jamzIpのsatoカケラ

jamzipsatoが綴る日々のカケラ

夢のひとつ

2011年11月10日 | Weblog
3,11の震災と津波で子供を亡くした母親の
集いを特集しているテレビを見た。

お母さんたちはみんな脱け殻みたいになりながら、
必死に生きていてた。
自分がその立場なら、
引き裂かれるような想いをしていただろう。
とにかく想像を絶する。



息子ができてから、
死についてよく考えるようになった。
いや、ポジティブな意味で。

誤解を恐れずにいうなら、
死ねるから生きられる。
のかもしれない。
と感じることがある。

だから、自分のために生きたいし子供にもそうして欲しい。
子供の人生と自分の人生をまぜこぜにしたくない、
というのが私の理想だ。
この先考えが変わるかもしれないが、
昔から子供に人生を捧げる生きかたには違和感があった。

小さい人間かもしれないが子育てが終わって自分は何もない…なんて、恐ろしいと思ってしまう。
どんなときも、自分は自分でいたい。

幼少の頃から引っ込み思案で、怖がりの私は、今まで自分の思いを通すことが出来ず、
随分と折れたり、我慢したりした。
それで音楽を始めるのも、気付けばえらい遅くなったのかもしれない。

人生なんかあっという間。
わかるようになったら息子にも、怖がらずにどーんと自分の人生を行きなさいと伝えたい。

それが私の夢のひとつだ。