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2009-03-11 | Project QRV (so long)
良い感じで気に入っている画像 ↑
(SWL用のアンテナカップラ 追記:10 Mar.2009)

* 2008年

7月9日
 こっちのインドネシア語は,まだまだの段階.
 英語をインドネシア語にトランスレートしてもらう為,事務員を同行.
 Jobではないけど,ご勘弁.

 まず,必要な書類の確認が始まる.

 書類は下記の5項目.
===================
 1.外国人滞在許可証(KITAS)
 2.パスポート
 3.日本でのライセンス(英文証明)
 4.使用する無線設備仕様

   のコピーを各2部

 5.写真を8枚(バックが赤色)
===================

 ちなみに,YBのライセンスを取得する上で一番ネックになるのが,

 1.外国人滞在許可証(KITAS)

 でしょう.

 KITASは,この国で納税して生活している,つまり,この国で働いて給与をもらう為の許可証です.国籍はJAですが,YBで納税している半YB国民として対応してくれます.例えば,ホテル等の料金の支払い時にKITASを提出すると,インドネシアン同等の料金になります.取得にはパスポートの他にワーキングビザが必要です.また,観光ビザでは取得出来ません.

 レシプロカルライセンスが結ばれていない国ですので,観光や出張でショートスティでコールサインを取得出来る可能性は無さそうです.ワーキングビザがあっても,KITASがないと,YBでのライセンス取得は難しい様です.
 また,ライセンス発行まで1年近くかかってしまう時間を考えると,ショートスティや出張ですと,時間的にも無理かと思います.(2009年現在)

 書類のチェック終了後,スタッフが,コールサインは資格別である事を説明している.
 YB,YE:1st,YC,YF:2nd,YD,YG:3rdでYHが4thクラスを表している云々...
 これは,以前,インターネットで知り得た情報と一緒と思いながら,トランスレートしてもらわなくても言ってる事が判る.

 ところが,

  スタッフ「20mバンドとWARCバンドは出れない.」
   MJS「ハッ?(俺のヒアリングが悪いのか? それって2ndクラスだぞ.)」
   MJS「もう一度言って.」と事務員にリクエスト.

 やっぱ,同じ返事...提出したライセンスの英文証明を見ながら,免許証は1stクラスである事と,固定局免許と移動局免許の許可されている周波数帯を説明.トランスレートがもどかしい...

   MJS「YBの1stクラス同等の資格なのだから,問題ないでしょ.」
  スタッフ「オーッ,これなら問題ない.コールサインはYBがもらえる.」

 って,何を根拠に2ndクラスだと思ったのか...謎.

 その後は,質問も無く無事終了.
 ホンマにエエのか? とこっちが心配してしまう.

 アッ! Radio specificaton で,POWERが100wの無線機を載せたからだ.
 でも,こっちだと個人では500wを出す気はないからね.

  スタッフ「コールサインはYB3**か***とサフィックスが
       2文字か3文字になる,イニシャルにするか?」
   MJS「エッ? 好きなコールサインがもらえるのか?」
  スタッフ「問題ない.」
   MJS「では,YB3JAにしてほしい,もし使っていたらイニシャルで.
       インドネシアで,初めて日本人の個人局が許可された感謝と,イ
       ンドネシアと日本の国交樹立50周年の記念も含めて.」

 って事で,好きなコールサインを指定したのだけど,本当にもらえるかどうかは未定.
 ちなみに,スラバヤは3エリアだから,プリフィックスはYB3になります.

  スタッフ「許可されるのにかかる時間は約2ヶ月です.」
   MJS「了解です.(それって,昔の日本だわなぁ.)」
  スタッフ「ライセンスの有効期間は1年間,毎年更新です.」
   MJS「了解です.(毎年,お金払うのか...)」
  スタッフ「先にテンポラリーレターが届来ます.それが届けばQRV
       出来ますけど,国内(YB)のみで,海外とのQSOは出
       来ません.」
   MJS「了解です.(って,オイオイ,そのテンポラリーレターって何?」

 実は,了解ですと言ってしまったものの,その「テンポラリーレター」の意味が全く判らず.

 テンポラリーレターが届いたら,ドメスティックオンリーでグローバルではリスニングオンリー,って言われた時,何だソレ? ドメスティックオンリーだったら,意味ないじゃん! ってその言葉しか聞えず,少しパニック.

 そんな制度は日本ではないから,意味が理解出来ず状態でした.
 トランスレートしてくれた事務員に後でゆっくり聞いて判った次第.
 正式なライセンスが届いたら,オールバンド,オールモードでQRVが出来る様になります.もちろん,グローバルに.

 そんなわけで,1stステップの開局申請は無事終了.
 ただ,あまりにもイージー過ぎて,少し不安が残っています.

 免許の申請料は,発行されてからの後払いでして,申請しました,ダメでした,でも,お金は戻りませんではないところに安心感があります.
 外国人の開局申請料は高いのです.¥10k超えで,更新時も毎年同額を払うのです.

 免許証を見せてもらったのですが,Wの様に包括免許でして,名前とコールサイン,有効期間が記載されています.大きさは,JAの免許証とほぼ同じ大きさで,クラスによって色分けされています.1stクラスはJAと同様の青系色でした.

 許可されるかはこれからの話ですけど,門前払いされなかった事がまず嬉しい.
 自宅でのQROの時を思えば,これからの2ヶ月後が楽しみです.

 タイミングが良ければ,AAのSSBでデビュー出来そうですよ.

 To be continued!!!


* ちなみに,YBではJAで言う総務省的なところから資格試験を含めて,
  コールサインの発給までを,全てORARIに委託されている模様.
  JARLと同等か,それプラスαなのでしょう.


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