるともはや買い直すほどの根気はない(笑)。

結局、以上のとおり初めからお終いまで一貫して「選択、選択、そしてまた選択」のオンパレードだった。これも人生と同じですね。

けっして自慢できる話ではないが、ボケ防止にはいいかもしれませんよ(笑)。

この内容に共感された方は励ましのクリックを →



この記事についてブログを書く
« 交響曲第6番「田園」に想う... | トップ | 素敵なオーディオ愛好家 »
最新の画像もっと見る

オーディオ談義」カテゴリの最新記事