Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

SS&Wものでも

2009年12月07日 | 50's 60's Oldies
1,You Well-Meaning Brought Me Here/Ralph McTell (UK-ABC) 1LP 630円
ガス・ダッジョンのプロデュースによる1971年の4thアルバム。
ひたすら優しく美しい英国フォーク。"Streets of London"のような一発で持っていかれるような美メロ曲はありませんがジワジワ・ジックリ沁みてくる曲に満ちています。

アコースティック・ギターのアルペジオに絡むフルートやフィドルが織り成すサンドはよく云われる「英国的な翳り」ですね、まさに。


Ralph McTell - The Ferryman




2,So Long Harry Truman/Danny O'Keefe (Atlantic) 1LP 100円
ダニー・オキーフといえばやはりあの"Goodtime Charlie's Got The Blues"。つーかそれしかまともに聴いていないといったほうが良いか。確かエルヴィスもカバーしていたような記憶が。実に沁みる曲です。

で 本盤はその"Charlie's..."が入っていた「Breezy Stories」に続く75年の4thアルバム。プロデュースはジョン・ボイランのL.A.録音。イーグルスのメンバーからリンダ・ロンシュタット、デヴィッド・リンドレイ、アンドリュー・ゴールド、そのほかウエストの腕っこき連中が総動員で脇を固めているサウンド的にはL.A.カントリー・ロック。これにダニー独特の一筋縄ではいかないメロディが乗るといった塩梅。

ジャケット・デザインはKittyhawk GraphicsのかのDeen O.Torrence。
手掛けたジャケットの一覧がこちらのJ&Dオフィシャル・ファン・サイトにありました。

Danny




3,A Possible Projection of the Future / Childhood's End/Al Kooper (Columbia) 1LP 100円
某DUでの630円以下全品100円セールでのお買い物、云わずと知れた1972年の名作「早すぎた自叙伝」の米盤LPです。

自分のなかでは次作「赤心の歌 (Naked Songs)」と対をなすもので久し振りに聴きましたがこの頃のアル・クーパーは才気がほとばしりを感じるばかり。このアルバムではカバー曲に特にそれを感じます。また、この人やっぱりティンパンアレー系のソングライター(親しみ易いメロディを作るという意で)ではないかと再確認。

どうでもよい昔からの素朴な疑問。
特殊メイクをして老人となったアル・クーパーが抱えるフェンダーのジャズ・マスター、左利きでもないのになんでサウスポー用なんだろう? 

アル・クーパー
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2 コメント

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ジャズマスター (uni)
2009-12-08 08:55:53
普通のジャズマスターにみえますが....
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云われてよーく見れば (Jahking@管理人)
2009-12-08 21:04:46
確かに普通の右利き用のギターでした。
何処でどうしたか昔からこれサウスポー用と完璧に思い込んでいました。いや、お恥ずかしい限り、です。
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