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おやじの本音を綴ります。

はたして私たち日本人に『主義』はないのか

2011-10-13 22:19:41 | ブログ

高校時代からの友人Tが会社に訪ねて来ました。自治労に在籍中はあちらこちらと忙しく走り廻っていましたが、体調を崩した事で今は割とノンビリした部署にいるようです。

高校時代はリーゼントに短ラン(短い学生服)とスカマン(横須賀マンボの略)のコンビ…360°不良です。始めてあった時は「なんでこんな奴がいるんだ…」と少し距離を置こうとしましたが、何故かドンドン近寄ってくる!!しかも何故か同じクラスにそんな匂いを持つものが他にもいて、ワタシ等グループの存在が当時のクラス担任を次年度は副担任に格下げにした原因の一つと云われ無き濡れ衣(?)を着せられました。

確かに現役東大に合格した連中も何人かいたクラスにも関わらず学年で最低の平均点を叩き出していたという事からみればワタシ等の努力は相当なものではないかと自負しています。

まぁ、そんな彼が自治労で組合員のために一生懸命働いていると思うと『ヘェ~!?』ですがここはお互い様という事で引き分け…

ところで今朝の新聞社説にありましたが、先進国に広がる所得格差に対する抗議デモについて憂えています。

「自由 平等 友愛」を掲げたフランス革命から生まれた「さまざまな主義(プリンシプル)」で多くの先進国が資本主義経済を取り入れていますが、19世紀に自由放任主義(レッセフェール)がもたらした「低賃金」「不安定な物価」「社会保障への信用低下」「貧富の格差」などなど…

まさしく過去の出来事が繰り返されようとしています。当時はやがてブルジョアからの権力奪取を提唱する共産主義、アナキズムなど「闘争」が叫ばれます。

子供心に焼き付いている連合赤軍による「浅間山荘事件」や「よど号ハイジャック事件」など平和な今日では考えられないような凄惨な出来事がこの日本でも起きているのです。

ナマジッカナ知識で中途半端なことを言って怒られるかもしれませんが『主義主張が無い…』と白洲次朗が嘆いた日本でも十分に起こりうる『暴力による蜂起』を絶対に起こさない様に、しっかりと政策を建てて欲しいものです。

またまたこんな記事を書いてしまってスミマセン。(IPadから投稿)