jamzIpのsatoカケラ

jamzipsatoが綴る日々のカケラ

into the wild

2009年12月07日 | Weblog
昨日は、大島圭太&正樹氏がうちに遊びにきてくれた。
本来ならここに筒井トシアキも参戦するはずが、
急な体調不良により大事をとってやむなく不参加。
残念だったけど、また、集まろうね。
てゆーか、今度はみんなのおうちにいきたいっす。
お招きしてよ。
とかいいながら、自分家(ち)って、やっぱ落ち着くんだけど

鍋をつつきながら、不思議な感覚。
4人全員、ボーカル(笑)なんかわらけてしまう。
濃っ!密度濃っ!

精神論?音楽への思い?いろーんな思いをディスカッション。
あたしは2時になる前に眠ってしまったが、
男子軍たちは、朝まで語り合っていた。
女子の音楽友達すくねー(笑)
音楽つながりじゃない場所にはいるんだけどなぁ
でも、きっとみつからない何かがあるように思う。
それはずっとずっとの私のテーマなのだ。
一生見つからないかもしれない。
出会えてないだけかもしれない。
そもそも、求めること自体不要なことかもしれないとも。
でも、それはそれだね。


ちょっと気になっていた映画を借りてきていたので、見てみた。
「Into The Wild」
ショーンペンが監督した、実話に基づく話だ。

1992年。
当時23歳のエリート青年クリスが、アラスカの荒野で一人死を迎えるまでの物語。
何故、そんなところで一人で死んでしまったのか。
彼の軌跡を描いた作品なのだ。

はっきりいって、長い。148分ある。
腰をすえないと見れないし、正直、派手な話じゃないから、退屈と思う人もいるだろうな。
でも、この映画は、あとからゆっくりゆっくり味わう映画だと思う。
何年か経ってまた見てみたいと、思うような。

映画で心に残ったキーワードは、次のようなこと。

forgive(許す)

孤独
ハピネス

アラスカにたどり着くまでに知り合った人たちを通して、
これらのことが見えてくる。
主人公のクリスが見たものを、スクリーンを通して、見ていく。
多分、同じ気持ちにはならないだろうが、
でもその端々に自分と似たような感覚だったり、
気持ちの動きを見つけることができるんじゃないかって思う。

クリスが残した手記の最後が、たまらなく切なくて真実で痛い。
孤独を選んだ、彼が見つけた答えはなんだったのか。
それを各自、感じながら見てみるとおもしろいんじゃないかな。

答えなど一生見つからないかもしれない。
でも、それはそれ。
いい作品だなぁと私は思った。
機会があれば、みなさんも一度。

さぁて、レコーディング。
ちょっとずつ進めているからね。