Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Jesse Colin Young With The Youngbloods

2018年06月12日 | 60's,70's Rock
1,Two Trips/Jesse Colin Young With The Youngbloods (Mercury) 1LP 550円
ジェシ・コリン・ヤングとヤングブラッズの極初期の録音を入れたMercuryからのアルバム。
ジェシ・ヤングはCapitolから64年にリリースしたファーストアルバムに続いてソロの2作目「Youngblood」を1965年にMercuryに残します。この録音時にバンド(ヤングブラッズ)のデモ録音も残していたようです。ヤングブラッズは結局RCAと契約し人気グループとなっていくわけですが、その人気に便乗してなのでしょう1970年になってMercuryがリリースしたのが本盤。A面には前述のヤングブラッズの65年のデモ録音5曲、B面にジェシ・ヤングの「Youngblood」から5曲が入っています。

面白いのはA面のヤングブラッズの初期録音。1曲目の"Hey Babe"はもうまるであの"Get Together"と同じサウンドが聴けますし、4曲目を除いてあの特徴的なバナナのエレピが聴こえてきてもうニンマリ。因みにメンバーはジェシ・ヤング、ジェリー・コービット、バナナ、ジョー・バウワーのRCAでのデビューメンバーと一緒。B面はN.Y.グリニッジ・ヴィレッジのコーヒハウスで歌っていたキャリアのフォークシンガー然とした内容。バックはヴィレッジでの盟友ジョン・セバスチャンがハーモニカ、ピーター・チャイルドがドブロで参加しているもののほかはスタジオミュージシャン(ベースがジョージ・デュビビエ、ドラムスがオシー・ジョンソンというバリバリのジャズメン)。耳を引いたのはオールドタイミーブルースの"Walkin' Off The Blues"、ジェシの透き通るハイテナーが冴え捲ります。


Side A
A1 Hey Babe
A2 Sometimes
A3 Rider
A4 Another Strange Town
A5 No More Pain
Side B
B1 Nobody's Dirty Business
B2 Summer Rain
B3 Brother, Can You Spare A Dime?
B4 Walkin' Off The Blues
B5 Doc Geiger
B6 Lullabye


実は本盤を最初に買ったのは1980年頃、その後もう1枚買ってウン十年が経ちます。もう内容はまったく記憶が無くて今回購入で初めて聴いたようなというテイタラクです。
で ジャケットが今回購入のを含めて3も種あるのです。こんなさして売れたとも思えないアルバムなのに。
Discogsによると今回購入の茶色ジャケがオリジナル、ブルージャケがセカンドプレス、そのタイトル部分が赤いのがプロモオンリー盤、ということのようです。

twotrps


Jesse Colin Young - Hey babe (1965)



Jesse Colin Young - Green Hill Mountain Home (1965)




The Youngbloods..IN COLOR !!

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2 コメント

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Unknown (しみへん)
2018-06-12 20:14:08
youngbloods,それ関係はそれなりに聴いてきたつもりでしたが、恥ずかしながらこれは知りませんでした。
このサウンドでJesse Colin Youngのヴォーカルが聴こえてきたら、youngbloods以外の何物でもありませんね。各ソロ作品も色々聴きましたが、やはり本家が一番です。
Re:Unknown (jahking)
2018-06-12 23:12:33
そうですね、ヤングブラッズ、私も大好きです。この四人が本当に愛おしくて。

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