長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

新型コロナウイルス対策、前例のない決断と、工夫

2020-02-03 11:03:00 | 安全保障

新型コロナウイルス対策、前例のない決断と、工夫

出入国管理法第5条第1項第1号には、

———
感染症法に定める一類感染症、二類感染症、新型インフルエンザ等感染症もしくは指定感染症の患者または新感染症の所見があるもの。
———
に該当する外国人は、本邦に上陸することができないとあります。

ここでのポイントは「患者」と限定していること。患者と限定するためにはその前に検査が必要です、検査しなければ患者かどうかわかりません。しかし、感染症法では感染検査そのものを強制、あるいはその為の、隔離、停留を強制できないのです。

また後半の「新感染症の所見があるもの」とはどういうことか。新感染症とはその症状の原因が特定されていないものをいいます。今回の場合新型コロナウィルスと原因が特定されているので本項の適用はできないことに加え、所見をどの段階で行うか?これも検査を強制出来ない。

しかし今回、日本の対応として入国拒否するものは、前出に加えて、
・直近14日間に湖北省滞在歴のある外国人
・湖北省が発行したパスポートを所持する外国人

つまり、患者でなくとも滞在歴があること、特定パスポートを所持する事で入国を拒否しているところに前例のない政府独自の決断があります。

また、外国人の国籍を指定しなかった点に着目したいと思います。この判断には多くのご異論があろうかと思います。国籍を指定しますと外交上の相互主義を突かれたとき必ずしも良いことばかりではない。今回政府チャーター機が邦人を迎えに行きましたが、中国政府の了解がなければ実現出来ない。今後も中国が日本政府の要求を「断りづらい環境」を確保する為の工夫だと感じます。全ての邦人が帰国すれば話は変わってくると思います。これはあくまでも私見です。

今後は今回のケースを根拠に法改正議論が必要であり、それが私達、国会議員の職責です。

それでも、法律が現状に対応出来ないことがあるでしょう、わかりません。そして、我国は法治国家である現実。超法規的措置はテロ対策で取られたことはありますが、法治国家に矛盾します。今後のあらゆるケースを想定し、その全てを法律に落とし込むことには限界があります。その時施行されている法律では対処出来ない緊急事態も想定されます。

その為の緊急事態に対応する為、憲法に緊急事態条項が必要だと思うのです。

尚、旧民主党で閣僚を経験された某議員から、新型インフルエンザ等対策特別措置法があるではないか!と、叱責にも似たご指摘を頂戴しましたが、

この特措法で可能になることは、
・公共施設の使用制限
・住民に対する外出の自粛要請
・イベント等の制限措置
等であり、今回ケースにその全てに対処する事はできません。
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7 コメント

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Unknown (あ)
2020-02-04 16:06:15
長尾先生、状況を詳しくご説明していただき感謝申し上げます。

しかし常日頃から護憲派の地道な活動の一環に
「緊急事態条項=ナチス」の入り口というスローガンがあります。

人気芸能人などのTwitterで、楽しい話題の合間にサブリミナルのように、
「自民党の改憲案が通れば私たちの自由が無くなって人権が守れない」
「独裁政権が可能になってしまう」
という意見を流している人たちがいます。

これに対し、自民党のHPや公式な見解を探そうとしたのですが、
見つからず護憲派の言いたい放題が続いてきました。

今回、いかに緊急事態条項が無いことがネックになっているのか、
また「らい予防法違憲国家賠償請求訴訟」で、過去に総理大臣や
厚生労働省や法曹界が謝罪した事を鑑みると、
慎重にならざるおえない事も理解できます。

長尾先生、アフリカ豚コレラの件も重なりお忙しいと思いますが
どうぞお体を大切に、今後も情報発信をよろしくお願い致します。
武漢肺炎を、二類指定、間違ってます! (高橋 和加子)
2020-02-05 14:21:45
今回の武漢肺炎は、無症状でもウイルス保有者が存在します。また、中国からの渡航者数が、SARSやMARS発生時に比べ、爆発的に増加。
その点から考えて、SARSやMARSと同じ「二類」として対応していること自体が、そもそも間違っているのでは?

他国が、中国人全面入国禁止措置などを取るのは、自国民を守る当然のこと。
日本がその措置を取らないから、汚染国と認定する国も出てきました。

このままでは、日本人が他国に旅行しにくくなるばかりでなく、「何が何でも国賓として訪日したい、中国への配慮なのでは?」と国民の疑惑がつのり、自民党への不信感が募るばかりだと思います。

二階幹事長からの指示で、小池知事が中国へ防護服を発送したとニュースで聞きました。
これは東京都民の税金です。
例えばマスクを全家庭に配布するなど、税金は国民のために使うべきです。
日本国民への配慮のなさに、あきれます。

今まで、日本が中国に配慮するたびに、共産党政府の反日活動はひどくなっってます。
2年前には、反日祝日が3日も増えました。

自分の行動が、のちにどのような結果をもたらすかを、歴史を振り返り、予測する力のなさが、危機管理能力の低さにつながっているようにしか、私には見えません。

国籍を明らかにしないことも、政府への不信感を増幅させていると思います。
「事なかれ主義」は、そろそろやめるべきでは?

何よりも、様々な人たちが、中国による侵略に対し警告を発しても、真剣に取り上げなかったことで、政治家や官僚たちがたくさんの問題を作り出し、日本をおとしめてきたことに、政治家は気が付くべきです。
Unknown (岸和田市民)
2020-02-06 20:21:40
素朴な疑問なんですが、必要な人に優先的にいきわたるように一定期間マスクを処方箋が必要な薬にして、処方箋がないと売れない様にできないのでしょうか?

あと、今後の事を考えて一定期間緊急的に処方箋がないと売れない様にする仕組みを作ってはどうでしょうか?
アルコール・マスク・ガーゼ等々。
Unknown (柏原市辻本)
2020-02-07 16:25:01
いつも日本国民の為にご尽力頂き有難うございます。

ある方のYouTubeを見ていましたら、

「武漢や湖北省以外の中国から帰った人は、熱とか咳が出てても『別の病気です』と言われて一切ウイルス検査をしていない」と言われていました。

これが本当なら、既に中国全土に広がってるのに、この対応はいくらなんでもずさん過ぎるのでは?と思います。
Unknown (自民党支持者)
2020-02-10 08:32:50
おはようございます。

大紀元という中国系メデイアの火葬場情報から、武漢でのコロナウイルス死亡者数を推定することが可能と思われます。

武漢市の火葬場、「1日116人の遺体を焼却」6割が自宅で死亡
https://www.epochtimes.jp/p/2020/02/51563.html


試算結果をまとめるとこうなりました。

・今回得られた火葬場報道情報、試算結果から、武漢市内だけで通常の4~5倍の火葬場焼却件数となっていることがほぼ確定した(自然死の場合も現在はほぼ火葬されている?)

・武漢だけで、コロナウイルスによる死亡者が16000人前後に達する可能性がある

・中国政府は、コロナウイルスによる死亡者数を意図的に改竄・隠蔽している可能性大である






Unknown (自民党支持者)
2020-02-11 13:22:11
独自推計の結果ですが、武漢でのコロナウイルスによる死亡率は、生物化学兵器並の異常値と思われます。

人口10万人当たりの推定値と実績値の比較

武漢160(コロナ)>中共全土12(新型インフル)?>アメリカ4(新型インフル)>中国全土1.7(コロナ)>日本1.5(インフル流行年)>英仏0.7~0.5(新型インフル)>日本0.16(新型インフル)
Unknown (Hiroshi.N)
2020-02-14 17:00:58
ツイッターで中国のH-6に言及されています。写真を見ると両翼のハードポイントにミサイルらしきものを吊っています。もしこれがCJ-10やHN-3なら射程は2000kmを超え、理論上は東京も射程内です。
ロシアのTu-95でも同じ事が言えますね。
私は周辺各国軍の練度やコンプライアンスは、自衛隊には及びもつかないと思っていますので、重大ミスや現場の暴走で大事に至る危険は充分有り得る上、そもそもシビリアンコントロールが正常に機能しているのか自体を疑っています。

さて、スクランブルを掛けていた空自のパイロットは、対地巡航ミサイルが本土に向けて発射された事を確認すれば、その航空機を攻撃出来るのでしょうか。
これはP-1・P-3C哨戒機と他国軍艦船との間でも同じ事が想定できます。
更に妄想すれば、例えば韓国海兵隊の一部が対馬に上陸してしまえば明らかな侵略ですが、対馬警備隊の自衛官は国土防衛の為先に撃つことが出来ますか?
「自衛官は攻撃されなければ反撃できない」とよく聞きますが、上記のような状況でもそうであるなら実質的には手足を縛られているのと同じで、第一撃たれなければ撃てないのなら自衛官の人権は無いに等しいのではありませんか?
更に特別裁判所を憲法が禁止しているので、万一交戦して相手を殺傷すれば、軍事行動には全くの素人の裁判官により我々と同じ一般法で裁かれるのも不合理過ぎます。
自衛隊のROEは不備であるとも度々聞きますので、忌憚のないお考えをお聞きしたいのです。

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