いまジャーナリストとして

 いま私たちの目の前に、次々と現れるニュースをどうとらえ、どう判断するか・・・ジャーナリストの日誌。

東日本大震災・・・いわき市から福島原発に車で接近しました。今年の4月末の取材です。遅ればせながら。

2012年09月10日 00時41分40秒 | 日記

 今年の4月末、震災で被害を受けた福島県に
取材に行きました。
 東京から常磐道に乗り、小名浜の港からいわき市
までの海岸線を北上し、被害の実態を見てきました。
 昨年、震災からまだ1か月あまりの4月末に、同じ
場所を取材したので、その「1年後」を取材に行った
ものです。

 今年は、取材直後に1回目の記事を、このブログ
にアップしました。いわき市に着く直前までのことを
書きました。
 ところが、その後、5月の連休に私が足を骨折し
たりしたため、2回目の掲載がのびのびになって
しまいました。
 
 今回、ようやく、その2回目を掲載します。
 2回目は、いわき市内から、福島原発の20キロ規制
の検問所までです。
 福島原発に、できるだけ近づこうというのが、取材の
ひとつの狙いです。
 さて。

 いわきの駅前に着いたのは、ちょうどお昼ごろです。

 昨年の4月にいわきに入ったときは、車も人影も少なく
ゴーストタウンのようでした。
 しかし、1年たって、今年の4月末は、ご覧のように
駅前を車が走り、街のにぎわいが戻っています。


 いわきの中心街です。
 ここも、車が何台も走っています。

 ただ、街の商店街を歩く人は、ちょっと少ないかな
という印象です。
 ここでお昼をたべました。

 取材に行く前に、秋葉原で放射線量計(ガイガーカウンター)
を買い、取材しながら、あちこちで測定してみました。
 東京では、0・12マイクロシーベルト ぐらいです。
 自治体や政府の発表では、東京で0・06マイクロ
シーベルトというような数字が出ていますが、どう測定
しても、0・1台になります。
 まあ、そのへんは、測定する場所でちょっとした違い
が出るのでしょう。

 いわきの商店街で測定してみました。
 0・32マイクロシーベルト
 という数字が出ます。
 東京より少し高い数字です。
 人体に影響のあるような数値ではありませんが、やはり、
福島原発に近いんだなということをうかがわせます。


 道路の向こうに見えるのは、
 いわきの地元紙「いわき民報」社です。

 レストランは、普通ににぎわっています。
 大学の予備校も高校生が通っています。
 市民生活が戻ってきている感じがします。

 食事を終え、福島原発に向かいます。
 いわきから、国道6号線、いわゆる水戸街道を
海岸沿いに北上します。
 
 北上するにつれ、走っている車が少なくなり
ます。
 30分も走ると、見えてきました。
 検問所です。
 福島原発から20キロ圏内は立入禁止で、ここが
ちょうど20キロの地点になるのです。



 赤いバスは、福島原発で仕事をする作業員を送り迎え
するバスです。
 バスの向こうに、警察の車両が駐まっています。
 
 寄ってみましょう。


 警官も出ています。

 立入禁止の標識があります。

 ただ、ご覧のように、そんなに物々しい雰囲気では
ありません。
 成田空港なんかのほうが、桁違いに厳しい検問態勢
です。
 まあ、考えてみれば当たり前で、こんなところを、
強行突破して原発に近づこうという車は、まず、
ないでしょう。

 ただ、去年の4月に来たときは、パトカーが
1台駐まっているだけで、もっと緩い検問でした。
 少しだけ、厳しくなったようです。

 さて、この写真のすぐ右手に、サッカーの
 「Jヴィレッジ」
 があります。

 東電が、福島原発の地元対策として寄贈した
施設で、サッカー場が何面もあります。
 サッカーの日本代表の合宿地でもありました。
 「ありました」と過去形で書きましたが、いまは、
福島原発で作業する人々の拠点となっています。
 
 ここでサッカーをするようになるのは、まだまだ
何年も先のことでしょう。

 次回は、Jヴィレッジの様子を報告します。




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