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朝鮮中央通信の記事

2018-08-18 20:05:55 | tweet

朝鮮半島情勢は朝米首脳会談での合意事項の具体化をめぐって足踏み状態にありますが、アメリカと日本のマスコミは相も変わらず「ならず者:北朝鮮」といった類の報道を続けています。海外での報道記事については、日本では報道されない、報道されたとしても自分に都合のよい部分しか報道しないといった取り上げが多すぎるように思います。とりわけ朝鮮の「労働新聞」や「朝鮮中央通信」の記事はほとんど無視されていますが、朝鮮が何をかんがえ、何を主張しているのかを正確に把握することは東アジアの平和等を考えて行く上で持ち続けるべき基本姿勢ではないでしょうか。日本の報道(ほとんどがアメリカという眼鏡を通した報道)と海外記事と読み比べて、取り上げられている問題の本質について考えたいものです。

 

朝鮮中央通信の記事: 「朝鮮民主主義人民共和国外務省代弁人談話」 (2018年8月9日付)

http://www.uriminzokkiri.com/index.php?ptype=igisa3&no=1157010

  [朝鮮民主主義人民共和国外務省代弁人談話 ]
  米行政府高官らの対朝鮮制裁・圧迫騒動が共同声明の履行を妨害している

朝鮮の非核化措置に対して、米国は国際的な対朝鮮制裁・圧迫を鼓吹することで応えた

歴史的な初の朝米首脳の対面と会談で朝米両首脳は、信頼構築を通じて極端な敵対関係にピリオドを打ち、両国人民の要求と利益に即して新しい朝米関係を樹立するために共同で努力し、朝鮮半島と世界の平和と安全、繁栄に積極的に寄与することについて確約した。
我々はすでに、昨年の末から核実験と大陸間弾道ロケット試射を中止したのに続いて、核実験場を廃棄するなど、実際の非核化措置を講じたが、7月の初めに平壌で行われた第1回朝米高位級会談で米国は一方的な「先 非核化」を固執した。
しかし、我々は、朝米首脳会談の共同声明の履行において優先的で必須である朝米間の信頼醸成のために、米軍遺骨を送還するなど、大らかな措置を取った。
このような善意の措置が、朝米間に存在する不信の厚い障壁を崩して、信頼を構築するのに寄与するとの我々の期待に、米国は国際的な対朝鮮制裁・圧迫を鼓吹することで応えた。

米行政府高官らが国際的な対朝鮮制裁・圧迫騒動に血眼になっている

米国は、自分らの御用ラッパ手と情報機関を総動員して、我々の核に関連する様々な謀略資料をでっち上げ、対朝鮮制裁強化の名分を作り出そうとしており、「対朝鮮制裁関連注意報」と「追加制裁」を発表したのに続いて、国際会議の場にまで、我々に対する制裁・圧迫共助を喧伝した。
さらに米国は我が国のスポーツ分野に対する国際機構の協力まで阻み、他国が共和国創建70周年祝賀行事に高位級代表団を派遣しないように強迫するなど実に稚拙極まりない行為まで躊躇わずにいる。
問題は、朝米首脳会談の共同声明履行のための我々の善意の措置に謝意を表して、朝米関係を進展させようとするトランプ大統領の意志に逆行して、一部の米行政府高官らが、途方もなく我々に言い掛かりをつけ、国際的な対朝鮮制裁・圧迫騒動に血眼になってのさばっていると言う事である。
朝米首脳会談の共同声明履行の先決条件とも言える信頼構築のための我々の誠意に水を差して、対話の相手を冒涜しながら何らかの結果を期待することこそ、ゆで卵からひよこがかえるのを待つ愚かな事だと言わざるを得ない。

朝米首脳会談の共同声明の履行は、いかなる進展も期待できない

国際社会は、米国のこのような破廉恥で鉄面皮な行為に唖然とするのを禁じえずにおり、我々も、やはりこれを注視しながら、米国の企図に警戒心を高めている。
米国が対話の相手に対する初歩的な礼儀も全て投げ捨てて、歴代行政府が体験した失敗の古びたシナリオに執着する限り、非核化を含む朝米首脳会談の共同声明の履行においていかなる進展も期待できないのはもちろん、ようやくもたらされた朝鮮半島情勢安定の気流が持続するという保証もない。
朝米両首脳の意を体して、朝米間に信頼を構築しながら朝米首脳会談の共同声明を段階的に誠実に履行していこうとするわれわれの意志には変わりがないし、米国は今からでもわれわれの誠意ある努力に相応した応答をすべきであろう。

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