経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

経費はいや、利益は好き

2006年02月12日 | Weblog
商品を売るからご苦労されるのです。商品はそれを手にされるお客様に、何らか貢献するもの、そうした機能を持っている。それを活かしてあげることです

たとえばおしぼり。おしぼりは、お客様の素手に触れるもの、温度がある、繰り返し使うもの、消耗材、といった機能があります。
 ですからいわゆる経営者の手が打ちやすい商品だと私は、思いますよ。

 オシボリを単に配れば、そのお店にとっては経費。配らない方が得。ところがこれで消費者が感動し、そのお店の売上げが上がれば、これは得。ですからそのお店はオシボリに経費をかける気になるでしょう。高橋クリーニングの高橋さんは、そう考えました。

 オシボリを遣って、以下に客先のお店の売上げが上がるか、ということを考えて
あげるのが、オシボリ屋さんの仕事だから、当然です。
 ですがほとんどのオシボリ屋さん、この当然の仕事をしていない。仕事をしていなくでも売上げ上がるとしたら、それでいいのですが。

 人皆、経費はいや、売上げと利益好き。商品はは、この皆さんが大好きな後者を充足してあげる道具にと考えることです。