小島と広島と私たち

島爺の倉橋島での農作業と,
広島を中心とした孫たちとのくらし

海外?の旅-3

2012-08-26 01:00:00 | メモ
   たまには観光地も
 湯に浸かってふやけていただけではない。
せっかくだからと,ちょっ,ちょろっ,と足を伸ばした。
一つは,竹田市の岡城跡。(上写真右はwebからお借りした)
 廃城令により,今から140年前の明治4年,
城内の建造物は全て破却されされたという。
今は,阿蘇や九重の火山活動による堆積物が造った岩壁の上に
石垣を残すのみとなっている。(平地からの高さは約100m)

土井晩翠作詞・荒城の月の作曲は滝廉太郎。
諸説あるようだが,モデルはこの岡城跡とも云われる。
西の丸跡で会ったか,滝廉太郎の像と歌詞が佇んでいた。

 その2は,原尻の滝(豊後大野市緒方町原尻)。
「昔はもっとすごかった」
とかみさんは云うのだが・・・。
すぐ川下に,全体が見渡せるように吊り橋が架かっている。
高原大地にあって落差20m,幅140mと見応えはあるのだが,
滝のすぐ上には潜水橋のように遊歩道が造られている。
  
 そのために水がせき止められて,滝をなすのは一部となる。
橋脚のある橋では,鞆の浦ではないが,景観をこわす,と工夫したのであろうか。
だが,吊り橋を架けたのだから,取り壊しては如何?。
このままでは,水の通り道は更にえぐれるから,滝の体をなさなくなってくる。

 “台風の時には見応えがあるよ”という声があったが,なんとも。

コンクリートに穴を空けたのであろうか,塞いだ橋のすぐ下に水の流れがあった。
岡城といい,人のすることは愚かだが,したたかな自然の力が見えた。

 この日の宿泊はビジネスホテルで,
時間の制限がないから赤川温泉(竹田市久住町)に寄った。
硫黄泉で露天の湯槽が2つもあったが,いずれも冷泉。
かみさんは,
「露天風呂の一つは暖かで,滝も美しかったでしょう」
と云っていたが,ここでも女性が上位のようだ。

 宮崎県から来たという若者家族は,出たとこ勝負で数カ所の温泉に寄り道をするという。
そういえば,中国地方の広島県と同様,温泉の多い九州でも宮崎には温泉がない。

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