オークランドの風にのせて

ニュージーランドはオークランド郊外から、

毎日出逢うさまざまな出来事をお届けしています。

にっこりした日

2010-01-31 | 日記
☆ 犬を連れて散歩をしていたら「貴方の犬可愛いですね」
と中国系の女性に声をかけられた。
その方も真っ白い小型の犬をつれていて、
そのちょこまか歩く姿がなかなか愛らしい。

私「貴方のワンちゃんもとっても可愛いですね」
 「有難う。でもこの子は娘の犬なんです。」
私「おいくつですか?」
 「はい、28歳です」
私「ええっ!?このワンちゃん28歳?」
 「いえ、あ、あの~28歳は娘の年です」
その方は恥ずかしそうに訂正した。

私達は顔を見合わせていっしょに笑い、
ニコニコしながらバ~イと言って、それぞれに散歩を続けた。


☆ 知人からゴディバ(GODIVA)のチョコを頂いたので、
  先日友人のアレン(日本に住んだ事8年、日本語ぺらぺら)が
  ちょこっと家に来たから、お茶請けにそれを出した。
  「あっ、ゴダイバのチョコだ!」と言って、アレンは大喜び。 

アレン「このチョコ、どこで買ったんだろう」
私  「NZでも買えるのかなぁ」
娘  「ええと…ム、ムリカモネって…」

アレン「やっぱりムリなんだ、NZで買うのは。
    そういえば前住んでた吉祥寺にもお店があったなぁ」
娘  「そこも ムリカモネ で行けるんだっけ?」

アレン「えっ? 何それ?」
娘  「電車だよ。ムリカモネって言うんじゃないっけ?
    それに乗れば、チョコ売ってるところに行けるよ」
   (ゆりかもめに乗れば買いに行けるということらしい)

娘よ!笑ってごめん。ゴディバは英語でゴダイバって言うんだって。
   それを「お台場のチョコ」って聞いちゃったんだね。

ちなみに娘の頭の中の東京都地図は、
いまだに新宿が全ての中心で、放射状に原宿、池袋、渋谷、があり
吉祥寺もお台場も「東京のどのへんか全然分からない」んだそうだ。

☆ 間違えも ボケも笑って 許してね 

初めてが一杯

2010-01-23 | 日記
娘がマロン姉を連れて日本から戻ってきた。
それに私も加わって三人で、昨日までの9日間、
東奔西走たっぷりみっちり遊んだ。



まずは南下。
私のカーナビ入力ミスで、合計百キロ近くも道に迷いながら、
海岸に温泉が湧き出ていると言う、ホットウォータービーチにようやくたどり着き、
手が痛い私をかばって、姉さんと娘で温泉をがしがし掘ってくれて、
みんなでお尻だけだけど、ちゃんとそれに浸かった後、



温泉観光地ロトルアに行って一泊した。



オークランドの西方面でイチゴ狩りをしたあと、
サーフィンのスポット、大波ざっぷんのピハに行った。



オークランドタワーに登った日は、ついでに街中を歩き回ったよ。



オークランドの北にある、ブラウンズベイで美味しいラーメンを食べ、
海岸でのんびり遊び、デボンポートで丘にやっこら登った。

今回の旅で、産まれて初めて海外でハンドルを握ったマロン姉さんだけど、
怖い怖い~を連発しながらも、
どこへ行くにも、ほとんど姉さんが運転したからすごいよね。

そしてもちろん、ショッピング!ショッピング!!ショッピング!!!
観光や美味しい物の食べ歩きもさることながら、
ショッピングって何て楽しいのでしょうかねぇ。

んで、お財布はまたもやすっからかん。
でも、いいの。
当分出かけるあてはないし。

そして昨日早朝、マロン姉さんはこれまた、
産まれて初めて、たった1人で機上の人となったのでありました。

今回は産まれて初めてが一杯だったね、お疲れ様。
又来てちょうだいね。




ただ今、お帰り

2010-01-13 | 日記
ここ数年日本に旅することを私は「日本に帰る」と言い、
娘は「日本に行く」と言う。
それって、ちょっとさびしい気もするな。
そんなことを思いながら送り出した娘が今夜、
いよいよ日本から戻ってくる。
                  

                
2ヶ月の滞在を終えて、体もスーツケースもぱんぱん。
コンビニやファミレスが近所にある幸せをたっぷり味わい、
大好きなGAPやユニクロに通い詰め、
遠く新潟までスノボに行ったかと思えば
NZの仲良し友だちYちゃんと合流して、
ティーンなら誰でも行きたい原宿や渋谷、はたまた浦安方面まで、
お財布を開けたり閉めたり、カメラを出したりしまったりしながら
足跡をぺたぺたつけてきた次第。
日本の高校生や大学生が、普段普通にしている事が、
質素なNZ暮らしのYちゃんや娘には
夢のようだったことでしょう。



いまや娘は気持ちよいくらい、すっからかんらしい。
帰ってきて早々借金の申し込みがあるんだろうな。たははは


  集めても 92円の 全財産 (私もね)

Rotorua(ロトルア)に行って来た

2010-01-06 | 日記
あれほど7時半出発ね~と固い約束をしていたのに、
やっぱり遅れて、出発は8時半だった。
ま、最初っからそんなこたぁお見通しだぁね。
何しろ連れは万事イギリス時間で行動する、
のんびりやの父ちゃんだからね。

で、目的地は家から200㎞の温泉地ロトルア。

有り合せのおやつを、スーパーのレジ袋に放り込んで、
ポットに紅茶とコーヒー詰めて
(やだな~、別々に詰めましたよ~ 今回はね)
犬と二匹の猫のお皿に、それぞれの朝ごはん+αを入れて、Go!
実は買ったばかりの、ナビが使いたくって、
二人して、もうどっか行きたくって仕方なかったのよね~。
だからほんとは、どこ行くんでも良かったんだけど、
今月わが姉上をロトルアにお連れしなくてはいけないから、
それじゃその下見に行こうよ、と決めたの。



ナビへの目的地の入力に、10分以上掛かる初心者なので、
かなり不安だったけど、何とかロトルアにたどり着き、
皆様お勧めのガバメントガーデンズで、おべんとうを食べ、
あちこち車でぐる周りして、硫黄のにおいをたっぷりかぎ、
軽くウォーキングもこなした。



ロトルアの詳しいレポートは、
後ほどマロン姉さんが来たときのをご報告しますね(多分)

帰りは、虹子さんとおっしゃる方のブログで、
面白看板がたくさんあると教えていただいた、
ティラウの街に寄って、
ユニークな看板の数々を鑑賞してきた。





この街の看板は、トタンの波板で立体的に作ってある看板で、
それぞれのお店の特色を生かしたデザインになっていて、
どれもしっかり目を引くけれど、
中でも一番面白いのはインフォメーションセンターと、
そのお隣のお土産やさんの、羊飼いと牧用犬&羊。



コレは看板ではなく建物そのものがその形で、
これ、私かなり気に入りましたね~。

家に着いたら午後の8時半で、ちょうど12時間の旅でした。
夏時間なので、暗くなる前に帰れてラッキー!
帰ってからのJayちゃんの散歩で、父ちゃんの電池が切れて、
父ちゃんは10時には、ソファーで居眠りしていました。
お疲れ様~。



  湯の香 何かに似てる ゆで卵!

2010ですねぇ

2010-01-02 | 日記
あけまして おめでとうございます
本年も昨年同様のお引き立てのほどを 
心よりお願い申し上げます。



元旦早々アクロバットの姿勢で寝るJayちゃん

…ってわけで、いやぁ、光陰矢の如し。
つい昨日がクリスマスなんて思ってたら、
どっこい昨日っからもうお正月。

でもここはNZ。
街の中も普通のお休みと言った感じで、
静かだけどスペシャルな感じはほとんど無いな。
2日の今日は早速、ゴミの収集がきっちり有るし。

大晦日は、カウントダウンの花火が、
例年通りオークランドタワーから上がるからと、
父ちゃんと二人で、近くの山道にそれを見物に行った。

山道半ば、見晴らしのよい場所の両脇には、
数台の車が停められるスペースがあって、そこがここらの見物ポイント。
私達が到着する頃には、すでにたくさんの車が停まってて、
大勢が わくわく、がやがや花火の開始を待っていた。
オークランドの街方面を見渡せば、
金銀ダイヤの粉を撒き散らすがごとき、煌めく街の灯が。
そして家庭の庭から打ちあがる、打ち上げ花火の数々。 
二人でしばし見とれていると、
12時きっかりに、いよいよタワーの花火がはじまった!


……ええ~っ、…ショ、しょぼい… 


オークランドタワーの花火見物には、
やっぱり遠すぎたのね、ここからじゃ。

それでも時を同じくして更に数をます、
一般家庭からの、数百数千の打ち上げ花火の勢いを得て、
夜の闇がキラキラと輝きを増し、
誰かのスパークリングワインの栓を抜く音や、
Happy New year!の歓声で、年越しムードはまずまずだった。

花火を見終わって車に帰るとき、隣にいた韓国人のグループの方から、
「明けましておめでとうございます」
と、日本語でご挨拶を頂いたけど、
残念!ハングルを知らなかったので、英語でご挨拶を返していたら
「へ~お隣の人たちって、母ちゃんの知り合いだったんだねぇ」
と言う、父ちゃんの一言で思わず脱力。

あのさ、年越しなどにHappy newyear!って、
周囲のだれかれかまわず言い合う習慣は、
西洋からのものじゃなかったんかい!?

というわけで、今年もなにやら気の抜けた幕開けでしたが、
この調子でへにょへにょゆるゆると、人生の嵐をやり過ごし、
2010年を乗り切ってゆくつもりです。

みなさま、一緒に乗り切りましょうね~。いやか… 

初詣の夢をみているりり