経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

この指止まれ

2011年01月19日 | Weblog
宇宙、天が動く(ように見える。
他の人の真ん中に、自分がいるようにみえる。

「天下天上唯我独尊」 、

なんと雄大な、爽快な快感であろう。

「天下天上唯我独尊」

この世の中で、この俺様はこの俺しかいないんじゃ。

これが、「俺様はえらいのじゃ」とここまでいくと行き過ぎ。
「天下天上唯我独尊」から、遠ざかることになり、
単に不遜、威張る人になる。

みなそれぞれが、各人 「天下天上唯我独尊」。
そのことは、自分は他の人にない、
他の人から尊ばれるものを持っている存在。
彼は、自分にない、他の人から尊ばれるものを持っている存在。
一人一人が、誰にも持っていない尊ばれるものを持っている存在。
だから、当然謙虚になる。

自分の存在そのもの。
個々の存在そのものが「天下天上唯我独尊」
価値ある存在である。
価値ある存在とは、それぞれの役割を持つ、と言い換えられる。

八百屋は八百屋として。それを経営するAさんは、
Aさんなりの価値付けをしてその八百屋を営む。

八百屋は八百屋として。それを経営するBさんは、
Bさんなりの価値付けをしてその八百屋を営む。

だからいくらや八百屋があっても、
全て、個々「天下天上唯我独尊」であることが本来なのだ。

その本来を全うすることで、存在できる。
その本来を失うことで、滅する。

こんなことを考えて、あて自分の生き方、
生業、事業のあり方、街作り、そういったものの

本来は、「天下天上唯我独尊」 で、
あるべきではなかろうか、と考え始めた。

換言すれば、「この指止まれ」

自分の「存在」を自分で認識して、じっとしていたら
周りの人がその存在、価値、役割を認知し、それに惹かれて
この指にとまる。



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