「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

「美空ひばり」が此処にいるじゃない!

2020年02月11日 | オーディオ談義

前回からの続きです。

「小鳥の名前当て」騒動でたまたまメールをいただいた「S」さん(関東地方)は凄い「AXIOM80」ファンだった!

そのSさんから、ありがたいことに続編のメールが届いた。

「先日の話をもう少し詳しく…。

2発入ったシステムを聴いた時が80の音との出会いでした。
オーディオを始めた頃から存在は知っていました。でも聴く機会は在りませんでした。

ヒノ・オーディオの2発入ったシステムを購入したのは栃木の方だったとの事。定年退職した男性(旦那)とその奥さん、それと息子さん夫婦の4人で来店したそうです。

男性はタンノイⅢLZを物色していて、奥さんは暇なので会長が何かCDを聴かせてあげようと。

会長「何が良い?」奥さん『美空ひばりの有る?』

CDを再生したら…

姿勢を正し、正座して聴き入った。

そして旦那さんに、『お父さん、これにしましょうよ!美空ひばりが此処に居るじゃない!!』 奥さんは(ひばりの)親衛隊だっただけに生の歌声を聴いている訳です。

そして買われていったのでした。旦那さんにとっては良い買い物が出来てラッキーでした。

300Bシングルで鳴らしているそうで、『凄い音で鳴ってるよ!!』と喜びの報告があり、たまに奥さんも好きなので聴いてるとの事。

契約が済んで引き取られてゆく前に自分は聴く事が出来た訳です。

その時自分は何か買いたい衝動に駆られて、何となくローサーのPM6のシステムを何種類か聴き比べていたのですが高域に混濁とビリつき感が有るのが気に食わず諦めていました。そして80の2発入りを聴いて…

『スタックスのコンデンサー型イヤースピーカーと変わらない淀み無く澄みきった高域』それと『声を出す時の息の湿り気をも感じる様な生々しさ』に打ちのめされた。

「この音はこのユニットにしか出せない音なんだな」そう感じて『今なら旧型新品が1ペア有るよ』に食らい付いたのです。2発システムは無理でも、この音は欲しい!

好きな音だった訳ですな。でもバスドラムのドスンは残念。

そして本気で鳴らす為のアンプはウエスタンのVT52刻印のシングル。チョークインプットB電源、フィラメントのDC点火にもチョークインプット。※抵抗切り替えのハムバランサーでAC点火も思案。

ドライバートランスは試したいの色々(笑)。部品は大体揃ったから後は組み上げるだけ。でも仕事が…。あ、箱も修理中だった!」

以上のような、いかにも「AXIOM80」の魅力にどっぷりハマられた方のメールに大いに触発されたのは言うまでもない。

AXIOM80が鳴らす生々しい臨場感を一言で言い表すとすれば「美空ひばりが此処にいるじゃない!」は、けだし、名言ですね・・。

それに、登場された奥様の何と素敵なこと!

わざわざ高価なスピーカーを選んであげるなんて、旦那さんへのふつふつとした愛情に大いに心を打たれるではありませんか。

普通は「どれもこれも一緒じゃない、一番安いのにしとけば」で落ち着くのが当たり前だろうに(笑)。

まったく「仲良きことは美しき哉」(武者小路実篤)という言葉を思い出しました。

また「スタックスのコンデンサー型イヤフォーン」は独身時代の間借りしていたときに愛用していたもので懐かしい思い出の機器である。たしかに同じ透明感の匂いをAXIOM80に感じます!

そして、時代の流れに抗しきれずとうとう廃業に至った「ヒノオーディオ」(東京)さん・・。あれはたしか2012年の暮れごろだったかな。

せめて全国で1か所ぐらい「AXIOM80」を気軽に聴けるショップがあってもいいと思うが、これはまったく「若き層のオーディオ愛好家たち」にとっては不幸というべきでしょう。

好きになろうと嫌いになろうと、とにかく聴いてみないと始まらないんだから~。

いずれにしても、Sさんからとてもありがたいアドバイスをいただき、電光石火のように閃いたので、あとは「即行動」あるのみです(笑)。

さあ、いよいよ新たな「AXIOM80」(2発入り)への挑戦開始ですぞ!

最後に、「七里ガ浜からの夕景の富士山」の写真です。高校時代の同窓生カメラマン「T」君の作品です。思わず葛飾北斎の「赤富士」を連想してしまいました。



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