「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

禍福は糾える縄の如し

2020年03月18日 | 「傾国のスピーカー」シリーズ

前回からの続きです。

大いに期待して落札したワーフェデール(英国)「スーパー10」の不調に伴い泣く泣く返品したのは既に記述したとおり。



その後16日(月)に銀行口座で「返金確認」させてもらった。落札時の条件は「ノークレーム、ノーリターン」だから知らん顔されても仕方がなかったがとても物わかりのいい出品者(山形県)でよかった。

とはいえ、貴重かつ希少な赤帯マグネットのユニットだっただけに、そのまま落札して1本だけ修理に出す方法もあったわけで、はたしてどちらが良かったかは神のみぞ知る。

まさに「禍福は糾える縄の如し」かな(笑)。

いずれにしても、「スーパー10」の代わりに取り付けたリチャードアレン(英国)の「ニュー・ゴールデン8」(口径20センチ:以下「G8」)が巧く鳴ってくれれば言うことなしだがはたして。

とりあえず鳴らしてみたが、あまり違和感は感じられなかったので「これは行けそう」という好感触を得た。

そこで興に乗って低音域の周波数をハイカットするコイル(ムンドルフ)を「8.2+6.8=15mh(ミリヘンリー)」から「8.2mh」にしてみた。

「G8」のインピーダンスは8Ωなので「15mh」のときはおよそ80ヘルツになり、「8.2mh」のときは150ヘルツあたり(-6db/oct)でのハイカットになる。

これで聴いてみると、低音域の量感がぐっと増えて「おお、なかなかいいじゃない!」と、思わず頬が緩んだ(笑)。

さっそく15日(日)にオーディオ仲間に来てもらって試聴してもらった。オーディオは複数の耳で聴いてもらえばもらうほど上質になるというのが我が家のポリシーだ。

すると、「これで十分だと思いますが、アンプ1台に15Ωと8Ωの負荷を持たせるのはちょっと辛いような気がします。プリアンプ側には2系統の出力端子があるんですから、いっそのこと2台のアンプでそれぞれのユニットを鳴らしてみてはどうですか」

「成る程、そういう手もありますね。プリアンプの2系統の出力端子を同時に使うと、ややパワー感が落ちるような気もしますが一応やってみましょう」

結果的にこれはたいへんな名案だった。いろんな組み合わせがぐっと広がったのである。具体的には次のとおり。

1 「AXIOM80」(以下「A80」)に「WE300B」アンプを当て、「G8」には「6098」アンプをあてて同時に鳴らし、混合ダブルスにして約150ヘルツ以下を補強する。

2 「A80」をフルレンジ単独で聴きたいときは「6098」アンプをオフにする。

3 「G8」をフルレンジ単独で聴きたいときは「WE300B」アンプをオフにし、同時にコイルを外してSPターミナルで直結する。実に簡単な作業で済む。

4 SPの結線を変えるだけで二つのアンプと二つのユニットのたすき掛け試聴が簡単に出来る。

これで順次1,2,3、4と聴いていったがそれぞれに良いところがあっていずれも甲乙つけ難し。とりわけ3は想像以上に良くて口径20センチのユニットの小気味よいサウンドにほとほと感心した。

次に、一段落してから「A80」の復刻版が入ったボックスを聴いてもらった。



この箱はもともと「AXIOM301」(口径30センチ)が入っていたものを改造したものだが、そのせいか箱の厚さが4センチもあって「A80」にはどうやら不適のようでやや響きが硬くなる。

「A80の初期版が1台あればもう要らないんじゃないですか」と、仲間。

それもそうですねえ・・・。

翌日、「A80」の復刻版を外して、まったく違うタイプのユニットを取り付けた。このブログの読者ならどういうユニットか、およそ想像がつくことでしょうよ(笑)。

以下、続く。

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