犬神スケキヨ~さざれ石

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戦後を見て事を知り考えろ!

2015-06-01 21:38:36 | 草莽崛起
今回はまた古事記からは一旦外れます。

今回は戦後70年目を考え様と思います。

敗戦後70年目、半年が経ちました。
此処までの半年を踏まえて我が国やそれを取り巻く環境などを考えたいと思います。

米議会演説

4月29日上下両院合同会議にて我が国総理大臣安倍晋三氏は演説をした事は皆さん記憶に新しいですね。

結果から話すなら「大成功」と呼ぶべきものになりました。

硫黄島での戦いを話し、その生き残りであるローレンス・スノーデン元米海兵隊中将と日本側守備隊司令官で我が敬愛なる栗林忠道中将の直系の孫である新藤義孝議員との「和解」の握手は見ていて新しい時代の到来を感じずにはいられませんでしたね。

そして五月初旬に慰労を兼ねて金美齢さんが安倍総理を招きパーティをしたそうです。
そこで安倍総理はこんな事を話されたそうです。

「本会議は日本の会議と随分違いましたね。日本では与党議員しか拍手しない。野党議員はバカヤローと野次るばかり。アメリカの議会ではほぼ全員が拍手してくれた」
日本とは随分違いますね…

そしてこう続く。

「行きの機内で祖父の米議会演説の映像を見たのですが、当時は西側重要国の一つでもなく、随分雰囲気は違ってたんじゃないかな。祖父は日本語で演説し、それを逐語通訳、それでも随分拍手はありました。」

更にこう続く。

「準備は随分やりました。謝罪はしないという基本的トーンを決め、何人もで相談しながら何回も書き直しました。『希望の同盟』は私が考えたんですよ。」

これは面白い話しですね。

当初は硫黄島ではなくバターンの兵士を呼ぼうという案があったそうですが、日米合同で慰霊をしている硫黄島になった。
日米両方の生き残りに来てもらうつもりだったのですが、もう90歳を超えるご高齢の為に日本側は断念。米側はスノーデンさんに依頼、日本側は栗林忠道中将の孫で盟友の新藤義孝議員しかないとなったそうです。

スノーデン氏も今や90歳を超え高齢で、直前に体調を崩され心配もしましたが「これは人生最後の戦いだ!必ず行く!」と仰りそしてあの和解の握手となりました。

翌日のワシントンポスト紙の一面は安部総理ではなくこの「和解の握手」の写真でした。

演説がもたらしたもの

此れ程に未来志向の演説は最近ではなかったのではないでしょうか。

しかし、保守左派共に物足りなく感じたでしょう。

しかし、対象は米国議員です。その点においてはしっかりと意識した内容であったと思います。

アメリカ人にはあれぐらいオープンでストレートな方が良いのです。
世界で正直な国民は?と聞くと「アメリカ人」と「日本人」と答える人が多いのです。

日本人は我々ですから解りますね。
何よりも労働者のモラルは世界一です。このモラルの高さが日本製品の信頼となっています。

さてアメリカ人ですが、「え?」と思う人もいるでしょうがアメリカ人は日本人とは違う正直さを持っています。
アメリカの正直はストレートさです。
真っ直ぐ直球を投げれば直球で返して来ます。
変化球を投げれば、其れなりの物しか返しません。

つまり、「コイツは信用出来る」と思えば真っ直ぐに付き合うことをする。それがアメリカです。
その意味ではジョークもしっかり効いてアメリカ人のハートを掴んだと言えます。

まぁ案の定と言いますか…朝日新聞やら支那朝鮮は「謝罪がない」だの「慰安婦」などとケチを付けましたね。
しかし、アメリカ人相手の演説で何故そんな事に触れねばならんのか?サッパリわかりませんね。

謝罪ばかりする、謝罪から始まる様なスピーチをアメリカ人は好みませんし、「謙遜」なるものは日本では美徳でもアメリカでは違います。
又、硫黄島を持ち出す事で「平和」をお題目ではなく具体的な事実を例にそれを「体現するんだ!」とアピールする事が出来ました。
更に官邸やらブレーンや昭恵夫人がこの演説を成功させる為に多大な努力をした事も大きいでしょう。

ハッキリ言うなら下手な英語です。しかし英語で演説をする事に意味があります。
「発音が悪い」とか「中学生レベル」だの安倍総理の英語にケチを付ける者もありました。
アホの民主党小西某などいち早くツイッターでクサしてましたね。
だいたい小西某など母国語である日本語が不自由な人間が何を偉そうに上から目線で吐かしているのか!

更に支那朝鮮も捏造歴史の反日国はこの演説の成功にさすがに焦りがある様で、朴槿惠なんかはコロッと手の平返しに出ましたね。アホです。

此れから成す事

此れ程未来志向のスピーチは是非教材にするべきです。解りやすい英文ですから中高校の英語の教材にするべきです。

海外では素晴らしいスピーチは教材として使い、政治や近現代史を学びます。
日本ではありませんね。
世界のスピーチを学ぶ事で世界の中の祖国を考え、それにより世界を見る事が出来ます。
それは愛国心を育て、本物の愛国者を育てる事になり「何の為に勉強し、何の為に生きるのか?」を学ぶ事に繋がるのです。
敗戦後、「理念」を持つな!と教育された敗戦後教育を打ち砕く事に繋がります。

またこの演説において重要なメッセージとして覚えておきたいのは「世界と対等に渡り合うぞ!もう敗戦国とは言わせない!」と言う意思です。
ですから「東西冷戦の勝者」と自ら述べました。もう敗戦国ではない、西側の一員として東西冷戦を戦い勝利した戦勝国だ!とアピールしました。
正に歴代にない素晴らしいアピールです。

そして新しい日米同盟を以って希望の同盟とした。

これは何よりも覇権主義丸出しの支那への牽制となり得たものです。

今般の安保法制審議での野党議員のくだらない上げ足取りの質疑を見れば、その焦りが垣間見えます。
支那朝鮮に阿る議員や政党などは必死です。

ですから質疑応答に全く国の根幹や国家理念を問う質問がない。それがあるなら総理への質問は「この安保法案を以ってこの国をどうするのか?」とか「あなたの国家観はなんですか?」となるはずで理念の違いがぶつかるはずです。
しかし、そんな質問は一切なく、アホ共産党のアホ志位某等はポツダム宣言を持ち出す始末です。
「総理はポツダム宣言を知ってますか?」とクイズ王小西某のお株を奪うトンチンカンです。

就任以来、文字通り「地球儀外交」を行ってきた一つの集大成、成果と呼ぶべき演説ではありませんかね。

我が国は東西冷戦に勝利した西側の一員として、更にアジアの盟主としてやらなければならない事があります。

支那の覇権主義を牽制し、日本古来の誠を以ってアジアの平和と発展に寄与しなければなりません。

先の大戦ばかりを持ち出し「間違った戦争」ばかりを話すアホの左翼やナンチャッテリベラル。しかし、それ以前の日清戦争や日露戦争を「間違った戦争」と言う輩を見た記憶はありません。何故先の大戦ばかりを持ち出すのか?
先の大戦を間違った戦争と言い、日清、日露戦争をそう言わないのか?

先の大戦だけが間違いと言うならそれは「負け」た戦争だからと言う事でしょう。
つまり『負けたからあれは良くない』と言っているのと同じです。

我々日本人がアジアに謝るべき事は「敗戦」であって、有りもしない南京虐殺や只の職業売春婦の慰安婦コスプレババァではありません。

なし得なかった大東亜共栄圏であり、日本敗戦により戦勝国民になり損ねた朝鮮人へ「期待に添えずすまんかったね!悪ぃ悪ぃ」と言う話しです。

支那の国際インチキオレオレ詐欺銀行は支那からの「通貨」戦争の宣戦布告です。

東西冷戦の勝者である我々日本は、あんな地域振興券みたいな通貨「人民元」には負ける訳にはいかないのです。
世界銀行で取り引きされる通貨はドル、ユーロ、ポンドそして円です。

世界に通用する通貨を持つ国として、「やるぞ!」と言うアピールをした。

それが今般の米議会演説ではなかったかと思います。


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