経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

昔からネットでワーク。

2006年02月07日 | Weblog
いつの時代でも、企業の倒産は決まっている。不動産過剰会杜、非流動性会社、借金会社だ。なぜか。これらの共通項を探せばよい。流動性が低いことだ。人間でも身体や思考が堅いと、いう。それである。

 としたら経営者は心して、会社を流動化することである。そのシクミをつくることである。指標としては、設備の生産性、キャッシュやモノの回転率をあげ、ROCE(総資本利益率)をあげる経営をめざすこと。

 B/Sは縦を短く、小さくすることにつきる。LPは消費者に関係ある費目とそうでない費目と2つに分け、前者の比率を限りなく高くしていくこと。つまり短、単純、そして売上貢献度の高い決算書をめざすことである。
 もちろん、人事異動も、交流もどんどんやる。人の頭や身体が硬いのも危機を招きますからね。

 例えば、資産を小さくするにはどうするか。議論や会議で減るわけではない。ダイエットの本をいくら読んでもダイエットは不可能である。町を歩くことだ。行動することだ。 動けば,血液も流れる。筋肉もほぐれる。喉もかわいてドリンク飲みたくもなろう。そうすれば金が動く。金が動けば経済は活発化します。

 こうした流れ、循環に乗るためには、市街とのリンクもきちんとしておく必要がある。孤立型というのは、社内の循環はうまくいっても、外部とのソレがうまくいきませんから、結局はダメになる。
 内外部の配線をすいすい電流が流れていてこそ、我が家は明るくなる、と考えてみてください。昔からネットでワーク。