長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

村上世彰氏が投げかけたもの

2006-06-05 15:33:40 | 行財政・金融
インサイダー取引認める 村上氏、一線から退く意向 (共同通信) - goo ニュース

「日本は変な国になってしまったな、日本人はお金持ちがなぜ嫌いなのか、お金持ちバッシングをなぜするのか、確かにたくさん儲けました、あまりにも短期間だったからですかねぇ。」

この発言について、いろいろと今後バッシングはあるだろうが、私は同感である。私は、日本の謙譲文化が好きである。しかし、時として謙譲心が、金持ちは嫌いという気持ちを起こさせる。税金制も「金持ちなら余計に税金を支払ったって良いじゃないか、当然だろっ」という精神に満ち満ちている。それでいて、巨額の税金を支払っている人に感謝するわけでもなく、どちらかというと軽蔑の眼差し。ところが、本人を目の前にすると、ペコペコする。この変わり身の早さが、日本人の嫌いなところである。

「たまたま聞いてしまったこと」で、インサイダーの構成要件となると自ら判断するとは思わなかった。そして、事実上の引退。ある意味、非常に潔い。

「法を犯したことをどういわれても構わない、しかし、証券市場にガバナンスを確立したかった」、「よい国にしたいもん」。私は彼が一石を投じ続けたことを大いに評価していた。日本の排除すべき経営体質との戦いに挑んだという点では、彼は期待されていた。しかし、金持ちが嫌いな日本の世論は彼を支持しなかったというところだろう。

堀江氏にしても、まさか、粉飾でお縄とは思わなかったし、村上氏においても、インサイダー疑惑。どちらも、特別な落とし穴というわけでもなく、あえて不謹慎な言い方をすれば、「誰もが多少は関わりがち」なこと。

共に才能在る経営者にしては、情けないほど、実にあっけない。神は完璧な人間は作らないのだろう。

今年初め、某氏を通じてお目にかかることがあった。「若い我々で、日本を良い国にしようじゃないか」と名刺交換をし、固い握手をした。

村上氏が投げかけたもの。この意味を考える価値は大いにあると思う。
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野島断層4

2006-06-05 14:00:45 | 活動
それにしても、どうしてこんなオブジェを作ってしまうんでしょうかねぇ。私には理解できません。なんか、喧嘩売ってますか?

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「べっちゃないロック(モニュメント鎮魂の碑)べっちゃないとは、大したことはない、大丈夫だという意の方言です。」
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とありますが、「大したことはない」が、鎮魂になるとはあまり思えない。

大地震に対する危機感が、ここですっかり溶けてしまうような、、、。

憩いの広場って言ったって、誰もここを通らない。
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野島断層3

2006-06-05 13:48:03 | 活動
これは、有名なあの「家」。

いまは、メモリアルハウスとして、保存されている。

壁は本来まっすぐであったが、画面の向こう側が盛り上がり、右にずれている。

私の選挙区も、生駒断層の付近にある。記念館ではこれから起き得る大地震についての資料がたくさん掲示されてあり、大変参考になった。

自然災害も不安もさることながら、子供を巻き込んだ悲惨な事件をどう防いだらよいのか。人事では済まされない。
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野島断層2

2006-06-05 13:43:02 | 活動
これは、野島断層を断面から見たところ。

凄まじい地球の力が加わって、一気に盛り上がる様が理解できる。

見学に来ていたご婦人団体と一緒に、震度7を体験出来る機械に乗ってみたが、とても歩ける状態ではなかった。
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野島断層1

2006-06-05 13:41:39 | 活動
っということで、ただ今事務所に戻る。

淡路島を通過するだけではもったいない。折角なので、野島断層を訪ねてみた。6年ほど前に来たことがあったが、随分立派になっていた。

いわずと知れた、阪神淡路大震災の爪跡が残る場所である。

写真のとおり、青と赤の部分は地震の前は同じ場所であったところ。画面の向こう側がせり上がって、右にずれたというわけだ。
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