花

この季節、山桜を見ると思い出す
（去年も書いたかもなぁ）

山間に咲く桜
誰からも見上げられることなく
それでも毎年その場所で咲いている

そして思い出す言葉
　人見るもよし、見ざるもよし、花は咲くなり

学校の会報誌に先生が書いていた言葉
いったい誰の言葉なんだろうとずっと思っていた・・

なんと、先日掃除したときにその会報誌が出てきた！
そこには
武者小路実篤の言葉、と書かれていた

へぇ～そうだったのかぁ

実篤が自分の生き方を花に喩えて色紙に書いた言葉らしい
実際は
　花は咲くなり　では無く　我は咲くなり
だったみたい
（私の憶え間違いか？）

　我は咲くなり　かぁ・・
　それは
　与えられた環境で精一杯生きる、花のように
　ということなんだろうか？

代表作の名前さえ知らないけど
少し彼の作品を読んでみたくなったなぁ

はたして、読書離れしている私に文学作品が読めるのだろうか？

いやいや、こうして掃除の途中に会報誌を見つけたのも何かの縁
がんばって読んでみよう