経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

野菜知らずとも

2011年11月06日 | Weblog
なにより、真のバックボーンが欠落している、と自分自身の
そこに自分で気が付く。
それだけでなかなかの人物、と理解できます。

理由は、簡単です。

特殊性、専門性を追求していけばいくほど、
そこに、血の通った人の営み、といったことが希薄になります。
なんであろうと、所詮「人」がやっていることなのに。

学問的に言えば、人間学がわかれば、否、わかってこそ、
それらが活きてくるもの。


これが正論、正道であろうと思いますが、ほとんどの人、
とりわけ学者、経営コンサルタントたちは、
学ぶ方向が、より専門性、より特殊性へ向かっています。
このことは、大きなマーケットから遠ざかることと同じ意味。



八百屋を知るには、野菜、果物よりさきに、「屋」、
それより先に八百屋の「親父」、
その親父より先のその人、その先の人間、といったことでしょうか。