小島と広島と私たち

島爺の倉橋島での農作業と,
広島を中心とした孫たちとのくらし

感謝,感謝

2008-10-01 15:09:01 | 私見
       若い頃から二本も三本も抜けていた

 首輪,腕時計の行方不明事件についていくつかのコメントをいただきました。ありがたいことです。
 全くアホな話ですが,一つは首に掛かり,他の一つは枕元に転がっていたということで決着がつきました。頭髪はかろうじて残っていますが,中の方が何本も抜けて,よくもまあここまで生き延びられたものと寒心しています。
 元気なら「終了後にロッカーの点検をしないのか」と言ったかもしれませんが,何しろ意気消沈していましたから「ありませんでしたか」と聞くのが精一杯で,助かりました。

 昨夜は元同僚から
「あんたはいつ古希を迎えたんか?」と問われるし,
先日は店のお客さん(82歳と名乗っていました)が,
「あの人は,あんたのお父さんか?」と問うているのが聞こえてきました。
それなりに年を経て抜けるのは仕方がないことですが,私の場合は昔っからそうですから,何ともしようがありません。

 ところで結婚記念日には1年目から,
紙,綿,皮,花,木,鉄,銅,青銅,陶器,錫,鋼鉄,絹,レース,象牙,水晶
と15年までは毎年名称が変わって,20年後からは5年毎に,
磁器,銀、真珠,ヒスイ・珊瑚,ルビー,サファイア,ときて,
50年目が金,55年目がエメラルド,75(60)年目がダイヤモンド
となるようです。
 tontontonさん40年目だそうですが,『ルビー婚式』で,指輪かブローチなど贈られましたか?。まさか寺尾聡の『ルビーの指輪』で済まされたということはないでしょうね。3年後にはこんなことは忘れていますから,私は大丈夫ですが,人ごとながら心配です。

 誰が運転したのか?,それは秘密です,が,まあ軽く乾杯して,最終まで温泉とサウナでたっぷり汗を流しましたから,誰が運転しても大丈夫な状態であった,と,申し上げておきます。
 帰路は山間部を抜けましたが,遠かったですね。 
  

もう一つの9.28-3

2008-10-01 13:05:20 | 私見
       物忘れは今始まったことではなかった,見つかった時計

 29日は,近くの寿司店から「結婚記念日おめでとう・お祝い割引」の案内につられて,かみさんと自転車で出かけ,おいしくいただいた。
 30日,10余年前に一つの職場で仕事をした仲間が旧交を温めるべく集合(年2回の予定が今では1回)。
全員集合で11名というところだが,病気療養中,旅行,夫の定年退職日,母の介護ということで7名の予定。
 ところが,最も几帳面な1人が現れない。自宅に連絡を入れると,この日を楽しみにして意気揚々と出かけたという。県北の千代田町という町からだが,開始2時間前に家を出たというから,当然到着していて不思議はないのだが・・・。携帯は持ってない。
 終わる頃に電話が入る。会場の店が分からなかったのでそのまま帰宅した,と。みんなこように加齢を重ねている。2次会はスタンドでカラオケ。

 深夜,喉の渇きを癒して寝所に帰ると枕元でキラリ。
ありましたよ腕時計が。
万年床がばれてしまうが,あの夜,寒さに掛け布団を出し入れして紛れていたらしい。関係のない場所ばかりを探していたようで,かみさんに叱られずに済んだが・・・。
 仕事ばかりでなく,たまには呑んで遊べという啓示かと良い方に解釈する。

 そういえば,新婚旅行は夜行列車で早朝富山に下車。直後,車内に小物入れを忘れたことに気付き,次の駅から搬送してもらう。黒部峡谷鉄道を利用して欅平に。写真を撮って帰りかけると,上流から,オーイと呼ぶ声。胡散臭い人から逃れようと足を速めた私たちにもう一声。「カメラを忘れてるよ」。
 〆は,目が覚めたのが広島駅を通過して横川駅。特急列車はそのまま岩国までノンストップ。
 こういう二人の生活だから,母から「よくもったね」と言われても返す言葉はない。