もうすぐ内地に帰らなきゃ。
友達できたからさ、やっぱりさみしいなあ。
だけどずっとここにいるわけにはいかないよ。
内地に帰ったら、うちは元気でいられるかなあ。
だってもう研究室に行ったって、いないんだよ。
あの机にはもう違う人が座っていて、タコノマクラもきっといなくなってて、
マドカツをいじめに来たり、フラッシュメモリ借りに来たり、
なんだかんだちょっかい出してくる人は、もういないんだよ。
そう思ったら、泣きたくなった。
ああ、うちはなんて小さいんだ。
なんて弱いんだ。なんてバカなんだ。
だいたい、うちから連絡しなかったら、連絡取ることもないんだよ。
それなのに、うちはいつまで想うのだろう。
むこうはもう、なんとも想ってないのに、もう過去になってるのに、
うちはいつまで想うのだろう。
いつまで哀しくなるのだろう。
いつになったら想わなくなるのだろう。
いつになったら想い出さなくなるのだろう。
そうやって、すごくすごく哀しくなる夜があって、
泣きたくなるのに、泣けないのだよ。
おかしいね。
いつかの夢のようだよ。
ほんとにいつまでたっても、バカなままだなあ。
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