経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

倒産

2012年11月15日 | Weblog



ところで、倒産には、

消費者からみたらもうこれ以上は支えないよ、通さないよ、

といった側面があります。これが1つ。



倒産しない企業から見たら、

お陰様で俺んちが生き残れるよ、

といった側面があります。



この2つの側面虫、前者については既に触れました。

で、後者について。



Aというお米屋が倒産したから、今晩からお米が食べられない

といったことはありませんから消費者は困ることはない。

冷たいようですが、それが現実です。。





問題は、この冷厳な事実が、国などの統制により

機能しなくなるといったことがあれば、

それは、それは不幸なこととなります。

このことは「落ち、こぼれる」の原理のところで

触れましたので、ここでは割愛です。





倒産がある。

だから倒産しないよう工夫する。

工夫を競ってくれるお陰で、消費者は選択の楽しみと、

より便宜性を味わえる。



それがまたマクロの消費を増やす。

こうしたサイクルこそ、

「種」、そして社会、国家、企業の永続的発展の礎にある。



そうしたことを、私は経営支援上の経験から、

直観的に、これって自然の摂理かな、

と思ったりしているのです。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿