JACKIE

Beautiful Things in My Life

ジャネットを思い出さなあかん日 I'm very happy to have spent some time with Jeannette

2010-03-14 | 日記・エッセイ・コラム

Visiting_grave

久しぶりのええお天気やから、今日はお墓参りに行こ。

自転車で10分もかかれへんとこにあんねんから、行かな。

花を替えて、お墓をきれいに水で流し、お線香を立てて、手を合わせた。

House_of_jeannette 10年前、アメリカ研修の時、ワシントンDC近郊にあるアレクサンドリア市に、約1ヶ月ホームステイした。

ジャネットと言う名前の、年上の女性の家やった。

彼女はフランス系カナダ人で、仕事(世界銀行)のために、アメリカに居住していた。

めっちゃ明るくおしゃべりで、ちょっと天然入ってて、気をつかわせない、ほんまにええ人やった。

料理も上手で、アメリカでは考えられないぐらい、魚や野菜主体の低カロリーでうまい料理を作ってくれた。

アスリートのジャッキー、これには本当に助かった。

ジャネットがよく私に、「マクドナルドとピザハットを食べること、許せへんで。」

とよく言っていたのを思い出す。

隠れて食べた。

それと、音楽・映画が大好きで、ジャッキーとよく気があった。

夕食後に、よくお酒を飲みながら映画を見た。

映画の中で、英語がわかれへん時は隣りに先生がいてるようなもんやから、ほんまに助かった。

お昼は英語学校に通ってるが、この時間の方が、ほんまの英語勉強になったと思う。

せやけど、ジャネットから、「あなたは、英語の勉強せんと、お酒ばっかり飲んでる。今までホームステイさせた中で、始めてや。」と言われた。

ちゃうねん。飲んでジャネットと喋ってんのが、勉強やねん。

ホームステイ最後の夜のディナーの写真。

ピエロの飾り物は、ジャッキーの母親の手作りで、お土産に持ってきた。

ジャネット、気を使って写真におさめてくれた。

Last_dinner

日曜の朝は、教会へも連れて行ってくれた。

ジャネットの運転する車でスーパーへ行って、いろいろ買いあさるジャネットの後を、カートを押しながらついていった。

日本に帰ってからも、当然メール交換をしていたし、

日本のカレンダー(風景写真や花)が好きやったから、お正月は毎年年賀状とカレンダーを送った。

そんなジャネットから、ある時、火山が噴射してる写真が、いっぱいメールで送られてきた。

これどういう意味やねんやろ。

とその時は思っていた。

2年前の1月、一通の封筒が、家に届いた。

それは、ジャネットの兄弟からのもので、

その中には、私が送った年賀状と、

兄弟からの手紙が入っていた。

そこには、

私たち、ちょうどあなたの手紙(転送)を受け取りました。残念ですが、あなたにお知らせしなければならないことがあります。ジャネットはガンで、3月14日に亡くなりました。

と書かれてあった。