ジャムの散歩道

ウクレレ、フラ、時々波乗り。
仕事も遊びもそこそこに。
お気楽人生録。

12人の優しい日本人

2006-01-19 | 演劇
三谷幸喜演出、江口洋介、石田ゆり子、筒井道隆、生瀬勝久ほか出演の舞台

日本でも近い将来に陪審員制度が導入されるそうですが
この作品は「もし日本に陪審員制度があったら・・」というお話

  真実とは何なのか?
  被告の女性は有罪なのか?
  それとも無罪なのか?
  彼女はどうしてその様な行動をとったのか?

  きっと、それは彼女自身にもわからないし、
  ましてや、会議室に集められた12人にはわかるはずがない
  あるのは、「彼女がそのように行動した」という事実だけ

  「人を裁けるのは人だけ」というけれど・・
  結局は人が人を裁くことは出来ないんじゃないかな・・

な~んて考えてのは、帰ってから

芝居を見ている最中は笑いの連続
何度声を出して笑ったことか
テーマは陪審員だけど、
人ぞれぞれが持つ悲しくて滑稽な部分も描かれていて
すっかり引き込まれてしまいました

三谷幸喜さんには、ほんとに毎回やられっぱなしです
初めて見たのは東京サンシャインボーイズの「彦馬が行く」
 (あの時の西村雅彦はカッコよかったなぁ
それ以来すっかりはまってしまって・・
最近は舞台に止まらずテレビや映画でも活躍されていますね~

いや~でも本当にこの作品はおもしろかった
再演があったら絶対観に行きたいし、
当日券があれば並んででももう一度観たい
そんな感じです