邪道イングリッシュ

英語の魅力は“気楽”で“柔軟”なところ…

小学生の英語“準備”

2018年01月29日 | その他
英語は重要な教科。英語が不振のために志望校の変更を余儀なくされる――そんなことのないようにしっかり準備しておきたいですね。

では、いつから準備を始めるか。それは小学校のうちからです。といっても、ここで強調したいのは英語の先取り学習ではなく、学習習慣です。その中核は「読む」「書く」・・・。

読む◆
言語の習得には経験を積むことが大事です。とくにオーラル(音声)面での経験が。といっても、「英会話スクールに通って本格的な発音を習いなさい」と勧めるのではありません。日常生活の見直しで十分。

まず、声を出すことから始めましょう。英語学習では、教師の発音をオウム返しする、繰り返し音読する…が重要となります。前提として、日常生活で声を出す、音読する…この習慣がないと苦労します。例えば、五十音をア行から順に「アエイウエオアオ」「アイウエオ→イウエオア→ウエオアイ…」などと発声しましょう。ちなみに、声優、アナウンサーなど声を使う仕事をする人は「ういろう売り」を音読することで鍛えているとか。

次は音読。英語である必要はなく、国語・社会の教科書を音読することで十分。できれば、家族に読んでもらってオウム返しにする練習も効果的。音読は、
目、口、耳…と感覚を経由するので脳科学的にも優れたトレーニングであるといわれています。

書く◆
中学生になる前に、細かいところも丁寧に書く、文字をたくさん書いても苦痛に感じない…という習慣を身につけておきましょう。

小学校と中学校との大きな違いは“減点法”です。規格外はどんどん減点されます。例えば、「h」と「n」の区別が曖昧,「.ピリオド」「?」の付け忘れ,果ては「,カンマ」「'アポストロフィ」の位置がずれているだけでも減点の対象となります。理系科目はもっと繊細なので(数字の大きさ、位置で意味が異なります)、丁寧に書く習慣を身につけておく必要があります。

まとめ◆
英語は異文化に接することができる楽しい教科です。外国の歌、雑誌、映画…が楽しめます。外国人とおしゃべりもできます。しかし、数学などと同じく「評価」の対象であることを忘れてはなりません。点数として評価されます。しかも減点法で。ですから、規格から外れていると、ビシビシ減点されるのです。

何事も最初が大事といいます。中学校生活を順調に送るためにスタートダッシュが肝要。そのために以上のような学習習慣を身につけておきましょう。

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