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韓国で最も最南郷、綺麗な自然村ボソン
最大お茶の生産地は韓流ドラマ
[夏の香り]のロケ~地でもある
癒し町です。

韓国の緑茶栽培において最適地である宝城( ボソン )

2014-10-05 16:46:33 | 韓国通信

大自然の贈り物
韓国の緑茶栽培において最適地である宝城は全国お茶生産量の37%を占めており、宝城緑茶の優れた品質と名声を保証するために農産物品質管理法に基づいて「地理的表示全国1号」として登録されている。緑茶はビタミンCが多く、疲労回復や心臓病及び血圧の抑制、そして老化を防止する効果もある。さらにストレスなどのあらゆる成人病の予防や女性のお肌にも役に立つ。

地理的表示とは?
特定地域で生産される加工品の名声や品質、特徴が当該地域の地理的な特性によるものである場合、政府(農林部)がその品質を保証し、国際産業財産権の保護に関する表示協約に基づいて原産地名称として保護してくれる制度である。


栽培環境
宝城は年平均気温が13℃、降水量は1,400mmと茶樹生育において最適の条件を持っている。そして海洋性気候と大陸性気候の接点に位置しており、霧による自然射光効果もあって、お茶の栽培においては恵まれた環境を持っている全国最大の産地である。 宝城緑茶は消費者のニーズに合わせて、環境にやさしい方法で栽培している。また独特の味や香りを持っており、しかも世界的にも優秀な技術として評価されているジェダ技術を採用している。宝城緑茶は宝城郡の特産品として韓国地理的表示制第1号に登録され、生産・加工されている。
特徴
宝城緑茶は海と山に囲まれた理想的な自然環境と清らかな水が流れる地下岩盤の上に形成された健康な土壌で栽培された特産品である。
栽培現状
栽培農家数 : 1,363農家
栽培面積 : 1,148.7ha(全国お茶栽培面積の37.7%)
年間生産量 : 7,052トン(乾葉基準1,410トン)
販売期間 : 通年
主産団地 : 宝城邑、会泉面、彌力面、得粮面
規格及び価格 : 100g基準
(加工メーカーごとに販売価格などは多少違う可能性がある。)
雨前: 70,000 ~130,000ウォン
穀雨: 50,000ウォン
細雀: 30,000ウォン


宝城緑茶の歴史的立証資料(文献)
伏忽郡が馬韓から百済に統合(近肖古王(369年頃))される中、初めてお茶を利用するようになったという説があると記録されている。(宝城郡誌)
宝城郡文徳面大原寺の茶畑(百済東城王(西暦494年)のときに建設(古木が現存)
高麗中葉から朝鮮初期に運営された熊岾茶所(熊峙地域に位置)
山陽誌(崇禎紀元後再辛酉:1741年2月刊行)にお茶が特産品として記録
- 1478年以前からお茶が生産される(茶、カヤの実、カラムシ、カンエンガヤツリなど)
『世宗実録地理志』土貢の条
- 34ヶ所の産地(慶尚道6ヶ所、全羅道28ヶ所(宝城郡含む)
東国輿地勝覧(1478年)宝城郡編(40巻、705面)特産品(茶、麻、ワタ、カラムシ、稲、麦、豆)
- 茶道学第4編韓国茶道の歴史第2章茶の産地、キム・ミョンベ、学問社
「茶郷宝城」の塔に刻まれた碑文
- 数百年前からお茶を生産して王室に進上するとともに、税金の代わりにお茶を現物で納める。
1960年から拡大栽培:宝城郡史(1995年発行)
- 茶文化の中興と宝城(第5章)
1930年代
1939年
: 全国で最初に大規模な茶園を造成 - 30ha(キョンソン化学株式会社)
: 造成契機 - 表土が深くて排水が良く、小石を含んだ良質の土壌、海洋性と大陸性の気候帯が出会う地点にあり、霧による自然遮光現象で最適な緑茶の香りと味が発現される地域条件が、歴史的・地理的・気候的に大規模な群落地形成の直接的な原因になった。
日本の技術陣によって最適な茶栽培地であると判明

宝城緑茶がいいのはなぜ?
宝城は緑茶の生産地として世界的な適地
山、海、湖などの自然環境に恵まれた地域で、海洋性と大陸性の気候が出会う地点にあり、一日の気温差が激しいため、お茶のアミノ酸形成に大きな影響を及ぼす。全国茶栽培面積の約37%を占める。
年平均気温が13.4℃、年平均降雨量が1,400mmで、土壌は麦飯石成分を含み、お茶の生育に非常に適した条件を備えている。
霧日数が多いため、お茶の木の成長期に水分をたくさん供給するとともに、自然遮光効果によってお茶を一層おいしくする自然条件に恵まれている。
宝城は気候、土壌、地形、湖、海などの自然環境が絶妙に調和し、最高級のお茶が生産される地域であると言える
宝城茶は環境にやさしい自然条件を備えている
山の斜面に種をまいて栽培しているため、生産者にとっては不便で経営費がたくさんかかるが、消費者は良質のお茶を安心して飲める。
自然状態と同じ条件下で栽培しているため、宝城緑茶の品質は世界が認めている。
2007年 世界緑茶品評会銀賞受賞(静岡)
2007年 USDA (米国農務省)有機認証
2007年 FDA (米国食品医薬品局)認証など
宝城緑茶を飲むべき理由
お茶にはカテキンが10~18%含まれており、抗癌効果とアレルギー抑制、虫歯予防効果がある。
お茶のカテキン、カフェイン、テアニン成分などが複合的に作用し、ダイエット効果があるとされている。
お茶を飲めば美人になる。 - お茶にはビタミンCが豊富に含まれ、肌の保湿や美白の働きがある。
老化防止にはお茶が一番 - カテキンには強力な抗酸化作用があり、老化防止に効果的。
お茶を飲めばコレステロールが減り、糖尿病の予防や食中毒の防止などに効果があるため、毎日飲めば健康になる。
お茶のカテキンはインフルエンザウイルスだけでなく、鳥インフルエンザ(AI)の予防にも非常に効果が高い。


1景 緑茶園
場 所 : 全羅南道宝城郡宝城邑緑茶路763-67 (烽山里一帯1288-1)
規 模 : 1,164ha(1,097農家)
特 徴 : 棚田茶畑の絶景/映画、テレビ番組、CMなどの撮影多数
※大韓茶園:+82-61-852-2593 切符売り場 : +82-61-852-4540

宝のように大切な町、宝城の自慢はやはり茶畑(茶園)である
足の下に曲がりくねった茶畑が山中を覆い、得粮湾のさわやかな海と調和している。まるでシルクの波のように、緑のカーペットのように、あるいはきれいに手入れをした庭木のようにもみえる。韓国内で最も多くの茶畑がある宝城は、山の斜面を開墾して造成した茶園がほとんどであるため、味や香りが野生茶に比べて少しも劣らない高級茶が生産されると所である。
かつてから宝城では野生茶が多く生産され、今も3haを超える野生茶畑があり、独立以降に造成した茶畑ではないとしてもお茶の都という名にふさわしい町である。茶は、水抜けがよくて昼夜の温度差が大きく、霧の多い地域で生産されたものこそその色や味、そして香りがよいといわれるが、宝城地方の気候はまさによいお茶を生産するにこれ以上ない自然環境に恵まれている。
1939年から人工茶畑を作り始め、1960年代に大規模の茶畑を造成し、一時は600ha以上の茶畑を有していたが、国内の茶産業が低迷したため、現在は425haの茶畑があり、全国の茶生産量の約40%を占めている。茶の本場として、宝城郡は1985年から毎年5月10日に茶郷祭という全国規模の茶文化に関するイベントを開き、茶神祭、茶葉摘み、茶作り、全国唯一の海水緑茶温泉の開発など、茶の多様化や実用化を模索している。それだけではなく、茶をテーマにした料理の開発、茶を食べさせた牛肉(緑牛)や豚肉(緑豚)の商品化など、茶の価値を高めるための取りくみを行い、茶郷としての姿を誇っている。
過去の文献にも宝城の土産として緑茶の記録が残っている。1939年から茶畑を造成し、1990年代になり、生活に余裕ができはじめた大衆はお茶を嗜好飲料として好むようになり、CMやドラマを通じて宝城茶畑が知られ、今日に至っては全国的に有名な観光地となった。
茶が韓国にはじめて入ってきたのは新羅興徳王時代で、使臣として唐に行った金大廉が持ってきたと伝わっている。茶文化の中興期は高麗時代といえるが、王族や僧侶、民間にまで茶文化が広く普及した時代で、八関会(宗教儀式)や太子の冊立式など、国家行事のたびに茶を奉げる儀式があり、儀式を管掌していた茶房という職制があるほどだった。
茶は4月20日の穀雨を前後に摘むが、そのときに摘んだ茶は香りやコクがよく、雨前茶と呼ぶ。また、5月4日頃の立夏に採取した茶を細雀、その以降摘んだ茶を中雀、大雀というが、高級茶は口当たりがよく、低級茶は体によいので、しいて高級茶だけを求める必要はない。茶を久しく服すれば、頭がすっきりし、目や耳がよくなり、消化を助け、酔いを覚ませ、眠りを少なくし、喉の渇きを癒し、疲れを解消する。一年中緑で艶やかな茶畑を歩いてみたら、おのずと静かで茶の香りに満ちた場所で茶を飲みたくなるでしょう!
宝城は恵まれた気候、土壌、地形と湖、海などが見事に調和している。
特に、海洋性と大陸性の気候帯が出会う地点にあり、日が昇る頃に霧がたくさん出るためお茶の木が育つのに最適な環境で、日照量が多いためお茶の味と香りが非常に優れており、消費者が安心して飲めるように環境にやさしい農法で栽培している。
世界レベルの製茶技術で加工して味と香りが優れているため、韓国にとどまらず世界的にも優れた品質が認められている。