Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Max Roach vs Buddy Rich & Charlie Christian

2021年02月20日 | Jazz
1,Modern Jazz Drum Deluxe : Max Roach vs Buddy Rich (Mercury) 1LP 550円
マックス・ローチとバディ・リッチのドラムス競演。日本ビクターが70年代の初め頃にリリースした日本独自企画盤(だと思う)です。なんともお茶目なジャケットイラストに目が行って思わず抱えてしまいました。
59年録音の二人のリーダーバンドの競演盤「Rich Versus Roach」から3曲(*)、ローチのリーダー作から3曲(#)にリッチのリーダー作から2曲($)、という企画盤。
二人のそれぞれのコンボが左右のチャンネルから分かれて出てくるというステレオ効果を使った「Rich Versus Roach」でドラムがお腹一杯になって、それぞれのリーダー作でバッキングの妙技を楽しもうと、そんな企画盤ですかね。ローチの3曲はすべて違うアルバムから持ってきていてクリフォード・ブラウン、ケニー・ドーハム、ブッカー・リトルというローチ・バンド歴代のトランペッターが聴けます。

Side A
1,シング・シング・シング*
2,ベムシャ・スィング#
3,イエスタデイズ*
4,チュニジアの夜$
Side B
1,トゥート・トゥー・トゥーシー*
2,ミルダマ#
3,ブルース・ワルツ#
4,ストレイト・ノー・チェイサー$

Modern Jazz Drum Deluxe



Sing Sing Sing








2,Solo Flight : The Genius of Charlie Christian (Columbia) 2LP 450円
モダン・ジャズギターの祖、チャーリー・クリスチャン。1939年10月から1941年3月にベニー・グッドマン・グループの一員として録音された音源を集めた2枚組LP。1972年リリース。
シンプルで生き生きとしたフレーズを奏でるクリスチャンのギターはいつ聴いてもホント魅力的でかっこいい。亡くなる1年前の1941年に録音されたスイングからバップの懸け橋となったような演奏が聴ける有名盤「ミントン・ハウスのクリスチャン」は昔から良く聴きました。

本盤は72年からColumbiaがリリースしていたシリーズ「John Hammond Collection」の1枚で出たものです、このシリーズのジャケット・イラストはPhilip Haysなるイラストレイターが手掛けていて、このチャーリー・クリスチャンを筆頭にビリー・ホリデイ、カウント・ベイシー等々いずれも素晴らしいものでしたね。

Charlie Christian


ROSE ROOM (1939) by the Benny Goodman Sextet featuring Charlie Christian on guitar




Benny Goodman & His Orchestra with Charlie Christian "Solo Flight" jazz guitar classic




Charlie Christian - Boy Meets Goy (Grand Slam)




Charlie Christian - Blues In B




Charlie Christian - Seven Come Eleven (feat. Benny Goodman Sextet)

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