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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 デビュー、突っ張り兄ちゃん《リー・モーガン(tp)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
   ジャズトランペット「リー・モーガン」のレコード紹介です。~♪
 
初リーダー作、& Blue Noteビュー作。
「ピリピリ」と、ラッパがれる程に。
でも、この突撃ラッパがいなんです。
 
一句
 “粋がって 輝けリーの ビュー盤”


①『インディード!』(56)
《Indeed!/Lee Morgan》
リー・モーガン(tp)、ホレス・シルヴァー(p)
クレアレンス・シャープ(as)、
ウィルバー・ウェア(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)。


この突撃ラッパの男がいだ。
誰も邪魔する者はいない程、威勢がいい。
恐いもの知らずの男が、ラッパ片手に突っ込んでくる。
 
「ピリピリ・ヒリヒリ」。
ラッパの朝顔が、割れる程に悲鳴を上げる。
その音は天空高く突き抜け、勇ましさを誇る音。
この勢の良い音が、どうも好きになれない。

とはいえ、最もラッパらしい音ともいえる。
ラッパの特徴を何なく鳴らし切る男。
といえるのでは。

音の輪郭はハッキリ、金属的鋭さの音色だ。
日本刀で空間を切り裂く、れる音。
粋で格好いいラッパ、と言っても良いのでは。

このラッパの形、ガレスピーの真似か。
45度上向きのラッパを、斜めに構えた姿。
これはどう見ても18歳の兄ちゃんに見えない。
これがリーダー作、且つブルーノートのデビュー盤である。

ぽっと出の兄ちゃんをブルーノートがスカウト。
随分と、買われたもんである。
まさに「ギンン」の勢い、若さ勝負の音だ。
もっとナイーブな一面があれば、聴く気にもなるんだが・・・。
 
 一句
 “粋がって 輝けリーの ビュー盤”
 
でも、「The Lady」のラードは中々いい。
18歳の兄ちゃんとは思えぬメロディー&間のとり方が何とも巧いんです。
 
♪~「The Lady」 威勢の良さをえ、ぢとっと聴かせてくれます。


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