Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Jazz came from 50's

2019年01月20日 | Jazz
1,The Shepherd Swings Again/Moe Koffman (Jubilee) 1LP 880円
カナダ出身のアルト/フルート奏者モー・コフマンの1958年盤。オリジナルのJubilee盤がこのお値段、且つこのムーディー・ジャケット。手が出ます、やっぱり。
A面ではフルート、B面ではアルトサックスを持ってライトにスイング。
本盤を入手してから知りましたが、2年ほど前にワーナー・ジャパンが廉価でCD化していました(よくもこんな地味盤を!)。

Side A
A1 Flute Salad
A2 Marty's Morgue
A3 Doxy
A4 Alone Together
Side B
B1 Bermuda Schwartz
B2 What Can You Do
B3 Cloud Nine
B4 Sure It Is
Flute, Alto Saxophone – Moe Koffman
Guitar – Ed Bickert
Bass – Hugh Currie
Drums – Ron Rully



Doxy



Sure It Is







2,Drum Stuff/Gerorge Lenkins (Tampa) 1LP 550円
Tampaのオリジナル盤がこの値では手が出ます、が 盤は問題なしではあるものの値段相応にジャケットは上部下部が裂けていたりします。
Tampaと云うレーベルはパーカッションが鳴り響くラテンものとかがお好きなようで、これもそんな一枚。ドラマーのジョージ・ジェンキンス1956年のリーダー作。
ズンドコリズムに乗ってプラス・ジョンソンのブロウサックスが吠える快作でした。

Tampa Recordsのこんなパーカッションを主体にしたサンプラー・アルバムをこちらで取り上げたことがあります。これには本盤から"Drum Tatoo"が選曲されていました。

Side A
A1 Caravan
A2 Gee Gee
A3 Cottontail
A4 Red Jacket
Side B
B1 Drum Boogie
B2 Last Call
B3 Hot Spot
B4 Drum Tatoo

Piano – Ray Johnson
Tenor Saxophone – Plas Johnson
Bass – Duke Harris
Drums – George Jenkins



Drum Stuff


born Nov.19, 1911 George Jenkins "Drum Boogie"




George Jenkins - Drum Tattoo - Ronnex



George Jenkins and his Orchestra (feat. Plas Johnson)- Last Call







3,Exotica 2000:Mood Music for the New Millenium/Korla Pandit (
Sympathy For The Record Industry) 1LP 300円

このブログでも何枚か取り上げているオルガニストのコーラ・パンディット。
そこからイントロだけ再録。

「the Godfather of Exoticaの異名を持つコーラ・パンディット。
古くから中古レコ屋のエサ箱をゴソゴソやっている方はインド人っぽいターバンを巻いたアンチャンがオルガンを弾いているジャケットを見たことがあるのでは。あれがこのコーラさんです。今回入手したFantasy盤のライナーにもインドのニューデリーで生まれて.....と書いてありますが、実は真っ赤なウソでミズーリー州はセントルイスの出身のアメリカ人。とまぁ、そんな特異なキャラとエキゾティックなオルガン・インストで50年代から60年代に掛けて人気を博した人。」

と、そんなオルガニストがこのコーラ・パンディットさん。入手盤はThe Lazy Cowgirlsとか The Cynics、April March...etcを出しているインディレーベルSympathy For The Record Industryが1995年にリリースしたベスト盤。

Side A
A1 The Magnetic Theme
A2 The Way You Look Tonight
A3 Trance Dance
A4 Smoke Gets In Your Eyes
A5 Miserlou (Bonus Live Cut)
Side B
B1 Tales Of The Underwater Worshippers
B2 Perfidia
B3 Temptation
B4 Pelone Telefone Lost Today Freeverse
B5 Song Of India

Korla


Korla Pandit - Miserlou



Korla Pandit Trance Dance



Korla Pandit Song of India

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7 コメント

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Unknown (uni)
2019-01-20 17:22:53
良いジャケットですね。
この蛇みたいな管は何だろう?
Re:Moe Koffman (Jahking@管理人)
2019-01-20 19:48:37
最初に見たときは私も蛇! と、おもいましたが、よーく見ればこれは魔女が持っているような杖だと思います。そこに何の意味があるのかは分かりませんが。
Moe Koffman (Gravenites)
2019-01-21 00:35:55
しかしこれらの特異なアルバム群がよく出て来ましたね。Moe KoffmanはアメリカのPaul Hornがやっていることのカナダ版のような人ですが、昔から注目しておりました。アルバムも集め出すとキリがありません。今回のは彼の初期の作品で、その後も動物に関する作品が多いようです。たまたまそのアルバムのギターのEd BickertのLPを先週聴いておりました。
Korla Pandit は確かFantasyからもアルバムを出していますが、アメリカ人なのにインド人というところ、カナダ人なのにスーダン出身というアブドーラ・ザ・ブッチャーを思い出します。
Re:Moe Koffman (Jahking@管理人)
2019-01-21 08:07:44
さすがニッチ好きのGraさん、モー・コフマンを昔から押さえておられるとは。私はその名は知っていても今回初めて聴きました、なるほどポール・ホーンのような人なのですね。中期~後期も聴いてみましょう。

コーラ・パンディットは仰る通りFantasyから結構な枚数を出しています、その頃(50年代後期から60年代に掛けて)が全盛期だったのではないかと思います。50年代、60年代は似非中東/東洋人が沢山いたのですね。そんなエキゾティックな映画も多くあったような気もしますし。そのその昔のTVドラマ、「アラーの使者」もそんな流れかな?
Unknown (へなちょこ)
2019-01-21 14:34:02
モー・コフマンは、70年代にはバッハやヴィヴァルディをジャズ・ロック化したアルバムが日本でも出ていましたね。オンタリオの博物館のための音楽という”Museum Pieces”(1978)というアルバムが好きでよく聞いています。ここでもエド・ビッカートがギターを弾いています。私も大好きです。

Unknown (uni)
2019-01-21 20:06:28
米ギタリストと言えばレジー・ヤング氏が17日、米南部テネシー州ナッシュビル近郊にある自宅で死去した。82歳。合掌です。
Re:Moe Koffman (Jahking@管理人)
2019-01-21 20:48:44
恥ずかしながら今頃思い出しました、Kama Sutraからでていた「Moe's Curried Soul」を持っていたことがありました。今回取り上げた初期盤の演奏からは想像も出来ないような変わりようのサウンドなので頭の中で結び付けることが出来なかったようです(苦笑) これもDiscogsのアルバム一覧を見ていて思い出したのですが、「四季」とか確かに日本盤が出ていましたね。へなちょこさんもニッチなアーティストにお強いですね。

>レジー・ヤング
メンフィスのアメリカン・サウンド・スタジオでのジェイムズ・カー、ウィルソン・ピケットを初めとするソウル・ミュージックでのギターが何と云っても忘れられません。素晴らしいギタリストでした。
合掌

https://www.youtube.com/watch?v=Tns5Usz6tpk

https://www.youtube.com/watch?v=gr_eVcCAUXo

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