恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

3/12(日) 池袋演芸場 昼夜通し

2017年03月12日 | 噺とか
久しぶりに寄席の昼夜通し。
開場30分前に余裕をもって行ったら自分が先頭一番乗り。
その後も行列ができることなく、かえって不安になる。
こういうこともあるのですね。

【昼席】
門 朗「元犬」
花ん謝「真田小僧」
三語楼「時そば」
マギー隆司
喬志郎「探偵うどん」
木久蔵「幇間腹」
ホンキートンク
圓 龍「田中角栄伝」
菊千代「松山鏡」
小円歌
小袁治「堪忍袋」
─仲入り─
喬之助「引越しの夢」
小のぶ「粗忽長屋」
正 楽「花見酒 桜と富士山 起きている猫と寝ている猫」
甚語楼「幾代餅」

【夜席】
緑 助「たらちね」
花いち「しあわせって・・・」
龍 玉「強情灸」
丸山おさむ
小せん「あくび指南」
菊志ん「宮戸川」
楽 一「天どん師匠と天丼 ポケモンGo 入学式」
柳 朝「宗論」
一之輔「蝦蟇の油」
─仲入り─
駒 次「カツノキセキ」
小満ん「長屋の花見」
ストレート松浦
天どん「雪女」

・圓龍師匠、はじめてお目にかかりましたが、大丈夫なんでしょうか。
 いろいろ心配になりました。

・小のぶ師匠、一部では幻の噺家みたいに言われていますが、
 これでお目にかかるのは3回目ぐらい。
 ちょっとはまるかもしれない。

・柳朝師匠、定番の「宗論」でネタをうっかり間違える。
 その後、弟弟子の一之輔師匠に盛大にいじられる。
 こういうのって寄席ならではですね。
 今日のハイライトだったように思います。

・一之輔師匠の「蝦蟇の油」、いやー、地噺のように語る部分も面白い。
 賛否あれど、くすぐりも絶品。きてよかった。

・駒次さんの「カツノキセキ」は競馬ネタ。
 鉄道ネタが定番の駒次さんの新ジャンル。
 その分野に詳しい人からしたら・・・でしょうけど、面白い。熱演でした。

・トリの天どん師匠、最初は古典かと思いきや、自作の新作ですね。
 爆笑というわけではなく、冬の名残を感じる、しんみりとする作品。
 そのなかにもちょいちょい天どんワールドを入れてくるのがさすが。
 長い1日を締めくくるにちょうどいい、しんみりと、そして笑える高座でした。

たまには1日寄席に籠ってみるのもいい。
明日腰が痛くならなきゃいいが。

恐懼謹言。
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