天気予報

今年も残すところ・・という時期になってきました。

今日はスッキリよく晴れた日で、コートもいらず北陸で育った
私には、なんだか年末らしくないお天気です。


思い出すのは、中学生の冬。

除夜の鐘を聞きながら、静かな部屋でそっと窓を開けると

暗い空から雪がひらひらと舞い降りてきて

いたく感動したものだ。

今年はきっといい一年にしようと背筋を伸ばし、冷たい空気に
触れながらありがたい気持ちで新年を迎えたあの時。

それは、予期していなかった雪のおかげ。

いまや、天気予報は事細かに正確な情報を伝えてくれるので

もし窓を開けて雪が降ってきたとしても

「あー、天気予報が当たったわね」てなもんで。

風情がなくなったなーと少し残念に思います。

そんな折、

先日乗ったタクシーの運転手さんが、「天気予報では湿度も
伝えるべきだ」と言ってたっけ。

ふと、

靴をポーンを蹴り上げて天気を占っていた時代の事なんかを
懐かしく思い出したりして。あれはあれで楽しかったなぁ…