TS-511XNが到着しました。
開局当時TRIOの最新鋭無線機でした。
このデザインは秀逸です、当時の無線機としてはグリーンの透過式のダイアルやヘアーライン仕上げのパネルなど斬新なものでした。
音も柔らかな感じで聞きやすく当時は「音の良い無線機」を売り文句にしていました。
この無線機はすでに100W改造と一部レストアが行われており調整だけで現役復帰できそうです。
TS-511XNは先に発売されていたTS-511Xにノイズブランカを搭載したマイナーチェンジ版です。
当時ライバルの八重洲無線はFT-101、FT401シリーズにノイズブランかを搭載しておりTRIOの対策を急いだものと思われます。
TS-511XN発売の翌年にはTS-520が発売され発売期間わずか一年の無線機でした。