何処へ

少ぉし前になるが…

夜、施設の利用者が脱走..　ではなく…　

って、脱出もへんだし。
逃走..　としたら、、もっとヤバイ^^;

つまるところ、
外へ出掛けちゃった（離設）事故が起こった。

そもそも、
グループホームというのは介護保険制度の地域密着型サービスで在宅介護の一種だそうで認知症対応型共同生活介護という。
外へ出掛けたのには日頃から“うちに帰りたい”と発言してたので徘徊とも違った。
徘徊といったら目的がなくうろうろ夢遊病者のよぅな行動のことだから。
でも、
その利用者に“うち、どこだっけ?教えて!”と毎日、何度も聞かれてたのだけど…

たまたま、休憩をとっていた。

事故後のスタッフミーティングでの検証で、、

いつもの休憩タイムに休憩が出来ず、約１ｈずれて遅出の日勤者がまだ居るぎりぎりの時間帯からの休憩だったことと夜勤者が派遣だったことなど業務的に手薄になった頃合いの出来事だったと決めつけられた^^;

なんでそんな時間に休憩をとったの?!　とか質問されても、、

いつもの時間といぅのもスタッフ同志の暗黙の了解のよぅな感じの時間帯である事と夕食の後片付けや口腔ケアや数人の排泄介助などが始まってしまったので自然と休憩時間をスライドしただけといぅことを発言。

むしろ、
施設のセキュリティの問題じゃねっ?!　とおれはココロのなかで感じてたのだけど…

他の施設経験者などの転職者に聞くと、、
早番や日勤、遅番夜勤など時間帯はあっても誰が調理、誰が入浴介助、誰と誰が全体のケアをみる。
などとシフト上で決められていたので、否応もなかったと言っていた。

が、今の施設にはシフトはあるが細かな個別の勤務内容の指示はない。

ただ、
決められてない分、暗黙の拒否っぽぃ行動もとれたりする。
やっぱり、無意識の認知暴力老人の入浴介助などは敬遠されたりする。
介護職員の【嫌だ的表情】を認知症高齢者は見逃さないものらしくより酷い暴力とか拒否反応をしたりするらしぃのだ。

けっきょく
家族に連絡し警察介入の許可を頂く。
本人の顔写真作成とかどんな服装だったとか分かり得る情報をもって警察へ協力依頼。
翌未明にみんなが思ってたよりも遠くの管轄の警察から本人を保護したとの連絡があった。一安心。

本人は転んだのかぶつけたのか…・(?!)顔に怪我。

当日の夕方になって出勤して見ると、、
救い(?!)か、、
如何か分からないけど。
ぜんぜん覚えてなくて顔の怪我の原因もまるで分からない様子だった。
夜には顔が紫色に腫れ上がってお岩状態で目が明けられなかった。
本人は口腔ケアで鏡を見ながら“色がとれない”と言いながら指で顔を触っていた。